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公開番号2024065636
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-15
出願番号2022174611
出願日2022-10-31
発明の名称操作装置及び遮蔽装置
出願人株式会社ニチベイ
代理人個人,弁理士法人i.PARTNERS特許事務所
主分類E06B 9/322 20060101AFI20240508BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】回転方向が異なる同一回転速度の入力軸の回転に対して駆動軸における同一回転方向の回転速度を異ならせることができる技術を提供する。
【解決手段】遮蔽装置における遮蔽材を開閉駆動する昇降軸22を操作する操作装置8であって、第1回転方向周りまたは第1回転方向周りの逆方を向く第2回転方向周りの回転力が入力される入力軸811と、入力軸811に第1回転方向周りの回転力が入力された場合に回転力を第1伝達経路を介して昇降軸22に伝達し、入力軸811に第2回転方向周りの回転力が入力された場合に回転を第2伝達経路を介して第1回転方向周りに反転した回転力を昇降軸22に伝達する切替機構とを備え、切替機構は、第1伝達経路または第2伝達経路のいずれか一方において、入力軸811に入力された回転を互いに異なる変速比に変速することを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
遮蔽装置における遮蔽材を開閉駆動する駆動軸を操作する操作装置であって、
第1回転方向周りまたは該第1回転方向周りの逆方を向く第2回転方向周りの回転力が入力される入力軸と、
前記入力軸に前記第1回転方向周りの回転力が入力された場合に該回転力を第1伝達経路を介して前記駆動軸に伝達し、前記入力軸に前記第2回転方向周りの回転力が入力された場合に第2伝達経路を介して前記回転を前記第1回転方向周りに反転した回転力を前記駆動軸に伝達する切替機構とを備え、
前記切替機構は、前記第1伝達経路または前記第2伝達経路のいずれか一方において、前記入力軸に入力された回転を互いに異なる変速比に変速することを特徴とする操作装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記切替機構は、
前記入力軸と一体回転可能、且つ前記入力軸の軸方向に移動可能に前記入力軸に軸支され、前記入力軸が前記第1回転方向周りに回転された場合に前記軸方向における第1方向に移動し、前記入力軸が前記第2回転方向周りに回転された場合に前記第1方向と逆方向を向く第2方向に移動するクラッチと、
前記入力軸に相対回転可能に軸支され、前記第1方向に移動されたクラッチと係合して該クラッチと一体回転して前記第1伝達経路を介して前記駆動軸に回転力を伝達する第1クラッチ受けと、
前記入力軸に相対回転可能に軸支され、前記第2方向に移動されたクラッチと係合して該クラッチと一体回転して前記第2伝達経路を介して前記駆動軸に回転力を伝達する第2クラッチ受けとを更に備える請求項1に記載の操作装置。
【請求項3】
前記第1伝達経路は、前記第1クラッチ受けに伝達された回転を変速せずに前記駆動軸に伝達し、
前記第2伝達経路は、前記第2クラッチ受けに伝達された回転を変速して前記駆動軸に伝達することを特徴とする請求項2に記載の操作装置。
【請求項4】
前記第2伝達経路は、複数のギアを介して前記第2クラッチ受けに伝達された回転を反転するとともに変速して前記駆動軸に伝達することを特徴とする請求項3に記載の操作装置。
【請求項5】
前記第1クラッチ受けは、該第1クラッチ受けと一体回転するギア部と、該第1クラッチ受けと一体回転し前記駆動軸に回転力を伝達する出力軸とを有し、
前記第2クラッチ受けは、該第2クラッチ受けと一体回転するギア部を有し、
前記第2伝達経路は、
前記第1クラッチ受けのギア部と噛み合う第1ギアと、
前記第2クラッチ受けのギア部と噛み合う第2ギアと、
前記第2ギアの回転を前記第1ギアに反転して伝達する中継ギアとを備えることを特徴とする請求項4に記載の操作装置。
【請求項6】
前記第1クラッチ受けのギア部と前記第1ギアとのギア比、または前記第2クラッチ受けのギア部と前記第2ギアとのギア比の少なくとも一方によって、前記第2クラッチ受けに伝達された回転が変速されて前記駆動軸に伝達されることを特徴とする請求項5に記載の操作装置。
【請求項7】
遮蔽装置における遮蔽材を開閉操作するための操作装置であって、
前記遮蔽装置に対する回転操作により入力される回転の回転方向に応じて、該回転が伝達される前記遮蔽材を開閉駆動するための駆動軸を第1回転速度で一方向に回転させる第1操作状態と、前記駆動軸を前記第1回転速度とは異なる第2回転速度で一方向に回転させる第2操作状態とに切り替える切替機構を備える操作装置。
【請求項8】
請求項1~請求項7のいずれか一項に記載の前記操作装置を備える遮蔽装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本実施形態は、遮蔽装置の遮蔽材を開閉操作する操作装置、及びその操作装置を備える遮蔽装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、遮蔽材を開閉操作するための操作装置を備える遮蔽装置として、特許文献1に示される日射遮蔽装置が知られている。この日射遮蔽装置は、操作手段の操作に基づいて正逆回転される入力軸の遮蔽材下降方向の回転を、遮蔽材上昇方向の回転より増速して駆動軸に伝達する伝達手段を備えている。
【0003】
このような遮蔽装置によれば、遮蔽材の引き上げ操作時には入力軸と同速度で駆動軸を回転させることができるとともに、遮蔽材の下降操作時には遮蔽材の引き上げ速度よりも遮蔽材の下降速度を高速化することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-28871号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述の日射遮蔽装置によれば、同一回転速度の入力軸の回転に対して、引き上げ操作時と下降操作時とにおける駆動軸の回転速度、すなわち、駆動軸における正回転方向速度と逆方向回転速度とを互いに異ならせることができるものの、駆動軸における同一回転方向の回転速度を変更することができないという問題がある。
【0006】
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、回転方向が異なる同一回転速度の入力軸の回転に対して駆動軸における同一回転方向の回転速度を異ならせる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するため、本発明の一態様は、遮蔽装置における遮蔽材を開閉駆動する駆動軸を操作する操作装置であって、第1回転方向周りまたは該第1回転方向周りの逆方を向く第2回転方向周りの回転力が入力される入力軸と、前記入力軸に前記第1回転方向周りの回転力が入力された場合に該回転力を第1伝達経路を介して前記駆動軸に伝達し、前記入力軸に前記第2回転方向周りの回転力が入力された場合に第2伝達経路を介して前記回転を前記第1回転方向周りに反転した回転力を前記駆動軸に伝達する切替機構とを備え、前記切替機構は、前記第1伝達経路または前記第2伝達経路のいずれか一方において、前記入力軸に入力された回転を互いに異なる変速比に変速することを特徴とする。
【0008】
また、本発明の一態様は、遮蔽装置における遮蔽材を開閉操作するための操作装置であって、前記遮蔽装置に対する回転操作により入力される回転の回転方向に応じて、該回転が伝達される前記遮蔽材を開閉駆動するための駆動軸を第1回転速度で一方向に回転させる第1操作状態と、前記駆動軸を前記第1回転速度とは異なる第2回転速度で一方向に回転させる第2操作状態とに切り替える切替機構を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、回転方向が異なる同一回転速度の入力軸の回転に対して駆動軸における同一回転方向の回転速度を異ならせることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態に係る遮蔽装置の構成を示す正面図である。
第1実施形態に係る操作装置における駆動機構の構成を示す正面図である。
第1実施形態に係る操作装置における切替機構の構成を示す正面図である。
図3のA-A線断面図である。
図3のB-B線断面図である。
第1実施形態に係るクラッチの構成を示す正面図である。
図3のC-C線断面図である。
円筒部材と第2伝達部材とを示す斜視図である。
円筒部材にクラッチばねを取り付けた状態を示す斜視図である。
円筒部材にカム部材を取り付けた状態を示す斜視図である。
第1実施形態に係る第1係合状態にあるクラッチ機構を示す正面図である。
第1実施形態に係る第2係合状態にあるクラッチ機構を示す正面図である。
第1実施形態に係る第1操作状態にある切替機構を示す正面図である。
第1実施形態に係る第2操作状態にある切替機構を示す正面図である。
第2実施形態に係る切替機構の構成を示す正面図である。
第2実施形態に係る第1操作状態にある切替機構を示す正面図である。
第2実施形態に係る第2操作状態にある切替機構を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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