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公開番号2024083015
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-20
出願番号2022197287
出願日2022-12-09
発明の名称遮蔽装置及び遮蔽装置の組立方法
出願人株式会社ニチベイ
代理人個人
主分類E06B 9/36 20060101AFI20240613BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】開口部の遮蔽状態を柔軟に変更することができる遮蔽装置を提供する。
【解決手段】縦型ブラインドは、固定面に固定されたカーテンレールCLに吊下軸123を介して吊り下げ可能な吊下部材120と、吊下部材120から連結部131を介して吊り下げ支持されるルーバー130と、を備え、吊下部材120は、ルーバー130の回転をガイドするガイド溝124を有し、連結部131がガイド溝124に沿って移動することで、ルーバー130が回転することを特徴とする。かかる構成によれば、開口部の遮蔽状態を柔軟に変更することができる遮蔽装置を提供することができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
固定面に固定されたレール材に吊下軸を介して吊り下げ可能な吊下部材と、
前記吊下部材から連結部を介して吊り下げ支持されるルーバーと、
を備え、
前記吊下部材は、前記ルーバーの回転をガイドするガイド部を有し、
前記連結部が前記ガイド部に沿って移動することで、前記ルーバーが回転することを特徴とする、遮蔽装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記ガイド部は、前記吊下部材に形成された対向する一対の円弧状の溝部であり、
前記連結部は、前記ルーバーの上方に突出するように設けられ、前記一対の溝部の各々に挿入されることで前記溝部に移動可能に連結される一対の軸部を有することを特徴とする、請求項1に記載の遮蔽装置。
【請求項3】
前記ガイド部は、前記吊下部材に形成された対向する一対の円弧部であり、
前記連結部は、前記ルーバーの上方に突出するように設けられ、前記一対の円弧部の各々が挿通することで前記円弧部に移動可能に連結される環状部を有することを特徴とする、請求項1に記載の遮蔽装置。
【請求項4】
複数の前記ルーバーが連動して回転するように隣接するルーバー間を連結可能であるとともに、前記ルーバーの回転と連動して移動可能な連動部材を更に備えることを特徴とする、請求項1に記載の遮蔽装置。
【請求項5】
前記連動部材は、前記連結部の少なくとも一部に設けられる軸部が挿通する挿通孔を有し、
前記挿通孔に前記軸部が挿通されることで前記ルーバーに連結され、
前記連結部は、前記挿通孔に前記軸部が挿通した状態で前記連動部材が移動すると、該移動と連動して前記ガイド部に沿って移動することを特徴とする、請求項4に記載の遮蔽装置。
【請求項6】
前記連動部材に連結可能であり、前記連動部材を介して複数の前記ルーバーの回転操作を可能とする操作部材を更に備えることを特徴とする、請求項4又は5に記載の遮蔽装置。
【請求項7】
固定面に固定されたレール材に吊下軸を介して吊り下げ可能な吊下部材と、
前記吊下部材から連結部を介して吊り下げ支持されるルーバーと、
を備え、
前記吊下部材は、前記ルーバーの回転をガイドするガイド部を有し、
前記吊下部材が前記吊下軸に対して、前記ガイド部に沿って移動することで、前記ルーバーが回転することを特徴とする、遮蔽装置。
【請求項8】
前記レール材は、固定面に固定されたカーテンレールであることを特徴とする、請求項1又は7に記載の遮蔽装置。
【請求項9】
ルーバーを備える遮蔽装置の組立方法であって、
固定面に固定されたレール材に吊下軸を介して吊り下げ可能な吊下部材と、
前記吊下部材から連結部を介して吊り下げ支持されるルーバーと、
を備え、
前記吊下部材は、前記ルーバーの回転をガイドするガイド部を有し、
前記連結部が前記ガイド部に沿って移動することで、前記ルーバーが回転するルーバーユニットを構成し、
前記ルーバーユニットを前記レール材に複数吊り下げることを特徴とする、遮蔽装置の組立方法。
【請求項10】
複数の前記ルーバーが連動して回転するように隣接するルーバー間を連結可能であるとともに、前記ルーバーの回転と連動して移動可能な連動部材を更に備える前記ルーバーユニットを構成し、
前記レール材に複数の前記ルーバーユニットを吊り下げるとともに、隣接するルーバーユニットのルーバー間を前記連動部材で連結することを特徴とする、請求項9に記載の遮蔽装置の組立方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遮蔽装置及び遮蔽装置の組立方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来のレール材に吊設された遮蔽材を備える遮蔽装置及び遮蔽装置の組立方法としては、特開2007-138601号公報(特許文献1)に示されるものがある。同文献に示される遮蔽装置は、第1及び第2カーテンレール(レール材)が互いに所定の間隔を空けて配置され、パネルスクリーン(遮蔽材)の上縁に第1及び第2ランナが設けられ、第1ランナが第1カーテンレールに走行可能に設けられ、第2ランナが第2カーテンレールに走行可能に設けられる。また、第1ランナがパネルスクリーンの上縁の幅方向の一方の端部から中央の間の全部又はその間の何れかの間で移動可能に取り付けられ、第2ランナがパネルスクリーンの上縁の幅方向の中央から他方の端部の間の何れかに固定される。
【0003】
これによれば、畳み込み操作時における畳み代を減少させることができるとともに、引出操作時に生じるパネルスクリーン間の隙間を減少させることができる。また、カーテンレールの形状に応じたランナを適宜選択すれば、既設のカーテンレールにパネルスクリーンを吊設して上記の遮蔽装置を構成することもできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-138601号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に示されるような従来の遮蔽装置及び遮蔽装置の組立方法では、パネルスクリーンの畳み込み操作及び引出操作は可能であるものの、パネルスクリーンの回転操作が可能なようには構成されていないため、開口部の遮蔽状態を柔軟に変更することができないという課題があった。
【0006】
そこで本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、開口部の遮蔽状態を柔軟に変更することができる遮蔽装置及び遮蔽装置の組立方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の第1の観点によれば、固定面に固定されたレール材に吊下軸を介して吊り下げ可能な吊下部材と、前記吊下部材から連結部を介して吊り下げ支持されるルーバーと、を備え、前記吊下部材は、前記ルーバーの回転をガイドするガイド部を有し、前記連結部が前記ガイド部に沿って移動することで、前記ルーバーが回転することを特徴とする、遮蔽装置が提供される。
【0008】
かかる構成によれば、吊下部材を介して既設のレール材に容易に遮蔽装置を取付可能であるとともに、遮蔽装置が備える回転可能なルーバーにより開口部の遮蔽状態を柔軟に変更することができる。
【0009】
また、本発明の応用例として様々なものが考えられる。例えば、前記ガイド部は、前記吊下部材に形成された対向する一対の円弧状の溝部であり、前記連結部は、前記ルーバーの上方に突出するように設けられ、前記一対の溝部の各々に挿入されることで前記溝部に移動可能に連結される一対の軸部を有するようにしてもよい。かかる構成によれば、複雑な駆動機構を設けることなく、簡易な構造でルーバーを回転可能に吊り下げることができる。
【0010】
また、前記ガイド部は、前記吊下部材に形成された対向する一対の円弧部であり、前記連結部は、前記ルーバーの上方に突出するように設けられ、前記一対の円弧部の各々が挿通することで前記円弧部に移動可能に連結される環状部を有するようにしてもよい。かかる構成によれば、複雑な駆動機構を設けることなく、簡易な構造でルーバーを回転可能に吊り下げることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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