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公開番号2024061490
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2022169469
出願日2022-10-21
発明の名称遮蔽装置
出願人株式会社ニチベイ
代理人個人
主分類E06B 9/36 20060101AFI20240425BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】遮蔽状態を柔軟に変化させることができる遮蔽装置を提供する。
【解決手段】縦型ブラインド100は、ヘッドレール110と、ヘッドレール110内に配列される複数のキャリア120と、複数のキャリア120の各々から回転可能に垂下するキャリア軸121と、1つのキャリア軸121に吊り下げられる第1ルーバー130及び第2ルーバー140と、を備え、キャリア軸121の回転によって、第1ルーバー130及び第2ルーバー140が一体回転可能な一体回転状態と、第2ルーバー140の回転が規制されて第1ルーバー130のみが回転可能な相対回転状態と、に遷移することを特徴とする。かかる構成によれば、遮蔽状態を柔軟に変化させることができる遮蔽装置を提供することができる。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
ヘッドレールと、
前記ヘッドレール内に配列される複数のキャリアと、
複数の前記キャリアの各々から回転可能に垂下する軸部と、
1つの前記軸部に吊り下げられる第1ルーバー及び第2ルーバーと、
を備え、
前記第1ルーバー及び前記第2ルーバーは、前記軸部の回転によって、一体回転可能な一体回転状態、又は、前記第2ルーバーの回転が規制されて前記第1ルーバーのみが回転可能となる相対回転状態になることを特徴とする、遮蔽装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記第2ルーバーの回転角度が所定の範囲内である場合には、前記第1ルーバー及び前記第2ルーバーが一体回転状態となり、該一体回転状態において前記第2ルーバーの回転角度が所定の範囲を超えようとする場合には、前記第2ルーバーの回転が規制されて前記第1ルーバーのみが回転可能な相対回転状態となることを特徴とする、請求項1に記載の遮蔽装置。
【請求項3】
前記軸部に一体回転可能に吊り下げられ、前記第1ルーバーを保持可能な第1ルーバーフックと、
前記軸部に相対回転可能に吊り下げられ、前記第2ルーバーを保持可能な第2ルーバーフックと、
を更に備え、
前記第1ルーバーフック及び前記第2ルーバーフックは、互いに交差した状態で吊り下げられ、
前記第1ルーバー及び前記第2ルーバーを交差させた状態で保持可能であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の遮蔽装置。
【請求項4】
前記第1ルーバーフック及び前記第2ルーバーフックは、互いに連結する連結機構を備えており、前記第1ルーバーフック及び前記第2ルーバーフックが連結すると前記一体回転状態となり、連結が解除すると前記相対回転状態となることを特徴とする、請求項3に記載の遮蔽装置。
【請求項5】
前記連結機構は、前記第1ルーバーフック及び前記第2ルーバーフックに設けられる磁石又は磁性体であり、前記磁石又は前記磁性体の磁力により互いに吸着すると前記一体回転状態となり、吸着が解除すると前記相対回転状態となることを特徴とする、請求項4に記載の遮蔽装置。
【請求項6】
前記第1ルーバーフック又は前記第2ルーバーフックの少なくともいずれか一方には、前記軸部を回転軸心とする回転壁部が形成され、前記磁石又は前記磁性体は前記回転壁部に配置されることを特徴とする、請求項5に記載の遮蔽装置。
【請求項7】
前記第1ルーバーフック及び前記第2ルーバーフックは、前記磁力による吸着により、互いのなす角度が略直交又は略平行に保持された状態で一体回転可能であることを特徴とする、請求項5に記載の遮蔽装置。
【請求項8】
前記第2ルーバーフックは、前記ヘッドレール又は前記キャリアの一部に当接して回転を規制する回転規制部を有することを特徴とする、請求項3に記載の遮蔽装置。
【請求項9】
前記第2ルーバーフックは、回転角度に応じて前記ヘッドレールの溝部に当接することで前記回転角度が所定の範囲を超えることを規制する前記回転規制部と、前記ヘッドレールの溝部に当接しない回転壁部と、を備えた中心部を有することを特徴とする、請求項8に記載の遮蔽装置。
【請求項10】
前記第1ルーバーフック及び前記第2ルーバーフックのうち少なくとも何れか一方は、隣接するキャリアから吊り下げられる第1ルーバーフック又は第2ルーバーフックと端部同士が当接可能な長さに構成されたことを特徴とする、請求項3に記載の遮蔽装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遮蔽装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来の遮蔽装置としては、特公平1-57227号公報(特許文献1)に示されるものがある。同文献に示される遮蔽装置は、上下端面に回転軸が設けられた不透明な遮光羽板材と、遮光羽板材の表裏両面に設けられた溝状の係合部に係合可能な被係合部を有し、被係合部が係合部に係合されることで遮光羽板材に直交するように取り付けられる透明又は半透明な採光羽板材とを備えている。
【0003】
これによれば、十字状に構成された遮光羽板材及び採光羽板材を一体回転させることで、遮光及び採光の調整を行うことができるようになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特公平1-57227号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に示されるような従来の遮蔽装置では、ルーバーとしての遮光羽板材及び採光羽板材が常に十字状のまま回転する構成であるため、遮蔽状態を柔軟に変化させることができないという課題があった。
【0006】
そこで本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、遮蔽状態を柔軟に変化させることができる遮蔽装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明によれば、ヘッドレールと、前記ヘッドレール内に配列される複数のキャリアと、複数の前記キャリアの各々から回転可能に垂下する軸部と、1つの前記軸部に吊り下げられる第1ルーバー及び第2ルーバーと、を備え、前記第1ルーバー及び前記第2ルーバーは、前記軸部の回転によって、一体回転可能な一体回転状態、又は、前記第2ルーバーの回転が規制されて前記第1ルーバーのみが回転可能となる相対回転状態になることを特徴とする、遮蔽装置が提供される。
【0008】
かかる構成によれば、軸部の回転によって、第1ルーバー及び第2ルーバーを一体回転させたり、第1ルーバーのみを回転させたりすることが可能となるため、遮蔽状態を柔軟に変化させることができる。
【0009】
また、本発明の応用例として様々なものが考えられる。例えば、前記第2ルーバーの回転角度が所定の範囲内である場合には、前記第1ルーバー及び前記第2ルーバーが一体回転状態となり、該一体回転状態において前記第2ルーバーの回転角度が所定の範囲を超えようとする場合には、前記第2ルーバーの回転が規制されて前記第1ルーバーのみが回転可能な相対回転状態となるようにしてもよい。かかる構成によれば、第2ルーバーの回転角度に応じて、第1ルーバー及び第2ルーバーを一体回転させたり、第1ルーバーのみを回転させたりすることが可能となるため、遮蔽状態を柔軟に変化させることができる。
【0010】
また、前記軸部に一体回転可能に吊り下げられ、前記第1ルーバーを保持可能な第1ルーバーフックと、前記軸部に相対回転可能に吊り下げられ、前記第2ルーバーを保持可能な第2ルーバーフックと、を更に備え、前記第1ルーバーフック及び前記第2ルーバーフックは、互いに交差した状態で吊り下げられ、前記第1ルーバー及び前記第2ルーバーを交差させた状態で保持可能であってもよい。かかる構成によれば、異なるルーバーを交差させた状態でキャリアに吊り下げることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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