TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024053438
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-15
出願番号2022159729
出願日2022-10-03
発明の名称開閉体装置
出願人文化シヤッター株式会社
代理人個人
主分類E06B 9/17 20060101AFI20240408BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】耐風フックを備えたスラットの巻取り時に耐風フックの干渉を極力無くし、巻き太りや巻き崩れの発生を防止する。
【解決手段】耐風フックを全てのスラットに設けたり、開閉体構成部材の1枚おきに設けない。耐風フック51L~59L,51R~59Rは開閉体手段を巻取シャフトに巻き取った状態で耐風フック同士が互いに干渉しないようにスラット1152,1147・・・1132・・・のようにスラット5枚おきに取り付ける。巻き取り1周目+αのスラット1101~1110には耐風フックを取り付けない。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
開口部を開閉するように動作する複数枚の開閉体構成部材からなる開閉体手段と、
前記開閉体手段の両側に設けられて前記開閉体手段を案内するガイドレール手段と、
前記ガイドレール手段内に設けられた係止突起手段と、
前記開閉体構成部材に設けられ、前記係止突起手段から前記開閉体構成部材が容易に抜け出さないように前記係止突起手段に係合される抜け防止手段とを備えた開閉体装置において、
前記抜け防止手段は、前記開閉体手段を巻取シャフトに巻き取った状態で前記抜け防止手段同士が互いに干渉しないように前記開閉体構成部材の複数枚毎に取り付けられており、巻き取り1周目+αの前記開閉体構成部材には前記抜け防止手段を取り付けないことを特徴とする開閉体装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ビル、工場、倉庫などの建物を含む構造物躯体の開口部に設置されるシャッターカーテンが風圧によってガイドレールから抜け落ちるのを防止した耐風フックを備えた開閉体装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
シャッターカーテンなどのような開閉体装置は、住宅、ビル、工場、倉庫、車庫などの建物を含む構造物躯体の開口部や窓部あるいは内部の通路や空間などの開口部に設置され、その開閉体を移動させることによってその開口部を開放、閉鎖するものである。これらの開閉体装置の中には、ガイドレールからシャッターカーテンが容易に抜けないように構成された耐風爪を備えたものが特許文献1に記載されている。この耐風爪は、強風などの風圧を受けることによってシャッターカーテンがガイドレールから容易に抜けるのを防止することができると共に防犯性能を高めることができるので、開閉体装置に多く採用されている。
【0003】
特開2001-182455号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
通常、スラットに耐風フックの取り付けられた開閉体装置である高耐風圧軽量シャッター装置は、全スラットに耐風フックを取り付けたり、スラットの所定数毎(所定間隔毎)に耐風フックを取り付けている。
耐風圧向上のために耐風フックを全スラットに設けたり、スラットの1枚おきに設けたりすると、スラットを巻き取ったときに耐風フック同士が干渉し、巻き太りや巻き崩れが発生するおそれがあった。
【0005】
本発明の目的は、耐風フックを備えたスラットの巻取り時に耐風フックの干渉を極力無くし、巻き太りや巻き崩れの発生を防止することのできる開閉体装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の開閉体装置の第1の特徴は、開口部を開閉するように動作する複数枚の開閉体構成部材からなる開閉体手段と、前記開閉体手段の両側に設けられて前記開閉体手段を案内するガイドレール手段と、前記ガイドレール手段内に設けられた係止突起手段と、前記開閉体構成部材に設けられ、前記係止突起手段から前記開閉体構成部材が容易に抜け出さないように前記係止突起手段に係合される抜け防止手段とを備えた開閉体装置において、前記抜け防止手段は、前記開閉体手段を巻取シャフトに巻き取った状態で前記抜け防止手段同士が互いに干渉しないように前記開閉体構成部材の複数枚毎に取り付けられており、巻き取り1周目+αの前記開閉体構成部材には前記抜け防止手段を取り付けないことにある。
この発明は、抜け防止手段(耐風フック)を全ての開閉体構成部材(スラット)に設けたり、開閉体構成部材の1枚おきに設けたりしないで、開閉体手段を巻取シャフトに巻き取った状態で抜け防止手段同士が互いに干渉しないように開閉体構成部材の複数枚毎に取り付けると共に巻き取り1周目+αの開閉体構成部材には抜け防止手段を取り付けないようにしたものである。これによって、抜け防止手段(耐風フック)を備えた開閉体構成部材(スラット)の巻取り時に抜け防止手段(耐風フック)の干渉を極力無くし、巻き太りや巻き崩れの発生を防止することができる。
【発明の効果】
【0007】
本発明の開閉体装置によれば、耐風フックを備えたスラットの巻取り時に耐風フックの干渉を極力無くし、巻き太りや巻き崩れの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係るシャッター装置の全体構成の一例を示す図である。
図1のシャッターカーテンの詳細構造を示す図である。
図2の耐風フックの取り付けられたシャッターカーテンが巻取シャフトに巻き取られた状態を示す図である。
本発明に係るシャッター装置のガイドレール部分の詳細構成を示す図であり、ガイドレール13側を示す図である。
ガイドレールと耐風フックの取り合い状態を示す図である。
耐風フックの外観を示す斜視図である。
スラットに取り付けられた耐風フックの外観を示す図である。
図8は図7の斜視図である。
耐風フックの変形例の外観を示す図である。
スラットが進入する箇所を拡大して示したガイドレールの詳細を示す図である。
施錠ラッチの取り合いを示す図である。
耐風フィン付きのガイドレールに対応した施錠ラッチの概要を示す図である。
耐風フック付きスラットと施錠ラッチ付きスラットが隣り合って設けられている状態を示す斜視図である。
耐風フックと耐風フィン付きガイドレールの第1の変形例を示す図である。
耐風フックと耐風フィン付きガイドレールの第2の変形例を示す図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、図面に従って本発明の好ましい実施の形態としてシャッター装置について説明する。シャッター装置は、ビル、工場、倉庫などの建物を含む構造物躯体の開口部に設置されるものである。
【0010】
図1は、本発明に係るシャッター装置の全体構成の一例を示す図である。シャッター装置10は、開口部上側の構造物躯体に取り付けられシャッターケース1と、このシャッターケース1内に回動可能に設けられた巻取シャフト2によって巻き取られたり巻き戻されたりするシャッターカーテン12と、シャッターカーテン12の両端部を案内するように開口部側壁の構造物躯体に設けられたガイドレール13,14などから構成される。シャッターカーテン12は、複数の横長略短冊状のスラット11が上下に連結して構成されている。このシャッターカーテン12は、上下方向に長手垂直に立設された左右一対のガイドレール13,14にそれぞれの対応する左右の側縁部がガイドレール13,14内に挿入され、この側縁部がガイドレール13,14に沿って昇降案内されるようになっている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
対震ユニット丁番
5日前
個人
制御盤
1か月前
株式会社豊和
窓開閉装置
1か月前
個人
板ルーバー通気ドア
5日前
イープラス合同会社
防災ドア
26日前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
三協立山株式会社
開口部装置
12日前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
三協立山株式会社
開口部装置
5日前
三協立山株式会社
開口部装置
20日前
三協立山株式会社
開口部装置
5日前
三協立山株式会社
開口部装置
5日前
三協立山株式会社
開口部装置
5日前
三協立山株式会社
開口部装置
5日前
不二サッシ株式会社
ガラス障子
21日前
YKK AP株式会社
自動ドア
12日前
ナブテスコ株式会社
防火戸
20日前
株式会社LIXIL
日射遮蔽装置
19日前
YKK AP株式会社
枠改装構造
22日前
YKK AP株式会社
枠改装構造
22日前
株式会社LIXIL
日射遮蔽装置
19日前
文化シヤッター株式会社
開閉体装置
15日前
大和ハウス工業株式会社
戸袋
1か月前
株式会社LIXIL
建具
20日前
株式会社LIXIL
建具
20日前
株式会社泉陽商会
遮音引き戸構造
1か月前
ジー・オー・ピー株式会社
作業台用梯子
1か月前
昭和フロント株式会社
建具
25日前
昭和フロント株式会社
建具
1か月前
桑野工業株式会社
シート状部材の巻取装置
12日前
三和シヤッター工業株式会社
撓み抑制構造
6日前
個人
指挟み防止装置
今日
株式会社LIXIL
サッシ構造
13日前
大和ハウス工業株式会社
ドア開口の浸水抑止具
1か月前
大和ハウス工業株式会社
ドア開口の浸水抑止具
1か月前
大和ハウス工業株式会社
ドア開口の浸水抑止具
1か月前
続きを見る