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公開番号2024058722
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-30
出願番号2022165988
出願日2022-10-17
発明の名称指挟み防止装置
出願人個人
代理人弁理士法人パテントボックス
主分類E06B 7/36 20060101AFI20240422BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】縦に折り畳むことによって、よりコンパクトな形状にでき、巻き癖がつくことなく設置しやすい、指挟み防止装置を提供する。
【解決手段】実施例の指挟み防止装置1は、ドア90側に取り付けられるドア側取付部21~25と、壁91側に取り付けられる壁側取付部31~35と、ドア側取付部21~25及び壁側取付部31~35に接続され、ドア90の回転時に吊元側の隙間を閉塞する閉塞部41~45、51~55と、を備え、ドア側取付部21~25、壁側取付部31~35、及び閉塞部41~45、51~55は、ドア90の回転軸線に垂直な方向に分割されることで、ドア90の回転軸線に垂直な方向に折り畳み可能になっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ドア側に取り付けられるドア側取付部と、
壁側に取り付けられる壁側取付部と、
前記ドア側取付部及び前記壁側取付部に接続され、ドアの回転時に吊元側の隙間を閉塞する閉塞部と、を備え、
前記ドア側取付部、前記壁側取付部、及び前記閉塞部は、前記ドアの回転軸線に垂直な方向に分割されることで、前記ドアの回転軸線に垂直な方向に折り畳み可能になっている、指挟み防止装置。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記ドア側取付部、前記壁側取付部、及び前記閉塞部は、前記ドアの回転軸線に垂直な方向に別部材に分割され、かつ、前記ドア側取付部、前記壁側取付部、及び前記閉塞部の片面に共通してシートが貼り付けられて一体にされている、請求項1に記載された、指挟み防止装置。
【請求項3】
前記ドア側取付部、前記壁側取付部、及び前記閉塞部は、前記ドアの回転軸線に平行な方向に別部材に分割され、かつ、前記閉塞部は、前記ドアの回転軸線に平行な方向に2分割されてドア側閉塞部及び壁側閉塞部から構成される、請求項2に記載された、指挟み防止装置。
【請求項4】
分割された前記ドア側取付部、前記壁側取付部、及び前記閉塞部の間には、前記ドアの回転軸線に平行な方向及び前記ドアの回転軸線に垂直な方向に、所定幅の隙間が設けられている、請求項2又は請求項3に記載された、指挟み防止装置。
【請求項5】
前記ドア側取付部、前記壁側取付部、及び前記閉塞部は、PETであり、前記シートはOPPテープである、請求項4に記載された、指挟み防止装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ドアを開閉する際に、ドア本体とドア枠との間に生じる隙間に指が挟まれることを防止するようにされた指挟み防止装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、ドアを開閉する際に、幼児等がドア本体とドア枠(縦枠)との間に生じる空隙(隙間)に誤って指を挟んでしまう事例が報告されている。このようにドア本体とドア枠との間に指が挟まれる事故を防止する指挟み防止装置として、様々な構造のものが提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1は、ドア本体とドア枠の間にできるV字の隙間に乳幼児が指を挟まれてけがをしないように、ドアを開いたときに、ドア本体とドア枠との間に生じる隙間を安全フィルムによりカバーすることを開示する。
【0004】
さらに、特許文献2は、4つの帯状体から構成されるシート状部材であって、4つの帯状体のすべてが長手方向にロール状に変形可能である、指挟み防止装置を開示する。この特許文献2の構成であれば、ロール状に巻き取ることによって、割合にコンパクトな形状で販売・配送することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-247231号公報
特開2020-101005号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献2のようにロール状に巻き取るように構成した場合、少なくとも帯状体の幅に相当する高さが生じることになるうえ、巻き癖がついてしまうことで設置しにくくなる、という問題があった。このように巻き癖がついてしまうと、非常に設置しにくくなる。例えば、180cmの長さがあると、両腕の幅を超えるため、1人で設置するのはかなり難しくなる。
【0007】
また、従来品は梱包して発送する場合、小さくとも15cmx15cmx高さ18cmのサイズになるためポストに投函することができず、送料が嵩んでしまう。加えて、不在の場合は、複数回の訪問が必要になるため、迅速に配送することが難しかった。
【0008】
そこで、本発明は、よりコンパクトな形状にでき、巻き癖がつくことなく設置しやすい、指挟み防止装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明の指挟み防止装置は、ドア側に取り付けられるドア側取付部と、壁側に取り付けられる壁側取付部と、前記ドア側取付部及び前記壁側取付部に接続され、ドアの回転時に吊元側の隙間を閉塞する閉塞部と、を備え、前記ドア側取付部、前記壁側取付部、及び前記閉塞部は、前記ドアの回転軸線に垂直な方向に分割されることで、前記ドアの回転軸線に垂直な方向に折り畳み可能になっている。
【発明の効果】
【0010】
本発明の指挟み防止装置は、ドア90側に取り付けられるドア側取付部と、壁側に取り付けられる壁側取付部と、ドア側取付部及び壁側取付部に接続され、ドアの回転時に吊元側の隙間を閉塞する閉塞部と、を備え、ドア側取付部、壁側取付部、及び閉塞部は、ドアの回転軸線に垂直な方向に分割されることで、ドアの回転軸線に垂直な方向に折り畳み可能になっている。このような構成であれば、縦に折り畳むことによって、よりコンパクトな形状にでき、巻き癖がつくことなく設置しやすい、指挟み防止装置となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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