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公開番号2024050113
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022156744
出願日2022-09-29
発明の名称防火戸
出願人ナブテスコ株式会社
代理人個人,個人
主分類E06B 5/16 20060101AFI20240403BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】走行部及び駆動装置への伝熱を抑制する防火戸を提供する。
【解決手段】防火戸は、開口1に固定される無目5と、無目5の外面に取り付けられるとともに、開口1を開閉する第1引戸11及び第2引戸12を支持するレールベース21と、第1引戸11及び第2引戸12に取り付けられてレールベース21を走行する吊車23と、第1引戸11及び第2引戸12を開閉駆動する駆動装置20と、を備える。防火戸は、第1引戸11及び第2引戸12の厚さ方向において、無目5、吊車23、駆動装置20の順に配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
開口に固定される固定部と、
前記固定部の外面に取り付けられるとともに、前記開口を開閉する引戸を支持する引戸支持部と、
前記引戸に取り付けられて前記引戸支持部を走行する走行部と、
前記引戸を開閉駆動する駆動装置と、を備え、
前記引戸の厚さ方向において、前記固定部、前記走行部、前記駆動装置の順に配置される
防火戸。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記固定部は、前記開口の幅方向に延びる無目であって、
前記無目の内側であって前記引戸支持部が取り付けられる面に断熱材を備える
請求項1に記載の防火戸。
【請求項3】
前記固定部は、前記開口の幅方向に延びる無目であって、
前記無目と前記引戸支持部との間の距離を広げる離間部を備える
請求項1に記載の防火戸。
【請求項4】
前記離間部の内部に断熱材を備える
請求項3に記載の防火戸。
【請求項5】
前記固定部は、前記開口の幅方向に延びる無目であって、
前記無目と前記引戸支持部との間にステンレス板を備える
請求項1に記載の防火戸。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、防火戸に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の防火戸は、上吊り引戸と、上吊り引戸の上方に位置する横枠とを備える。横枠内には、上吊り引戸の上方に引戸支持材と、引戸を駆動するエンジンとを備える。引戸支持材は、上下に延びるとともに、横枠の室外側の内壁に取り付けられる。引戸支持材は、引戸支持材の下部から室内へ突出する吊りレール部を有する。吊りレール部に上吊り引戸に取り付けられた吊車が係合する。エンジンは、引戸支持材の上部に取り付けられる。よって、防火戸は、上吊り引戸、吊りレール、吊車、エンジンが下から順に配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-111890号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1に記載の防火戸では、引戸、吊車、吊車を介して引戸と連結されるタイミングベルト、及びエンジンが上下方向に並んでいる。このため、室外において火災が発生した場合、遮熱板を設けていても無目の中に熱が伝わったときには、可燃性の高い吊車、タイミングベルト、及びエンジンが短時間で発火するおそれがある。このため、吊車、タイミングベルト、及びエンジンへの伝熱を抑制することが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する防火戸は、開口に固定される固定部と、前記固定部の外面に取り付けられるとともに、前記開口を開閉する引戸を支持する引戸支持部と、前記引戸に取り付けられて前記引戸支持部を走行する走行部と、前記引戸を開閉駆動する駆動装置と、を備え、前記引戸の厚さ方向において、前記固定部、前記走行部、前記駆動装置の順に配置される。
【0006】
上記構成によれば、走行部と駆動装置とが引戸の厚さ方向において固定部から離れている。このため、火災が固定部の外側で発生したときに、熱が走行部と駆動装置とに伝わるまでの時間を長くすることができる。よって、駆動装置の発火までの時間を長くすることができる。
【0007】
上記防火戸について、前記固定部は、前記開口の幅方向に延びる無目であって、前記無目の内側であって前記引戸支持部が取り付けられる面に断熱材を備えることが好ましい。
上記防火戸について、前記固定部は、前記開口の幅方向に延びる無目であって、前記無目と前記引戸支持部との間の距離を広げる離間部を備えることが好ましい。
【0008】
上記防火戸について、前記離間部の内部に断熱材を備えることが好ましい。
上記防火戸について、前記固定部は、前記開口の幅方向に延びる無目であって、前記無目と前記引戸支持部との間にステンレス板を備えることが好ましい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、走行部及び駆動装置への伝熱を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
防火戸の概略構成を示す正面図である。
第1実施形態の防火戸の概略構成を示す縦断面拡大図である。
第2実施形態の防火戸の概略構成を示す縦断面拡大図である。
第3実施形態の防火戸の概略構成を示す縦断面拡大図である。
第4実施形態の防火戸の概略構成を示す縦断面拡大図である。
第5実施形態の防火戸の概略構成を示す縦断面拡大図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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