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公開番号2024022808
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-21
出願番号2022126165
出願日2022-08-08
発明の名称建具
出願人東友株式会社
代理人個人
主分類E06B 3/82 20060101AFI20240214BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】木質系材料を有する建具について、その反りを抑えながらも軽量化が図られた建具を提供する。
【解決手段】建具1は、木質系材料により形成された枠体10と、枠体10の戸厚方向両側に設けられた面材20とを備えている。面材20は、柔軟性を有するガラス板材からなり、枠体10に重ねて設けられて枠体10への空気の侵入を遮断する気密材24を備えている。面材20は、気密材24によって枠体10に固定されている。枠体10の戸幅方向両側には、柔軟性を有するガラス板材からなる側面材22が設けられている。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
木質系材料により形成された枠体と、
上記枠体の戸厚方向両側に設けられた面材とを備えた建具であって、
上記面材は、柔軟性を有するガラス板材からなり、
上記枠体に重ねて設けられて上記枠体への空気の侵入を遮断する気密材を備えている、建具。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
請求項1に記載の建具において、
上記面材は、上記気密材によって上記枠体に固定されている、建具。
【請求項3】
請求項1に記載の建具において、
上記枠体の戸幅方向両側には、側面材が設けられており、
上記側面材は、柔軟性を有するガラス板材からなる、建具。
【請求項4】
請求項1に記載の建具において、
上記枠体における上記ガラス板材が設けられていない表面は、上記気密材によって被覆されている、建具。
【請求項5】
請求項1に記載の建具において、
上記ガラス板材に重ねて設けられた化粧材をさらに備えている、建具。
【請求項6】
請求項1に記載の建具において、
上記気密材は、粘着性を有する気密テープである、建具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建具に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、部屋の出入口等に設置される建具は、木質系材料によって形成されている。しかし、木質系材料からなる建具には、吸放湿等によって反りが生じる問題がある。
【0003】
近年、住宅業界では省エネルギー化が求められており、建物の気密性や断熱性などが高められた、いわゆる高性能住宅の開発が進められている。しかし、高性能住宅において、換気性を高めて例えばガス濃度を1000ppm以下に抑えたとしても、湿気は空気の流通経路にある建具に吸着されやすい。よって、高性能住宅においても建具の反りは大きな問題である。特に、ハイドアと呼ばれる高さが2000mm~3000mm程度の建具では、より大きな反りが生じやすい。
【0004】
ここで、特許文献1には、引き戸用の建具について、スライド方向の前後に位置する2側面に縦溝を有する木製の建具本体と、その縦溝に嵌合する金属材からなる突条部を有する断面凸字状の側縁部形成材とを備えた建具が記載されている。このように、特許文献1の建具では、金属材からなる突条部を建具本体の補強材とすることにより、反りを生じ難くしようとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-202360号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、上記特許文献1の建具は、建具本体の反りを押さえ込む補強材として、縦方向に延びる2本の金属材が必要であるため、建具全体として反りを抑えつつ軽量化を図ることが難しい。
【0007】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、木質系材料を有する建具について、その反りを抑えながらも軽量化が図られた建具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る建具は、木質系材料により形成された枠体と、上記枠体の戸厚方向両側に設けられた面材とを備えた建具であって、上記面材は、柔軟性を有するガラス板材からなり、上記枠体に重ねて設けられて上記枠体への空気の侵入を遮断する気密材を備えている。
【0009】
本発明によると、気密材によって枠体への空気の侵入が遮断されるので、枠体への湿気の吸着が抑制される。しかも、面材のガラス板材は湿気をほとんど透過させないので、枠体への湿気の侵入を面材自体によっても抑制できる。よって、枠体の反りを好適に抑制することができる。
【0010】
ここで仮に、面材を従来のように木質系材料によって形成した場合、面材は比較的薄くて面積が大きいので反りが生じやすくなる問題がある。したがって、仮に枠体の反りを抑制したとしても、面積の大きい面材が反ってしまう結果、建具全体に反りが生じてしまうこととなる。
(【0011】以降は省略されています)

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