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公開番号2024041391
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-27
出願番号2022146179
出願日2022-09-14
発明の名称窓開閉装置
出願人株式会社豊和
代理人
主分類E06B 3/38 20060101AFI20240319BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】
障子を上下方向下方から外方に向けて押圧するダンパは、ブラケットに連結され回動するように構成されているが、障子の開閉に大きな力が必要となる。
【解決手段】
障子よりも屋内側に設けられ、その障子を上下方向下方から屋外側に向けて押圧する第2押圧手段の一方の端部は、前記障子よりも屋内側に設けられた連結部の付加構造と連結し、前記付加構造は前記第2押圧手段の一方の端部の移動を許容する手段である。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
換気用又は排煙用開口部を構成する枠体と、この枠体の上部に、ヒンジ部材によって、少なくとも前記枠体よりも屋外側へ開閉自在に連結される障子と、前記障子よりも屋内側に設けられ、その障子を上下方向下方から屋外側に向けて押圧する伸縮可能な第2押圧手段と、前記障子よりも屋内側に設けられ、その障子を上下方向上方から屋外側に向けて押圧する伸縮可能な第1押圧手段と、前記第1および第2押圧手段の押圧力に抗して、屋外側に開かれている障子を屋内側に角度変位させて閉窓状態に復帰させる復帰手段とを含み、前記第2押圧手段の一方の端部は、前記障子よりも屋内側に設けられた連結部の付加構造と連結し、前記付加構造は前記第1押圧手段の一方の端部の移動を許容する手段である
ことを特徴とする窓開閉装置。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記移動を許容する手段は、前記連結部に設けられた、前記第2押圧手段の一方の端部が連結し、移動可能な長孔であることを特徴とする請求項1記載の窓開閉装置。
【請求項3】
前記移動を許容する手段は、前記連結部に回動可能に連結され、前記第2押圧手段の一方の端部が回動可能に連結された、前記第2押圧手段の一方の端部を移動可能にするアームであることを特徴とする請求項1記載の窓開閉装置。
【請求項4】
前記長孔は前記枠体の上下方向と仮想延長線で直交しているか、又は前記枠体から離間するとともに枠体の上下方向下側へ傾斜していることを特徴とする請求項2記載の窓開閉装置。
【請求項5】
前記連結部の先端には前記アームと当接する当接部が設けられていることを特徴とする請求項3記載の窓開閉装置。
【請求項6】
前記連結部に円弧状の孔が設けられ、前記アームと前記連結部とが前記円弧状の孔を介して連結体により連結され、前記連結体が円弧状の孔内を移動可能に形成されていることを特徴とする請求項5記載の窓開閉装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、高層ビル、オフィスビルなどのような建物に設けられる換気又は排煙用の窓の開閉装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、高層ビル、オフィスビルなどのような建物に設けられる、鉛直方向の高さが900mm、水平方向の長さが1500mmのような大型の窓の開閉装置が、特許文献1に開示されている。その開閉装置は、排煙用開口部を構成する枠体と、この枠体の上部に、ヒンジ部材によって、枠体の外方へ開閉自在に連結される障子と、障子よりも内部(室内)側に設けられ、その障子を下方から外側方に向けて押圧する障子側と枠体に設けられたブラケットに連結されたダンパと、障子よりも内部(室内)側に設けられ、その窓を上方(ヒンジ側)から外側方に向けて押圧する障子側と枠体に設けられたブラケットに連結されたダンパと、その2つの押圧力に抗して、外部(室外)側に開かれている障子を内部(室内)側に角変位させて復帰させるワイヤと滑車から構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平5-78890号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
障子よりも屋内側に設けられ、その障子を枠体下方から外方に向けて押圧する障子側と枠体側に設けられた連結部に連結されたダンパと、障子よりも屋内側に設けられ、その障子を枠体上方から外方に向けて押圧する障子側と枠体側に設けられたブラケットに連結されたダンパは、それぞれブラケットに連結され、回動するように構成されているが、ブラケットに連結されている位置が固定のため、障子を枠体の下方から押圧するダンパは、障子の上方の障子の回動中心となるヒンジ側を押圧するため、大きな押圧力が必要となる。
【0005】
また、枠体の下方から障子を押圧するダンパは、障子の回動中心となる障子のヒンジ側を押圧した状態にあるため、障子を閉める場合は公知のハンドル式巻取装置(図示なし)のハンドルで巻き取ることになるが、巻き取るために大きな力が必要になる。
【0006】
本発明は、かかる不都合を解決することを目的として提供されたものであり、枠体下方から外方に向けて窓を押圧するダンパの一方の端部を連結する、障子よりも屋内側に設けられたブラケットに連結するダンパの一端側の移動を許容させ、設計通りの開き角度を実現でき、障子を閉じる場合に大きな力を必要としない窓開閉装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、かかる不都合を解決するために、換気用又は排煙用開口部を構成する枠体と、この枠体の上部に、ヒンジ部材によって、少なくとも前記枠体よりも屋外側へ開閉自在に連結される障子と、前記障子よりも屋内側に設けられ、その障子を枠体下方から屋外側に向けて押圧する伸縮可能な第2押圧手段と、前記障子よりも屋内側に設けられ、その障子を枠体上方から屋外側に向けて押圧する伸縮可能な第1押圧手段と、前記第1および第2押圧手段の押圧力に抗して、屋外側に開かれている障子を屋内側に角度変位させて閉窓位置に復帰させる復帰手段を含み、前記第2押圧手段の一方の端部は、前記枠体に設けられた連結部の付加構造と連結し、前記付加構造は前記第2押圧手段の一方の端部の移動を許容する手段であることを特徴とするものである。
【0008】
また、前記移動を許容する手段は、前記連結部に設けられた、第2押圧手段の一方の端部が連結し移動可能な、長孔であることが好ましい。
【0009】
また、前記移動を許容する手段は、前記連結部に回動可能に連結され、第2押圧手段の一方の端部が回動可能に連結された、第2押圧手段の一方の端部を移動可能にするアームであることが好ましい。
【0010】
また、前記長孔は前記枠体の上下方向と仮想延長線で直交しているか、又は前記枠体から離間するとともに前記枠体の上下方向下側へ向かって傾斜していることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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