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公開番号2024032650
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-12
出願番号2023107485
出願日2023-06-29
発明の名称制御盤
出願人個人
代理人個人,個人
主分類E06B 9/68 20060101AFI20240305BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】各電気機器の動作を他の電気機器と連携させて制御するための導入コストをより抑えることが可能な制御盤を提供する。
【解決手段】制御盤1は、例えば工場2、及び倉庫3等での複数台のシャッター装置40を制御対象にしたインターロック制御を可能にさせる。工場2、及び倉庫3等では、実際に設置されたシャッター装置40の台数、及びインターロック制御の内容が工場2、及び倉庫3等で異なる。このため、制御盤1では、シャッター装置40の台数、及びインターロック制御の内容に応じた設定が可能である。そのような設定を可能とすることにより、制御盤1の高い汎用性が実現されている。このため、制御盤1は、工場2、及び倉庫3等に幅広く適用させることが可能であり、幅広く販売することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
制御対象とする複数の電気機器のそれぞれの状態を表す状態情報を入力する情報入力手段と、
前記複数の電気機器の間で連携させる内容に応じた設定が可能であり、前記情報入力手段により電気機器毎に入力される前記状態情報を用いて、各電気機器の動作を管理するための管理信号を前記設定に従って生成する信号生成手段と、
を備える制御盤。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記信号生成手段は、前記電気機器毎に入力される複数の前記状態情報の内容に応じて開閉される複数のスイッチ、及びそれぞれ一つ以上のスイッチを短絡可能な複数の接続短絡手段を含む生成回路を複数、備えることにより、各電気機器の前記管理信号を、対応付けた前記生成回路に生成させ、
前記信号生成手段に対する前記設定は、前記生成回路毎に、前記生成回路に備えられた前記スイッチのうちで短絡させるべき短絡対象スイッチを、前記短絡対象スイッチに対応する前記接続短絡手段により短絡させることにより行われる、
請求項1に記載の制御盤。
【請求項3】
前記信号生成手段は、前記電気機器毎に入力される複数の前記状態情報の内容に応じて開閉され、前記開閉が逆相となる2つのスイッチを少なくとも含む複数のスイッチ群、それぞれ一つ以上の前記スイッチ群を短絡可能な複数の接続短絡手段、及び前記スイッチ群のうちで有効とするスイッチを選択可能にする複数の選択手段を含む生成回路を複数、備えることにより、各電気機器の前記管理信号を、対応付けた前記生成回路に生成させ、
前記信号生成手段に対する前記設定は、前記生成回路毎に、前記生成回路に備えられた前記スイッチ群毎に前記有効とするスイッチを前記複数の選択手段により選択させるとともに、前記生成回路に備えられた前記スイッチ群のうちで短絡させるべき短絡対象スイッチ群を、前記短絡対象スイッチ群に対応する前記接続短絡手段により短絡させることにより行われる、
請求項1に記載の制御盤。
【請求項4】
前記生成回路毎に設けられた前記複数の選択手段はそれぞれ、対応する前記スイッチ群のうちで有効とするスイッチを個別に切り替え可能にする切替スイッチであり、
前記切替スイッチは、対応する前記スイッチ群毎にまとめられ、マトリクス状に配置されている、
請求項3に記載の制御盤。
【請求項5】
前記生成回路毎に設けられた前記複数の接続短絡手段はそれぞれ、対応する前記スイッチ群毎に設けられ、前記スイッチ群を短絡可能にする設定スイッチであり、
前記設定スイッチは、2つの前記電気機器の間での連携関係を想定し、マトリクス状に配置されている、
請求項3に記載の制御盤。
【請求項6】
前記電気機器が開閉体を動作させる開閉装置であった場合、前記状態情報は、前記開閉体が閉じた状態か否かを示す状態信号であり、
前記信号生成手段に含まれる前記複数の生成回路では、複数の開閉装置の各状態に応じて、前記開閉体が開いた状態となるのを可能にさせる開閉装置を制限するインターロック制御のための設定が可能である、
請求項1~5の何れか1項に記載の制御盤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、制御盤に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば工場では、製品を製造する製造スペース内への外気の流入を抑えることが求められる場合がある。この外気の流入を抑えるため、出入口にそれぞれ設けられた電気機器であるシャッター装置を対象に、1つのシャッター装置の動作を他のシャッター装置の状態に応じて制御することが行われる場合がある。複数のシャッター装置のうち、開閉体を開状態、つまり外気が流入する状態にすることが可能なシャッター装置を1つのみに制限するようなインターロック制御は、その制御の代表例である。このインターロック制御を採用した場合、シャッター装置の開閉体を開状態にすることによる外気の流入は抑えられる。外気の流入が抑えられることにより、製造スペース内の気温の変化、及び虫、或いは埃等の流入等も抑えられることになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-54411号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数のシャッター装置を対象にしたインターロック制御は、そのための機能をシャッター装置に搭載させ、その機能を搭載させた複数のシャッター装置の間で信号を送受信させることにより、実現させることが可能である(例えば特許文献1参照)。しかし、このようなシャッター装置を用いる場合、インターロック制御の対象とするシャッター装置の数が多くなるほど、各シャッター装置間で信号を送受信するための配線が複雑化することになる。このようなこともあり、インターロック制御に対応した制御盤を設け、その制御盤により、各シャッター装置の動作を制御することも行われている。制御盤によるインターロック制御では、各シャッター装置と制御盤との間で信号を送受信させれば良いため、各シャッター装置間での信号の送受信を可能にさせる場合と比較し、配線は簡単化する。
【0005】
インターロック制御の対象となるシャッター装置の数、及びその制御内容、つまりインターロック制御の仕様は、工場毎に異なるのが普通である。そのため、従来、制御盤は、インターロック制御の仕様に応じて個別に作製し設置するようになっている。
【0006】
しかし、制御盤を作製するためには、面倒な作業が必要である。作製した制御盤に対しては、適切に動作するか否かの確認を行い、適切に動作しないことが確認された場合には、その原因を特定し、特定した原因を取り除く作業をしなければならない。このようなことから、制御盤によるインターロック制御では、制御盤の作製のための負担が大きく、インターロック制御の導入コストを上昇させる要因となっている。
なお、これは、シャッター装置とは別の電気機器、例えばドア、窓、或いはゲート等を対象に、各電気機器の動作を他の電気機器と連携させて制御する場合も同様である。
【0007】
本発明は、各電気機器の動作を他の電気機器と連携させて制御するための導入コストをより抑えることが可能な制御盤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様の制御盤は、制御対象とする複数の電気機器のそれぞれの状態を表す状態情報を入力する情報入力手段と、前記複数の電気機器の間で連携させる内容に応じた設定が可能であり、前記情報入力手段により電気機器毎に入力される前記状態情報を用いて、各電気機器の動作を管理するための管理信号を前記設定に従って生成する信号生成手段と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明では、各電気機器の動作を他の電気機器と連携させて制御するための導入コストをより抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1の実施形態に係る制御盤の適用例を説明する図である。
本発明の第1の実施形態に係る制御盤が各シャッター装置を制御する方法の例を説明する図である。
本発明の第1の実施形態に係る制御盤の内部配置例を説明する図である。
本発明の第1の実施形態に係る制御盤により可能なインターロック制御の内容例を説明する図である。
本発明の第1の実施形態に係る制御盤に形成された回路例を説明する図である。
本発明の第2の実施形態に係る制御盤に形成された回路例を説明する図である。
本発明の第2の実施形態に係る制御盤に形成された回路例を説明する図である(続き)。
2対5、及び2対5変形のインターロック制御の内容例を説明する図である。
本発明の第3の実施形態に係る制御盤に形成された回路例を説明する図である。
本発明の第3の実施形態に係る制御盤により更に可能になるインターロック制御の内容例を説明する図である。
リレースイッチの構成例、及びリレースイッチを短絡する仕組みの例を説明する図である。
第4の実施形態における生成回路群の構成例を示す図である。
本発明の第4の実施形態に係る制御盤の扉裏の例を説明する図である。
5台のシャッター装置で想定するインターロック制御の内容例を説明する図である。
第5の実施形態における生成回路群の構成例を示す図である。
本発明の第5の実施形態に係る制御盤の扉裏の例を説明する図である。
9台のシャッター装置で想定するインターロック制御の内容例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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