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公開番号2024021559
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-16
出願番号2022124463
出願日2022-08-04
発明の名称開口部建材
出願人三協立山株式会社
代理人個人
主分類E06B 1/70 20060101AFI20240208BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】 施工性の良い開口部建材の提供。
【解決手段】 下枠1と段差緩和材2a,2bとを備え、下枠1は、段差緩和材2a,2bの連結部3を有し、段差緩和材2a,2bは、室内外方向の一方側端部を下枠1の連結部3に連結し、他方側端部を床面4a,4bに載置してあり、連結部3を支点に回動可能である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
下枠と段差緩和材とを備え、下枠は、段差緩和材の連結部を有し、段差緩和材は、室内外方向の一方側端部を下枠の連結部に連結し、他方側端部を床面に載置してあり、連結部を支点に回動可能であることを特徴とする開口部建材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、玄関等に用いられる開口部建材に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
玄関に設置される開口部建材においては、下枠と床面との段差を緩和するために、上面が傾斜した段差緩和材を設置することがある。特に、既存の下枠を残し、その上に新しい下枠を設置するようなリフォーム用のものにおいては、新設の下枠と床面との段差は現場によってまちまちであり、その段差を緩和するためには高さの異なる複数の段差緩和材を準備しておかなければならないため、施工性が悪かった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は以上に述べた実情に鑑み、施工性の良い開口部建材の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による開口部建材は、下枠と段差緩和材とを備え、下枠は、段差緩和材の連結部を有し、段差緩和材は、室内外方向の一方側端部を下枠の連結部に連結し、他方側端部を床面に載置してあり、連結部を支点に回動可能であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
請求項1記載の発明による開口部建材は、下枠と段差緩和材とを備え、下枠は、段差緩和材の連結部を有し、段差緩和材は、室内外方向の一方側端部を下枠の連結部に連結し、他方側端部を床面に載置してあり、連結部を支点に回動可能であることで、1つの段差緩和材で下枠と床面との間の様々な段差に対応することができるので、施工性が良い。
【図面の簡単な説明】
【0006】
下枠部を拡大して示す縦断面図である。
本発明の開口部建材の一実施形態を示す縦断面図である。
同開口部建材の横断面図である。
同開口部建材の室外側から見た正面図である。
段差緩和材の設置角度の範囲を示す縦断面図である。
(a)は段差緩和材を下枠の連結部に連結するときの状態を示す縦断面図であり、(b)は設置状態では段差緩和材が下枠の連結部から抜けないことを示す縦断面図である。
段差緩和材を設置する際の手順を示す縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1~4は、本発明による開口部建材の一実施形態であって、リフォーム用の玄関引戸に適用したものである。この開口部建材は、図2,3に示すように、躯体開口部に取付けられている既設枠5を残し、その内周側に新しい枠(リフォーム枠)6を設置して玄関引戸をリフォームするものである。本開口部建材は、既設枠5の内周側に設置されるリフォーム枠6と、リフォーム枠6に引き違い状に開閉自在に納めた外障子7a及び内障子7bと、内障子7bの室内側に左右方向に摺動可能に設けた網戸8と、リフォーム枠6の室外側に設けた化粧カバー9とを備えている。
【0008】
リフォーム枠6は、図2,3に示すように、アルミニウム合金の押出形材よりなる上枠10と下枠1と左右の縦枠11,11を四周枠組みして構成されている。そしてリフォーム枠6は、既設枠5の内周側に室外側から納め、内周側からのねじ12で躯体に固定して取付けてある。
【0009】
図1に示すように、既設枠5の下枠13は床面4a,4bに埋め込む形で設置してあり、リフォーム枠6の下枠1は、既設枠5の下枠13の上面に載置してある。下枠1は、中空部を有する板状の基板部14と、基板部14の室内側に設けた立ち上がり部15を有している。基板部14の上面には、外障子7aと内障子7bと網戸8を案内するレールを成すステンレス製のレール構成材16が取付けてある。
このように、下枠1を既設枠5の下枠13上に載置してある関係で、下枠1の立ち上がり部15の上端と室内側の床面4aとの間、下枠1の基板部14の上面と室外側の床面4bとの間には段差が生じており、その段差を解消するために下枠1の室内側と室外側の床面4a,4b上に段差緩和材2a,2bが設けてある。なお、床面4a,4bはモルタルで形成した土間になっている。
【0010】
下枠1は、図1に示すように、立ち上がり部15の上端部に段差緩和材2aの連結部3が室内側に向けて開口する断面略C字型の溝状に形成してある。さらに下枠1は、基板部14の室外側端部に段差緩和材2bの連結部3が室外側に向けて開口する断面略C字型の溝状に形成してある。
(【0011】以降は省略されています)

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