TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024016712
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-07
出願番号2022119024
出願日2022-07-26
発明の名称防火戸
出願人ナブテスコ株式会社
代理人個人,個人
主分類E06B 5/16 20060101AFI20240131BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】火災時に、火炎を遮ることに加えて、煙を遮る防火戸を提供する。
【解決手段】防火戸1は、開口に取り付けられる引戸20と、開口と引戸20との間を塞ぐ金属製の板ばね73,81と、を備える。板ばね73は、ケース40の下部の幅方向の全面に設けられ、引戸20の上框27とケース40の下部40Aとの間を塞ぐ。板ばね81は、引戸20の下框28の幅方向の全面に設けられ、引戸20の下框28とガイドレール11との間を塞ぐ。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
開口に取り付けられる戸と、
前記開口と前記戸との間を塞ぐ金属製の板ばねと、を備える
防火戸。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記戸を駆動する駆動機構が収納されて、前記戸の上端が下部の開口から内部に入り込むケースを備え、
前記板ばねは、前記ケースの下部の幅方向の全面に設けられ、前記戸の上端と前記ケースの下部との間を塞ぐ
請求項1に記載の防火戸。
【請求項3】
前記戸の移動方向に延びて前記戸を誘導するガイドレールを備え、
前記板ばねは、前記戸の下端の幅方向の全面に設けられ、前記戸の下端と前記ガイドレールとの間を塞ぐ
請求項1に記載の防火戸。
【請求項4】
前記板ばねは、前記戸の戸先の戸の高さ方向の全面に設けられ、前記戸先と接触する接触部材と前記戸先との間を塞ぐ
請求項1に記載の防火戸。
【請求項5】
開口に備えられる固定壁であって、全閉時に前記固定壁の戸先の縦框と前記戸の戸尻の縦框とが対向する前記固定壁と、
前記戸の戸尻の縦框の高さ方向の全面に設けられる第1煙止め部材と、
前記固定壁の戸先の縦框の高さ方向の全面に設けられる第2煙止め部材と、
前記板ばねは、前記第1煙止め部材と前記第2煙止め部材との一方の先端が前記第1煙止め部材と前記第2煙止め部材との他方に対向する面の前記縦框の高さ方向の全面に取り付けられ、前記第1煙止め部材と前記第2煙止め部材との間を塞ぐ
請求項1に記載の防火戸。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、防火戸に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
建物に設置される防火戸が知られている。例えば、特許文献1に記載の防火戸は、開口を移動する扉、扉を駆動する駆動部、駆動部を制御する制御部、駆動部及び制御部を収容している横枠を備える。開口は、扉と横枠とにより常時閉鎖されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平6-26265号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載の防火戸では、火災時に、火炎を遮ることに加えて、煙を遮ることが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する防火戸は、開口に取り付けられる戸と、前記開口と前記戸との間を塞ぐ金属製の板ばねと、を備える。
上記構成によれば、防火戸が開口と戸との間を塞ぐ金属製の板ばねを備える。このため、火災が発生したときに、板ばねによって火災が起きている側から反対側に煙が流れることを抑制することができる。また、火災の熱により板ばねが変形することが抑制され、煙止めが機能しなくなることを防ぐことができる。
【0006】
上記防火戸について、前記戸を駆動する駆動機構が収納されて、前記戸の上端が下部の開口から内部に入り込むケースを備え、前記板ばねは、前記ケースの下部の幅方向の全面に設けられ、前記戸の上端と前記ケースの下部との間を塞ぐことが好ましい。
【0007】
上記防火戸について、前記戸の移動方向に延びて前記戸を誘導するガイドレールを備え、前記板ばねは、前記戸の下端の幅方向の全面に設けられ、前記戸の下端と前記ガイドレールとの間を塞ぐことが好ましい。
【0008】
上記防火戸について、前記板ばねは、前記戸の戸先の戸の高さ方向の全面に設けられ、前記戸先と接触する接触部材と前記戸先との間を塞ぐことが好ましい。
上記防火戸について、開口に備えられる固定壁であって、全閉時に前記固定壁の戸先の縦框と前記戸の戸尻の縦框とが対向する前記固定壁と、前記戸の戸尻の縦框の高さ方向の全面に設けられる第1煙止め部材と、前記固定壁の戸先の縦框の高さ方向の全面に設けられる第2煙止め部材と、前記板ばねは、前記第1煙止め部材と前記第2煙止め部材との一方の先端が前記第1煙止め部材と前記第2煙止め部材との他方に対向する面の前記縦框の高さ方向の全面に取り付けられ、前記第1煙止め部材と前記第2煙止め部材との間を塞ぐことが好ましい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、火災時に、火炎を遮ることに加えて、煙を遮ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
防火戸の一実施形態の構成を示す正面図である。
同実施形態の防火戸の構成を示す縦断面図である。
同実施形態の防火戸の上部の拡大縦断面図である。
同実施形態の防火戸の下部の拡大縦断面図である。
同実施形態の防火戸の構成を示す横断面図である。
同実施形態の防火戸の全閉状態の戸先を示す横断面図である。
同実施形態の防火戸の全閉状態の戸尻を示す横断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
対震ユニット丁番
8日前
株式会社豊和
窓開閉装置
1か月前
個人
制御盤
1か月前
個人
板ルーバー通気ドア
8日前
三協立山株式会社
構造体
1日前
三協立山株式会社
構造体
1日前
三協立山株式会社
開口部装置
23日前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
三協立山株式会社
開口部装置
15日前
三協立山株式会社
開口部装置
8日前
イープラス合同会社
防災ドア
29日前
三協立山株式会社
開口部装置
8日前
三協立山株式会社
開口部装置
8日前
三協立山株式会社
開口部装置
8日前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
三協立山株式会社
開口部装置
8日前
不二サッシ株式会社
ガラス障子
24日前
YKK AP株式会社
自動ドア
15日前
泉株式会社
窓ガラス保護具
2日前
ナブテスコ株式会社
防火戸
23日前
YKK AP株式会社
枠改装構造
25日前
YKK AP株式会社
枠改装構造
25日前
株式会社LIXIL
日射遮蔽装置
22日前
株式会社LIXIL
日射遮蔽装置
22日前
文化シヤッター株式会社
開閉体装置
18日前
大和ハウス工業株式会社
戸袋
1か月前
株式会社LIXIL
建具
23日前
株式会社LIXIL
建具
23日前
昭和フロント株式会社
建具
28日前
株式会社泉陽商会
遮音引き戸構造
1か月前
昭和フロント株式会社
建具
1か月前
ジー・オー・ピー株式会社
作業台用梯子
1か月前
桑野工業株式会社
シート状部材の巻取装置
15日前
三和シヤッター工業株式会社
撓み抑制構造
9日前
株式会社LIXIL
サッシ構造
16日前
個人
指挟み防止装置
3日前
続きを見る