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公開番号2024079165
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022191934
出願日2022-11-30
発明の名称建具
出願人YKK AP株式会社
代理人個人
主分類E06B 3/263 20060101AFI20240604BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】建具の障子が室外側から加熱されたときに、障子のパネルの室内側で、パネルの室内側面と下框の間に設けられるシール材の温度の上昇を抑制する。
【解決手段】建具1は、パネル10の室内側面13と下框20の間にシール材34が設けられた障子3を備えている。下框20は、シール材34の室内側に位置する中空部40を有している。建具1は、中空部40の内部に配置されて、中空部40から熱を受ける受熱部材50を備えている。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
パネルの室内側面と下框の間にシール材が設けられた障子を備えた建具であって、
前記下框は、前記シール材の室内側に位置する中空部を有し、
前記中空部の内部に配置されて、前記中空部から熱を受ける受熱部材を備えた建具。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
請求項1に記載された建具において、
前記シール材は、前記パネルの室内側面と前記中空部の間に挟まれている建具。
【請求項3】
請求項1又は2に記載された建具において、
前記下框は、前記下框の室外側の端部から前記中空部まで連続する金属部を有する建具。
【請求項4】
請求項1又は2に記載された建具において、
前記中空部は、金属製の底面部と、前記底面部の上方に位置する金属製の上面部と、前記底面部と前記上面部の間に形成されて前記受熱部材が配置される内部空間と、前記底面部と前記上面部の間に設けられて前記内部空間の室外側の箇所と室内側の箇所を塞ぐ一対の断熱材と、を有する建具。
【請求項5】
請求項1又は2に記載された建具において、
前記下框に沿って配置されて前記下框の少なくとも室内側に位置する横枠を備え、
前記中空部は、前記横枠の上端部よりも下側の位置で、前記シール材と前記横枠の間に配置される建具。
【請求項6】
請求項1又は2に記載された建具において、
前記中空部は、前記パネルの下面よりも上側の位置に配置される建具。
【請求項7】
請求項1又は2に記載された建具において、
前記受熱部材の熱容量は、前記中空部の熱容量よりも大きい建具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パネルと下框を有する障子を備えた建具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
建具の障子では、パネルと下框の間の箇所を止水するため、シール材がパネルと下框の間に設けられている。パネルの室内側では、シール材は、パネルの室内側面と下框の間に設けられて、パネルの室内側面と下框に接触する。また、このような建具の構造として、従来、ガラス障子の框と押縁により、ガラス溝を形成し、パネルであるガラス板をガラス溝に配置する断熱サッシのガラス板取付構造が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載された従来の断熱サッシのガラス板取付構造では、シール材である目地材をガラス溝の空隙に充填して、ガラス板を框に取り付ける。ところが、火災等により、ガラス障子が室外側から加熱されたときには、ガラス板の室内側で、目地材がガラス板からの伝熱により加熱されて、目地材の温度が上昇する。目地材の温度によっては、目地材から可燃性のガスが発生して、可燃性のガス及び目地材が発炎することが懸念される。そのため、ガラス障子の防火性能の観点から、目地材の温度の上昇を抑制することが求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開平1-18292号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、建具の障子が室外側から加熱されたときに、障子のパネルの室内側で、パネルの室内側面と下框の間に設けられるシール材の温度の上昇を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、
パネルの室内側面と下框の間にシール材が設けられた障子を備えた建具であって、
前記下框は、前記シール材の室内側に位置する中空部を有し、
前記中空部の内部に配置されて、前記中空部から熱を受ける受熱部材を備えた建具である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、建具の障子が室外側から加熱されたときに、障子のパネルの室内側で、パネルの室内側面と下框の間に設けられるシール材の温度の上昇を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態の建具を示す正面図である。
第1実施形態の建具を示す縦断面図である。
第2実施形態の建具を示す正面図である。
第2実施形態の建具を示す縦断面図である。
第3実施形態の建具を示す正面図である。
第3実施形態の建具を示す縦断面図である。
第4実施形態の建具を示す正面図である。
第4実施形態の建具を示す縦断面図である。
第5実施形態の建具を示す正面図である。
第5実施形態の建具を示す縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の建具の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の建具は、移動可能な障子を備えた建具であり、建物の外壁に設置される。以下では、建具が窓である場合を例にとり、建具の複数の実施形態について説明する。
【0010】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の建具1を示す正面図であり、建物に設置された建具1を室内側からみて示している。
図示のように、建具1は、建物の開口部に設置されて、建物の室内(屋内)と室外(屋外)の間に配置される。建物の開口部は、建物の外壁に形成されて、建具1により塞がれる。
(【0011】以降は省略されています)

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