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公開番号2024060259
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-02
出願番号2022167526
出願日2022-10-19
発明の名称改装建具
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E06B 1/56 20060101AFI20240424BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】アタッチメントの形状を複雑化しないように構成した改装建具を提供すること。
【解決手段】改装建具1は、建物100の開口部11に設けられる既設枠21と、既設枠21の内周側に配置される新設枠31と、を備え、開口部11において既設枠21及び新設枠31の間に配置されるアタッチメント41を備え、アタッチメント41は、室内外方向に延びるベースアタッチメント40と、ベースアタッチメント40に固定されベースアタッチメント40よりも室外側に配置される室外側部分513を有する室外側アタッチメント50と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
建物の開口部に設けられる既設枠と、前記既設枠の内周側に配置される新設枠と、を備える改装建具であって、
前記開口部において前記既設枠及び前記新設枠の間に配置されるアタッチメントを備え、
前記アタッチメントは、室内外方向に延びるベースアタッチメントと、前記ベースアタッチメントに固定され前記ベースアタッチメントよりも室外側に配置される室外側部分を有する室外側アタッチメントと、を有する、改装建具。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記ベースアタッチメントは、室外側において前記既設枠の室外側に形成され見付方向の内側に向けて突出する室外側突出板の先端部に当接すると共に、室内側において前記既設枠の室内側に形成され見付方向の内側に向けて突出する室内側突出板の先端部に当接する、請求項1に記載の改装建具。
【請求項3】
前記室外側アタッチメントは、室内外方向に延びる室内外方向延在板と、前記室内外方向延在板から見付方向の内側に向けて突出すると共に室内外方向に間隔を空けて配置される複数の突出板と、を有し、
前記複数の突出板のうちの少なくとも1つの突出板には、前記室内外方向延在板との接続部において前記室内外方向延在板から切断可能な切断可能部が設けられる、請求項1又は2に記載の改装建具。
【請求項4】
前記室外側部分は、室外側の端部に配置され前記新設枠の室外側の端部の少なくとも一部を覆うカバー部を有し、
前記カバー部と前記新設枠との間には、気密材が配置される、請求項1又は2に記載の改装建具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、改装建具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、建物の開口部をリフォーム等で改装する方法として開口部に新たな建具を設置するカバー工法が採用されている。カバー工法において、建物の開口部に設けられる既設枠と、既設枠の内周側に配置される新設枠と、既設枠と新設枠との間に配置されるアタッチメントと、を備える改装建具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-121234号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のアタッチメントは、既設枠の室内側の見付面に当接する部分と、新設枠の室外側の見付面に当接する部分と、を有しており、形状が複雑化している。そのため、アタッチメントの形状が複雑化しないことが望まれる。
【0005】
本開示は、アタッチメントの形状を複雑化しないように構成した改装建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、建物の開口部に設けられる既設枠と、前記既設枠の内周側に配置される新設枠と、を備える改装建具であって、前記開口部において前記既設枠及び前記新設枠の間に配置されるアタッチメントを備え、前記アタッチメントは、室内外方向に延びるベースアタッチメントと、前記ベースアタッチメントに固定され前記ベースアタッチメントよりも室外側に配置される室外側部分を有する室外側アタッチメントと、を有する、改装建具に関する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態の第1構造例の改装建具の正面図である。
図1のA-A線断面図であって、第1実施形態の第1構造例の改装建具の上方側の部分の縦断面図である。
第1実施形態の第2構造例の改装建具の上方側の部分の縦断面図である。
第1実施形態の第3構造例の改装建具の上方側の部分の縦断面図である。
第1実施形態の第4構造例の改装建具の上方側の部分の縦断面図である。
第2実施形態の改装建具の上方側の部分の縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の第1実施形態の第1構造例及び第2構造例について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1に示すように、本実施形態の改装建具1は、例えば、マンション等のビルなどの建物100の開口部11に設けられる。図1は、改装建具1を室内側から見た様子を示している。改装建具1は、すでに設置されている既設枠2に、新設枠3を取り付ける改修を行って形成される。
【0009】
本明細書において、「見付方向」とは、建物100の壁に形成された開口部11に納められた改装建具1における障子12の面材の面方向を意味し、「見込方向」とは、上記面材の厚さ方向(即ち、奥行き方向)を意味する。「見込方向」は室内外方向でもある。「見付面」は、改装建具1における室外側及び室内側に面するそれぞれの面を意味し、「見込面」は、改装建具1において室内外方向に延びる面を意味する。図面において、改装建具1の見込方向の室外側を室外側X1とし、改装建具1の見込方向の室内側を室内側X2とする。改装建具1の見付方向における横方向を左右方向とする。
【0010】
改装建具1は、図1に示すように、建物100の開口部11に設置された既設枠2の内周側に、アタッチメント4(図2参照)を介して、新設枠3を取り付けることで構成される。改装建具1は、既設枠2と、新設枠3と、アタッチメント4(図2参照)と、を有する。新設枠3の内側には、障子12,12が開閉可能に納められる。
(【0011】以降は省略されています)

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