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公開番号2024065454
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-15
出願番号2022174316
出願日2022-10-31
発明の名称シャッター
出願人三和シヤッター工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E06B 9/15 20060101AFI20240508BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】断熱構造を備えたスラットシャッターを提供する。
【解決手段】
各スラット2の面部20の内面には、上側インターロック連結部21と、下側インターロック連結部22と、の間に位置して、凹部が形成されており、前記凹部には、断熱層形成体4が設けてあり、断熱層形成体4は、各スラットの幅方向に延びる金属製箱状部材5と、金属製箱状部材5の中空部に充填された第1断熱部材6と、からなり、断熱層形成体4と、面部20の内面と、の間には、少なくとも、金属製箱状部材5と前記内面との直接の接触を規制するように第2断熱部材7が設けてある。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
複数枚のスラットを連結してなるシャッターカーテンと、
前記シャッターカーテンの幅方向両端部を受け入れて高さ方向に案内する左右のガイドレールと、
を備えたシャッターにおいて、
各スラットは、面部と、前記面部の上側に形成された上側連結部と、前記面部の下側に形成された下側連結部と、からなり、
前記面部の内面には、前記上側連結部と、前記下側連結部と、の間に位置して、凹部が形成されており、
前記凹部には、断熱層形成体が設けてあり、
前記断熱層形成体は、各スラットの幅方向に延びる金属製箱状部材と、前記金属製箱状部材の中空部に充填された第1断熱部材と、からなり、
前記断熱層形成体と、前記面部の前記内面と、の間には、少なくとも、前記金属製箱状部材と前記内面との直接の接触を規制するように第2断熱部材が設けてある、
シャッター。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記金属製箱状部材は、面部と、面部の上端の上面部と、面部の下端の下面部と、幅方向両端の左右の側面部と、を備え、前記面部に対向する部位が開放しており、
前記上面部、前記下面部、及び、左右の側面部の先端と、前記面部の内面との間には、前記第2断熱部材が位置している、
請求項1に記載のシャッター。
【請求項3】
前記上面部が前記上側連結部に溶接され、前記下面部が前記下側連結部に溶接されている、
請求項2に記載のシャッター。
【請求項4】
シャッターカーテンの全閉姿勢において、前記断熱層形成体の幅方向両端部は、前記ガイドレール内に位置している、
請求項1に記載のシャッター。
【請求項5】
前記ガイドレールには、シャッターカーテンの全閉姿勢において、前記スラットの前記面部の外面に接触する気密部材が設けてあり、
前記断熱層形成体の幅方向両端部は、前記気密部材と前記外面の接触部位と略同じ位置あるいは当該接触部位よりもガイドレール底側に位置している、
請求項4に記載のシャッター。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シャッターに係り、詳しくは、断熱性能を有するスラットシャッターに関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
倉庫、工場、店舗等の開口部を開閉するために、いわゆる重量シャッターが用いられる場合がある。物流倉庫や工場等の内部空調効率化等の目的から、重量シャッターに断熱性能を持たせたいという要望がある。
【0003】
特許文献1には、シャッターの遮熱スラット構造が開示されている。このものは、各スラットの裏面側に設けられた断熱材層を個々に覆う裏面プレートの相互が、スラット相互の連結部となるカール部に沿ってオーバーラップしている点に特徴を備えており、裏面プレート相互のオーバーラップ部分によって、カール部の熱伝達や輻射伝熱が減少し、スラット全体の断熱・遮熱性能を向上させるというものである。
実開平7-16897
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、断熱構造を備えたスラットシャッターを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明が採用した技術手段は、
複数枚のスラットを連結してなるシャッターカーテンと、
前記シャッターカーテンの幅方向両端部を受け入れて高さ方向に案内する左右のガイドレールと、
を備えたシャッターにおいて、
各スラットは、面部と、前記面部の上側に形成された上側連結部と、前記面部の下側に形成された下側連結部と、からなり、
前記面部の内面には、前記上側連結部と、前記下側連結部と、の間に位置して、凹部が形成されており、
前記凹部には、断熱層形成体が設けてあり、
前記断熱層形成体は、各スラットの幅方向に延びる金属製箱状部材と、前記金属製箱状部材の中空部に充填された第1断熱部材と、からなり、
前記断熱層形成体と、前記面部の前記内面と、の間には、少なくとも、前記金属製箱状部材と前記内面との直接の接触を規制するように第2断熱部材が設けてある、
シャッター、である。
典型的な態様では、シャッターカーテンは、複数枚のスラットをインターロック連結することで形成されており、上側連結部は上側インターロック連結部であり、下側連結部は下側インターロック連結部であり、以下の記載において、上側連結部、下側連結部を、それぞれ、上側インターロック連結部、下側インターロック連結部と置き換えることが可能である。
【0006】
1つの態様では、前記金属製箱状部材は、面部と、面部の上端の上面部と、面部の下端の下面部と、幅方向両端の左右の側面部と、を備え、前記面部に対向する部位が開放しており、
前記上面部、前記下面部、及び、左右の側面部の先端と、前記面部の内面との間には、前記第2断熱部材が位置している。
【0007】
1つの態様では、前記金属製箱状部材の前記上面部が前記上側連結部に溶接され、前記下面部が前記下側連結部に溶接されている。
【0008】
1つの態様では、シャッターカーテンの全閉姿勢において、前記断熱層形成体の幅方向両端部は、前記ガイドレール内に位置している。
1つの態様では、前記ガイドレールには、シャッターカーテンの全閉姿勢において、前記スラットの前記面部の外面に接触する気密部材が設けてあり、
前記断熱層形成体の幅方向両端部は、前記気密部材と前記外面の接触部位と略同じ位置あるいは当該接触部位よりもガイドレール底側に位置している。
【発明の効果】
【0009】
本発明では、第1断熱部材を備えた金属製箱状部材からなる断熱層形成体が、第2断熱部材を介して、スラット(金属製)の面部に設けることで、断熱性能が向上されたスラットが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係るシャッター装置(開口部全閉時)の正面図である。
本実施形態に係るシャッターカーテンの部分側面図である。
本実施形態に係るスラットを内側から見た正面図である。
本実施形態に係るスラットの側面図である。
本実施形態に係るスラットの縦断面図である。
本実施形態に係る金属製箱状部材の側面図である。
本実施形態に係るシャッター装置(開口部全閉時)のまぐさ部を示す図である。
本実施形態に係るスラット(開口部全閉時)とガイドレールとの位置関係を示す横断面図である。
本実施形態に係るスラット(開口部全閉時)とガイドレールとの位置関係を示す部分正面図(室内側から見た図)である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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