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公開番号2024126317
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023034617
出願日2023-03-07
発明の名称ランバーサポート装置
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人名古屋国際弁理士法人
主分類B60N 2/66 20060101AFI20240912BHJP(車両一般)
要約【課題】着席者に腰椎部の押し出しを感じさせ易いランバーサポート装置を提供する。
【解決手段】本開示の一態様は、シートバックを支持するバックフレームに取り付けられるランバーサポート装置である。ランバーサポート装置は、バックフレームに固定される支持部と、支持部のシート前方に配置された受圧板と、支持部に対し上下方向に移動可能に取り付けられたスライダと、上方又は下方へのスライダの移動によって、受圧板をシート前方に押し出すように揺動する第1変位部と、第1変位部が受圧板を押し出す方向へのスライダの移動によって、第1変位部よりも上方において、第1変位部よりも遅れて受圧板をシート前方に押し出すように揺動する第2変位部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
シートバックを支持するバックフレームに取り付けられるように構成されたランバーサポート装置であって、
前記バックフレームに固定されるように構成された支持部と、
前記支持部のシート前方に配置された受圧板と、
前記支持部に対し上下方向に移動可能に取り付けられたスライダと、
上方又は下方への前記スライダの移動によって、前記受圧板をシート前方に押し出すように揺動するように構成された第1変位部と、
前記第1変位部が前記受圧板を押し出す方向への前記スライダの移動によって、前記第1変位部よりも上方において、前記第1変位部よりも遅れて前記受圧板をシート前方に押し出すように揺動するように構成された第2変位部と、
を備える、ランバーサポート装置。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
請求項1に記載のランバーサポート装置であって、
前記スライダを上下方向に移動させるように構成された駆動源をさらに備える、ランバーサポート装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のランバーサポート装置であって、
前記第2変位部は、
前記受圧板及び前記スライダのうちの第1部材に固定された受部と、
前記受圧板及び前記スライダのうちの第2部材と前記受部とに連結されたリンクと、
を有し、
前記リンクは、
前記受部に連結された第1連結軸と、
前記第2部材に連結された第2連結軸と、
を有し、
前記受部は、前記スライダの移動に伴って前記第1連結軸を上下方向に一定範囲内で移動させるように構成されたガイド部を有する、ランバーサポート装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ランバーサポート装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
シートバックを有するシートにおいて、着席者を支持する支持板をシート前方に押し出すことで、着席者を安定した姿勢に保持するランバーサポート装置が公知である(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
独国特許出願公開第102007060075号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のランバーサポート装置では、支持板の下部を押し出す機構と、支持板の上部を押し出す機構とが同時に変位する。そのため、着席者の腰椎部と胸郭下部とが同時に押し出される。その結果、着席者が腰椎部の押し出しを感じにくい。
【0005】
本開示の一局面は、着席者に腰椎部の押し出しを感じさせ易いランバーサポート装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、シートバック(3)を支持するバックフレーム(4)に取り付けられるように構成されたランバーサポート装置(10)である。ランバーサポート装置(10)は、バックフレーム(4)に固定されるように構成された支持部(11)と、支持部(11)のシート前方に配置された受圧板(12)と、支持部(11)に対し上下方向に移動可能に取り付けられたスライダ(13)と、上方又は下方へのスライダ(13)の移動によって、受圧板(12)をシート前方に押し出すように揺動するように構成された第1変位部(14)と、第1変位部(14)が受圧板(12)を押し出す方向へのスライダ(13)の移動によって、第1変位部(14)よりも上方において、第1変位部(14)よりも遅れて受圧板(12)をシート前方に押し出すように揺動するように構成された第2変位部(15)と、を備える。
【0007】
このような構成によれば、スライダ(13)が上方又は下方に移動することで、第2変位部(15)が第1変位部(14)に対し遅れて受圧板(12)を押し出す。そのため、第1変位部(14)によって着席者の腰椎部が押し出された後に、第2変位部(15)によって着席者の胸郭下部が押し出される。その結果、着席者に腰椎部の押し出しを感じさせ易くできる。
【0008】
本開示の一態様は、スライダ(13)を上下方向に移動させるように構成された駆動源(16)をさらに備えてもよい。このような構成によれば、スイッチ操作でスライダ(13)を上下させることができるため、着席者の利便性が向上する。また、スライダ(13)を任意の位置に調整し易くなる。
【0009】
本開示の一態様では、第2変位部(15)は、受圧板(12)及びスライダ(13)のうちの第1部材に固定された受部(151A)と、受圧板(12)及びスライダ(13)のうちの第2部材と受部(151A)とに連結されたリンク(152A)と、を有してもよい。リンク(152A)は、受部(151A)に連結された第1連結軸(1521)と、第2部材に連結された第2連結軸(1522)と、を有してもよい。受部(151A)は、スライダ(13)の移動に伴って第1連結軸(1521)を上下方向に一定範囲内で移動させるように構成されたガイド部(1511)を有してもよい。このような構成によれば、第2変位部(15)が第1変位部(14)よりも遅れて変位するための支持部(11)の構成を簡潔化できる。
【0010】
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本開示は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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