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公開番号2024126170
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023034387
出願日2023-03-07
発明の名称フィルタ付きダクト構造
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類F24F 13/02 20060101AFI20240912BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】フィルタ交換時にダクト内の塵や埃がダクト外に飛散することが抑制なフィルタ付きダクト構造を提供する。
【解決手段】空気流路を形成するダクト30と、ダクト30内において空気流路を横切るように配置され、ダクト30内を流れる空気流をろ過するフィルタ51とを備え、ダクト30はその壁面32にフィルタ51を挿抜するための開口33を有しており、フィルタ51がダクト30内に配置された状態においてダクト30のうち開口33と対向する対向壁35に配されるとともに、フィルタ51が開口33からダクト30外に引き出される際にフィルタ51とともに移動して開口33をダクト30の内側から塞ぐダクト内可動蓋55を備える、フィルタ付きダクト構造1。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
空気流路を形成するダクトと、
前記ダクト内において前記空気流路を横切るように配置され、前記ダクト内を流れる空気流をろ過するフィルタとを備え、
前記ダクトはその壁面に前記フィルタを挿抜するための開口を有しており、
前記フィルタが前記ダクト内に配置された状態において前記ダクトのうち前記開口と対向する対向壁に配されるとともに、前記フィルタが前記開口から前記ダクト外に引き出される際に前記フィルタとともに移動して前記開口を前記ダクトの内側から塞ぐダクト内可動蓋を備える、フィルタ付きダクト構造。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記ダクト内可動蓋が前記対向壁に配された状態において、前記ダクト内可動蓋の前記開口側の面と前記対向壁の内面とは面一とされている請求項1に記載のフィルタ付きダクト構造。
【請求項3】
前記ダクト内可動蓋の前記対向壁と前記開口との間の移動を案内する案内部が、前記ダクトの内面に設けられている請求項1または請求項2に記載のフィルタ付きダクト構造。
【請求項4】
前記フィルタが前記ダクト内に配置された状態において前記ダクトの前記開口を前記ダクトの外側から塞ぐ外蓋を備え、前記フィルタと前記外蓋とは一体とされている請求項1または請求項2に記載のフィルタ付きダクト構造。
【請求項5】
前記外蓋は、前記開口の内周に内嵌することで前記開口を塞ぐ構成とされ、前記開口を塞いだ状態において、その前記フィルタ側の面と前記ダクトの内面とは面一とされている請求項4に記載のフィルタ付きダクト構造。
【請求項6】
前記ダクトは乗物ボディと乗物用内装材との間に設けられ、前記開口は乗物室内に向けて開口するとともに乗物室内側からカバー部材により覆われており、
前記カバー部材に、前記開口と前記外蓋との間の隙間を埋める密閉部が設けられている請求項5に記載のフィルタ付きダクト構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術は、フィルタ付きダクト構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、フィルタ交換が可能なダクト構造が知られている。例えば特許文献1に記載の車両用空気清浄器は、車両の天井において、送風機の下流で吹出口の上流に位置する空気流路に空気をろ過するフィルタが当該空気流路を横切る形で配置されており、空気清浄機のケーシングからフィルタカバーを取り外すことにより露出されたケーシングの開口を通して、フィルタ交換が可能とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-146066号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記構成の空気清浄器は、フィルタ交換時、ケーシングからフィルタを取り出した際にケーシング内部が車室内に開放された状態となるため、ケーシング内部に溜まった塵や埃が車室内に飛散する場合があり、改善が望まれていた。
【0005】
本明細書に開示される技術は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、フィルタ交換時にダクト内の塵や埃がダクト外に飛散することが抑制なフィルタ付きダクト構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書に開示される技術は、空気流路を形成するダクトと、前記ダクト内において前記空気流路を横切るように配置され、前記ダクト内を流れる空気流をろ過するフィルタとを備え、前記ダクトはその壁面に前記フィルタを挿抜するための開口を有しており、前記フィルタが前記ダクト内に配置された状態において前記ダクトのうち前記開口と対向する対向壁に配されるとともに、前記フィルタが前記開口から前記ダクト外に引き出される際に前記フィルタとともに移動して前記開口を前記ダクトの内側から塞ぐダクト内可動蓋を備える、フィルタ付きダクト構造である。
【0007】
上記構成によれば、フィルタ交換時、開口を通してフィルタをダクト内から引き出す際に、ダクト内可動蓋はフィルタとともに対向壁側から開口側へ移動し、フィルタがダクト内から完全に引き出されると、開口を塞ぐ位置に配置される。従って、開口を通してダクト内が外部に開放された状態となることが回避され、ダクト内の塵や埃がダクト外に飛散することが抑制される。
【0008】
前記ダクト内可動蓋が前記対向壁に配された状態において、前記ダクト内可動蓋の前記開口側の面と前記対向壁の内面とは面一とされていてもよい。
【0009】
上記構成によれば、フィルタがダクト内の正規の位置に配置され、ダクト内可動蓋が対向壁側に配されている状態において、ダクトの内面は面一とされるから、空気流の乱れや圧力損失、風切音を抑制することができる。
【0010】
前記ダクト内可動蓋の前記対向壁と前記開口との間の移動を案内する案内部が、前記ダクトの内面に設けられていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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