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公開番号2024125606
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-19
出願番号2023033528
出願日2023-03-06
発明の名称発光装置
出願人日亜化学工業株式会社
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類H01S 5/0233 20210101AFI20240911BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 発光装置から出射される光の品質を向上させる。
【解決手段】 光出射面から前方に光を出射する第1発光素子と、前記第1発光素子の側方であって第1方向に離れた位置に配置され、光出射面から前方に光を出射する第2発光素子と、前記第1発光素子の側方であって第1方向と反対の方向である第2方向に離れた位置に配置され、光出射面から前方に光を出射する第3発光素子と、前記第1発光素子、第2発光素子、及び、第3発光素子のそれぞれから出射された光を上方に反射する1または複数の反射部材と、前記1または複数の反射部材の上方に配置されるレンズ部材と、を備え、前記第2発光素子の光出射面及び前記第3発光素子の光出射面はいずれも前記第1発光素子の光出射面よりも前方に位置するか、あるいは、前記第2発光素子の光出射面及び前記第3発光素子の光出射面はいずれも前記第1発光素子の光出射面よりも後方に位置する、発光装置。
【選択図】 図5A
特許請求の範囲【請求項1】
実装面を有する基体と、
前記実装面に配置され、光出射面から前方に光を出射する第1発光素子と、
前記第1発光素子の側方であって第1方向に離れた位置で前記実装面に配置され、光出射面から前方に光を出射する第2発光素子と、
前記第1発光素子の側方であって第1方向と反対の方向である第2方向に離れた位置で前記実装面に配置され、光出射面から前方に光を出射する第3発光素子と、
前記第1発光素子、第2発光素子、及び、第3発光素子から前方に離れた位置に配置され、前記第1発光素子、第2発光素子、及び、第3発光素子のそれぞれから出射された光を上方に反射する1または複数の反射部材と、
前記1または複数の反射部材の上方に配置され、前記第1発光素子から出射された光が通過する第1レンズ部と、前記第2発光素子から出射された光が通過する第2レンズ部と、前記第3発光素子から出射された光が通過する第3レンズ部と、を有するレンズ部材と、
を備え、
前記第2発光素子の光出射面及び前記第3発光素子の光出射面はいずれも前記第1発光素子の光出射面よりも前方に位置するか、あるいは、前記第2発光素子の光出射面及び前記第3発光素子の光出射面はいずれも前記第1発光素子の光出射面よりも後方に位置する、発光装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第2発光素子の光出射面は、前記第1発光素子の光出射面よりも1μm以上50μm以下で前方あるいは後方に位置する、請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記第2発光素子の光出射面は前記第1発光素子の光出射面よりも第1距離だけ前方あるいは後方に位置し、
前記第3発光素子の光出射面は前記第1発光素子の光出射面よりも第2距離だけ前方あるいは後方に位置し、
前記第1距離と前記第2距離の差は、0μm以上10μm以下である、請求項1に記載の発光装置。
【請求項4】
前記第1発光素子と前記第2発光素子の間で前記実装面に配置される1以上の第4発光素子をさらに備える、請求項1に記載の発光装置。
【請求項5】
前記第1発光素子と前記第3発光素子の間で前記実装面に配置される1以上の第5発光素子をさらに備える、請求項4に記載の発光装置。
【請求項6】
前記第2発光素子は、前記第1発光素子から前記第1方向に離れた位置で前記実装面に配置される複数の発光素子のうち、前記第1発光素子から最も前記第1方向に離れた位置に配置される発光素子である、請求項1に記載の発光装置。
【請求項7】
前記第3発光素子は、前記第1発光素子から前記第2方向に離れた位置で前記実装面に配置される複数の発光素子のうち、前記第1発光素子から最も前記第2方向に離れた位置に配置される発光素子である、請求項6に記載の発光装置。
【請求項8】
前記第1発光素子、第2発光素子、及び、第3発光素子はいずれも、同じ色の光を出射する請求項1に記載の発光装置。
【請求項9】
前記第1発光素子及び第2発光素子のそれぞれから出射される光の発光ピーク波長の差は0nm以上25nm以下であり、
前記第1発光素子及び第3発光素子のそれぞれから出射される光の発光ピーク波長の差は0nm以上25nm以下であり、
前記第2発光素子及び第3発光素子のそれぞれから出射される光の発光ピーク波長の差は0nm以上25nm以下である、請求項1に記載の発光装置。
【請求項10】
前記レンズ部材は、前記基体に固定され、
前記レンズ部材において、前記第1レンズ部、第2レンズ部、及び、第3レンズ部を含む複数のレンズ部が連結している、請求項1に記載の発光装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発光装置に関する。
続きを表示(約 3,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の発光素子を並べて配置し、複数の発光素子のそれぞれから出射された光を反射部材によって上方に反射し、レンズ面を有する光学部材に入射させる発光装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-97216
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発光装置から出射される光の品質を向上させる余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に開示される発光装置は、実装面を有する基体と、前記実装面に配置され、光出射面から前方に光を出射する第1発光素子と、前記第1発光素子の側方であって第1方向に離れた位置で前記実装面に配置され、光出射面から前方に光を出射する第2発光素子と、前記第1発光素子の側方であって第1方向と反対の方向である第2方向に離れた位置で前記実装面に配置され、光出射面から前方に光を出射する第3発光素子と、前記第1発光素子、第2発光素子、及び、第3発光素子から前方に離れた位置に配置され、前記第1発光素子、第2発光素子、及び、第3発光素子のそれぞれから出射された光を上方に反射する1または複数の反射部材と、前記1または複数の反射部材の上方に配置され、前記第1発光素子から出射された光が通過する第1レンズ部と、前記第2発光素子から出射された光が通過する第2レンズ部と、前記第3発光素子から出射された光が通過する第3レンズ部と、を有するレンズ部材と、を備え、前記第2発光素子の光出射面及び前記第3発光素子の光出射面はいずれも前記第1発光素子の光出射面よりも前方に位置するか、あるいは、前記第2発光素子の光出射面及び前記第3発光素子の光出射面はいずれも前記第1発光素子の光出射面よりも後方に位置する。
【0006】
また、実施形態に開示される発光装置は、実装面を有する基体と、前記実装面に配置され、光出射面から前方に光を出射する第1発光素子と、前記第1発光素子の側方であって第1方向に離れた位置で前記実装面に配置され、光出射面から前方に光を出射する第2発光素子と、前記第1発光素子の側方であって第1方向と反対の方向である第2方向に離れた位置で前記実装面に配置され、光出射面から前方に光を出射する第3発光素子と、前記第1発光素子、第2発光素子、及び、第3発光素子から前方に離れた位置に配置され、前記第1発光素子、第2発光素子、及び、第3発光素子のそれぞれから出射された光を上方に反射する1または複数の反射部材と、前記1または複数の反射部材の上方に配置され、前記第1発光素子から出射された光が通過する第1レンズ部と、前記第2発光素子から出射された光が通過する第2レンズ部と、前記第3発光素子から出射された光が通過する第3レンズ部と、を有するレンズ部材と、を備え、前記第1発光素子の光出射面及び第2発光素子の光出射面は、前記第1発光素子が配置される位置における前記実装面の高さと前記第2発光素子が配置される位置における前記実装面の高さの違いに応じて前後方向にずれており、前記第1発光素子の光出射面及び第3発光素子の光出射面は、前記第1発光素子が配置される位置における前記実装面の高さと前記第3発光素子が配置される位置における前記実装面の高さの違いに応じて前後方向にずれている。
【0007】
実施形態によって開示される1または複数の発明の少なくとも一つにおいて、互いの光路長のずれを抑制して複数の発光素子のそれぞれから出射される光を発光装置から出射させることができ、発光装置から出射される光の品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係る発光装置の斜視図である。
図2は、第1実施形態に係る発光装置の上面図である。
図3Aは、第1実施形態に係る発光装置において、装置内部に配置される各構成要素を説明するための斜視図である。
図3Bは、図3Aの状態における上面図である。
図4は、図3BのIV-IV断面線における基体の断面図である。
図5Aは、第1実施形態に係る発光装置において、複数の発光素子の各光出射面の位置の一例を説明するための図である。
図5Bは、第1実施形態に係る発光装置において、複数の発光素子の各光出射面の位置の別の一例を説明するための図である。
図6Aは、第1実施形態に係る発光装置において、光軸を通る光が光反射面によって反射されてからレンズ面に到達するまでの光路長の一例を説明するための図である。
図6Bは、第1実施形態に係る発光装置において、光軸を通る光が光反射面によって反射されてからレンズ面に到達するまでの光路長の別の一例を説明するための図である。
図7は、第2実施形態及び第3実施形態に係る発光装置の斜視図である。
図8は、第2実施形態及び第3実施形態に係る発光装置の上面図である。
図9は、第2実施形態及び第3実施形態に係る発光装置において、装置内部に配置される各構成要素を説明するための上面図である。
図10Aは、第2実施形態に係る発光装置において、複数の発光素子の各光出射面の位置の一例を説明するための図である。
図10Bは、第2実施形態に係る発光装置において、複数の発光素子の各光出射面の位置の別の一例を説明するための図である。
図11Aは、第3実施形態に係る発光装置において、複数の発光素子の各光出射面の位置の一例を説明するための図である。
図11Bは、第3実施形態に係る発光装置において、複数の発光素子の各光出射面の位置の別の一例を説明するための図である。
図12Aは、実施形態に係る発光装置において、複数の発光素子の各光出射面の位置の他の第一例を示す図である。
図12Bは、実施形態に係る発光装置において、複数の発光素子の各光出射面の位置の他の第二例を示す図である。
図12Cは、実施形態に係る発光装置において、複数の発光素子の各光出射面の位置の他の第三例を示す図である。
図12Dは、実施形態に係る発光装置において、複数の発光素子の各光出射面の位置の他の第四例を示す図である。
図12Eは、実施形態に係る発光装置において、複数の発光素子の各光出射面の位置の他の第五例を示す図である。
図12Fは、実施形態に係る発光装置において、複数の発光素子の各光出射面の位置の他の第六例を示す図である。
図12Gは、実施形態に係る発光装置において、複数の発光素子の各光出射面の位置の他の第七例を示す図である。
図12Hは、実施形態に係る発光装置において、複数の発光素子の各光出射面の位置の他の第八例を示す図である。
図12Iは、実施形態に係る発光装置において、複数の発光素子の各光出射面の位置の他の第九例を示す図である。
図12Jは、実施形態に係る発光装置において、複数の発光素子の各光出射面の位置の他の第十例を示す図である。
図12Kは、実施形態に係る発光装置において、複数の発光素子の各光出射面の位置の他の第十一例を示す図である。
図12Lは、実施形態に係る発光装置において、複数の発光素子の各光出射面の位置の他の第十二例を示す図である。
図12Mは、実施形態に係る発光装置において、複数の発光素子の各光出射面の位置の他の第十三例を示す図である。
図12Nは、実施形態に係る発光装置において、複数の発光素子の各光出射面の位置の他の第十四例を示す図である。
図12Oは、実施形態に係る発光装置において、複数の発光素子の各光出射面の位置の他の第十五例を示す図である。
図12Pは、実施形態に係る発光装置において、複数の発光素子の各光出射面の位置の他の第十六例を示す図である。
図12Qは、実施形態に係る発光装置において、複数の発光素子の各光出射面の位置の他の第十七例を示す図である。
図12Rは、実施形態に係る発光装置において、複数の発光素子の各光出射面の位置の他の第十八例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本明細書または特許請求の範囲において、三角形や四角形などの多角形に関しては、多角形の隅に角丸め、面取り、角取り、丸取り等の加工が施された形状も含めて、多角形と呼ぶものとする。また、隅(辺の端)に限らず、辺の中間部分に加工が施された形状も同様に、多角形と呼ぶものとする。つまり、多角形をベースに残しつつ、部分的な加工が施された形状は、本明細書及び特許請求の範囲で記載される“多角形”の解釈に含まれるものとする。
【0010】
また、多角形に限らず、台形や円形や凹凸など、特定の形状を表す言葉についても同様である。また、その形状を形成する各辺を扱う場合も同様である。つまり、ある辺において、隅や中間部分に加工が施されていたとしても、“辺”の解釈には加工された部分も含まれる。なお、部分的な加工のない“多角形”や“辺”を、加工された形状と区別する場合は“厳密な”を付して、例えば、“厳密な四角形”などと記載するものとする。
(【0011】以降は省略されています)

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