TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024124595
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-13
出願番号
2023032371
出願日
2023-03-03
発明の名称
ポンプ制御装置およびポンプ制御方法
出願人
中国電力株式会社
代理人
個人
主分類
F04D
15/00 20060101AFI20240906BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約
【課題】簡易にウォーターハンマを防止可能なポンプ制御方法を提供する。
【解決手段】ポンプPの吐出口側に接続されているすべての配管101の配設高さを記憶し、すべての配管101に配設されている弁102の開閉状態を取得し、開状態の弁102が配設されている配管101のなかで配設高さが最も高い配管101の水頭圧を算出し、ポンプPの吐出口周辺で検出される水圧が算出した水頭圧と同等の場合に、ポンプPを起動可能にする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ポンプの吐出口側に接続されているすべての配管の配設高さを記憶する系統情報記憶手段と、
前記すべての配管に配設されている弁の開閉状態を取得し、開状態の弁が配設されている配管のなかで配設高さが最も高い配管の水頭圧を算出し、前記ポンプの吐出口周辺で検出される水圧が前記水頭圧と同等の場合に、前記ポンプを起動可能にする制御手段と、
を備えることを特徴とするポンプ制御装置。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記制御手段は、前記ポンプの吐出口周辺で検出される水圧が前記水頭圧と同等でない場合、前記ポンプを起動可能にするとともに、前記ポンプが起動された際に前記開状態の弁を全閉にした後に徐々に開く、
ことを特徴とする請求項1に記載のポンプ制御装置。
【請求項3】
ポンプの吐出口側に接続されているすべての配管の配設高さを記憶し、
前記すべての配管に配設されている弁の開閉状態を取得し、開状態の弁が配設されている配管のなかで配設高さが最も高い配管の水頭圧を算出し、前記ポンプの吐出口周辺で検出される水圧が前記水頭圧と同等の場合に、前記ポンプを起動可能にする、
ことを特徴とするポンプ制御方法。
【請求項4】
前記ポンプの吐出口周辺で検出される水圧が前記水頭圧と同等でない場合、前記ポンプを起動可能にするとともに、前記ポンプが起動された際に前記開状態の弁を全閉にした後に徐々に開く、
ことを特徴とする請求項3に記載のポンプ制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ポンプの起動を制御するポンプ制御装置およびポンプ制御方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、発電所の系統内の水が抜けている状態でポンプを起動すると、水が急激に充圧・昇圧されてウォーターハンマ・水撃が発生し、配管の脱落や機器の損傷などを引き起こすおそれがある。このような問題を解決するために、ポンプの起動時に運転員が出口弁を徐々に開けて急激な昇圧を防止する、という方法が知られていた。
【0003】
また、簡易な機構でウォーターハンマの発生を長期にわたって防止できる、といウォーターハンマ防止装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この装置は、ケースに一次通水路が貫通され、ケースに摺動自在に内装されたピストンと、ピストンを摺動方向の一方に付勢するバネ部材とを有する。そして、一次通水路を流れる水の水圧でピストンが他方に摺動すると、一次通水路を流れる水が流入可能な二次通水路が生じるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-357283号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、発電所内には、多数のポンプや配管・水路、出口弁などが配設されている。このため、ポンプの起動時にすべての出口弁を徐々に開ける、という操作を行うには労力と時間を要し、しかも、起動頻度が多い機器では、その都度運転員が対応しなければならず、多大な労力と時間を要する。また、特許文献1の装置では、すべての配管・水路に装置を配設する必要があり、大規模な設備改造が必要で多大な費用や時間を要してしまう。
【0006】
そこで本発明は、簡易にウォーターハンマを防止可能なポンプ制御装置およびポンプ制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、ポンプの吐出口側に接続されているすべての配管の配設高さを記憶する系統情報記憶手段と、前記すべての配管に配設されている弁の開閉状態を取得し、開状態の弁が配設されている配管のなかで配設高さが最も高い配管の水頭圧を算出し、前記ポンプの吐出口周辺で検出される水圧が前記水頭圧と同等の場合に、前記ポンプを起動可能にする制御手段と、を備えることを特徴とするポンプ制御装置である。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1に記載のポンプ制御装置において、前記制御手段は、前記ポンプの吐出口周辺で検出される水圧が前記水頭圧と同等でない場合、前記ポンプを起動可能にするとともに、前記ポンプが起動された際に前記開状態の弁を全閉にした後に徐々に開く、ことを特徴とする。
【0009】
請求項3の発明は、ポンプの吐出口側に接続されているすべての配管の配設高さを記憶し、前記すべての配管に配設されている弁の開閉状態を取得し、開状態の弁が配設されている配管のなかで配設高さが最も高い配管の水頭圧を算出し、前記ポンプの吐出口周辺で検出される水圧が前記水頭圧と同等の場合に、前記ポンプを起動可能にする、ことを特徴とするポンプ制御方法である。
【0010】
請求項4の発明は、請求項3に記載のポンプ制御方法において、前記ポンプの吐出口周辺で検出される水圧が前記水頭圧と同等でない場合、前記ポンプを起動可能にするとともに、前記ポンプが起動された際に前記開状態の弁を全閉にした後に徐々に開く、ことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
扇子揺動システム
20日前
個人
真空装置、真空ポンプ
3か月前
三菱電機株式会社
換気扇
3か月前
日機装株式会社
ポンプ装置
2か月前
日機装株式会社
ポンプ装置
2か月前
株式会社酉島製作所
ポンプ
20日前
ダイキン工業株式会社
遠心ファン
12日前
株式会社酉島製作所
ポンプ
1か月前
株式会社デンソー
清掃装置
2か月前
デンカ株式会社
ポンプ
1か月前
川崎重工業株式会社
ポンプシステム
3か月前
川崎重工業株式会社
ポンプシステム
3か月前
株式会社IHI
圧縮機
2か月前
ミネベアミツミ株式会社
遠心送風機
3か月前
ミネベアミツミ株式会社
遠心送風機
3か月前
株式会社フクハラ
圧縮空気生成装置
2か月前
株式会社不二越
油圧ユニット
1か月前
ミネベアミツミ株式会社
遠心送風機
3か月前
スリーアップ株式会社
検知装置
2か月前
CKD株式会社
圧縮空気供給機
2か月前
株式会社島津製作所
真空ポンプ
1か月前
株式会社酉島製作所
立軸ポンプ
9日前
株式会社酉島製作所
冷却ファン
9日前
株式会社フクハラ
自動ドレン排出装置
5日前
株式会社豊田自動織機
遠心圧縮機
1か月前
株式会社豊田自動織機
遠心圧縮機
3か月前
ダイキン工業株式会社
遠心圧縮機
3か月前
シャープ株式会社
送風装置
2か月前
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
3か月前
株式会社豊田自動織機
遠心圧縮機
9日前
株式会社不二越
液圧駆動システム
13日前
シャープ株式会社
送風装置
2か月前
個人
ゼンマイによる回転体起動時電力節約装置
1か月前
株式会社豊田自動織機
遠心圧縮機
2か月前
有限会社トーコーテクノ
扇風機用冷却装置
3か月前
株式会社日立産機システム
圧縮機
2か月前
続きを見る
他の特許を見る