TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024124577
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-12
出願番号
2024111062,2023052688
出願日
2024-07-10,2019-01-23
発明の名称
静電結合方式の電子ペン
出願人
株式会社ワコム
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
3/03 20060101AFI20240905BHJP(計算;計数)
要約
【課題】カートリッジ式の静電結合方式の電子ペンにおいて、電子ペンの多機能化と細型化を維持する。
【解決手段】電子ペン用カートリッジは、電子ペン筐体の開口を通じて先端側が外部に突出する、あるいは突出可能とされる導体で構成される導電性の芯体と、芯体を通じて位置検出センサと信号の授受を行うための回路を含む第1の電子回路と、軸心方向において前記芯体の先端側とは反対側の後端部に設けられ、電子ペン筐体の中空部の後端部側に設けられる結合用コネクタに結合される後端部コネクタとを備える。後端部コネクタは、第1の電子回路に電気的に接続されると共に、結合用コネクタの第2の端子と接続される第1の端子部を備える。結合用コネクタの第2の端子部は第2の電子回路と電気的に接続されている。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
軸心方向の一端側であるペン先側が開口とされている電子ペン筐体の中空部内に、電子ペン用カートリッジが収納される電子ペンであって、
前記電子ペン用カートリッジは、
前記開口を通じて先端側が外部に突出する、あるいは突出可能とされる導電性の芯体と、
前記芯体を通じて前記位置検出センサに対して送出する信号を発生する信号発生回路を含む第1の電子回路と、
軸心方向において前記芯体の先端側とは反対側の後端部に設けられ、前記電子ペン筐体の前記中空部の前記後端部側に設けられる結合用コネクタと結合される後端部コネクタと、
を備え、
前記後端部コネクタは、前記第1の電子回路に電気的に接続される第1の端子部を備え、
前記電子ペン筐体には、
前記後端部コネクタの前記第1の端子部と接続される第2の端子部を備える前記結合用コネクタと、
前記結合用コネクタの前記第2の端子部が電気的に接続されている第2の電子回路と、
が設けられていることを特徴とする静電結合方式の電子ペン。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記第1の電子回路は、前記信号発生回路に電源電圧を供給する電源を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の静電結合方式の電子ペン。
【請求項3】
前記第2の電子回路は、電源を含み、前記電源から前記後端部コネクタ及び前記結合用コネクタを介して前記第1の電子回路に電源電圧が供給される
ことを特徴とする請求項1に記載の静電結合方式の電子ペン。
【請求項4】
前記第1の電子回路は、前記信号発生回路に電源電圧を供給する充電式バッテリーを含み、前記第2の電子回路は、電源及び充電用回路を含み、前記充電用回路からの充電電流が、前記後端部コネクタ及び結合用コネクタを介して前記充電式バッテリーに供給される
ことを特徴とする請求項1に記載の静電結合方式の電子ペン。
【請求項5】
前記第1の電子回路は、前記信号発生回路に電源電圧を供給する第1の充電式バッテリーを含み、
前記第2の電子回路は、電源と前記第1のバッテリーを充電するための充電用回路を含み、前記電源は第2の充電式バッテリーで構成されており、
前記第1の充電式バッテリーは、前記第2の充電式バッテリーで構成される前記電源により、充電電流が、前記後端部コネクタ及び前記結合用コネクタを介して供給される
ことを特徴とする請求項1に記載の静電結合方式の電子ペン。
【請求項6】
前記第2の電子回路は、前記後端部コネクタ及び前記結合用コネクタを通じて前記電子ペン用カートリッジからの信号を受信したときに起動する
ことを特徴とする請求項1~請求項5のいずれかに記載の静電結合方式の電子ペン。
【請求項7】
前記電子ペン用カートリッジの前記第1の電子回路は、前記位置検出センサからの信号の受信部を備えると共に、前記受信部で受信した信号の信号レベルを示す情報を生成する回路部を備え、前記第2の端子部は、前記信号レベルを示す情報を前記後端部コネクタ及び前記結合用コネクタを通じて前記第2の電子回路に供給するための端子部を含み、
前記第2の電子回路は、前記後端部コネクタ及び前記結合用コネクタを通じて前記電子ペン用カートリッジからの前記信号レベルを示す情報が、所定の信号レベル以上であるときに起動する
ことを特徴とする請求項6に記載の静電結合方式の電子ペン。
【請求項8】
前記電子ペン筐体には、外部に対して発光報知するための発光素子を備え、
前記第2の電子回路は、前記後端部コネクタ及び前記結合用コネクタを通じて前記電子ペン用カートリッジからの前記信号レベルを示す情報が、所定の信号レベル以上であるときに、前記発光素子を発光させる回路を含む
ことを特徴とする請求項7に記載の静電結合方式の電子ペン。
【請求項9】
前記第2の電子回路は、前記結合用コネクタ及び前記後端部コネクタを通じて前記第1の電子回路の前記信号発生回路を制御する制御信号を供給する制御回路を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の静電結合方式の電子ペン。
【請求項10】
前記第2の電子回路の前記制御回路からの前記制御信号により、前記第1の電子回路の前記信号発生回路から前記位置検出センサへの信号の送出が制御される
ことを特徴とする請求項9に記載の静電結合方式の電子ペン。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、位置検出センサを備える位置検出装置と共に使用される電子ペンであって、電子ペン用カートリッジを備える静電結合方式の電子ペンに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、電子ペンは、全体形状(外筐体)の多様化(デザイン重視)のため、カートリッジ式になりつつある。これを実現するために、電子ペンの主要な機能としての位置検出センサに対する位置指示機能や筆圧検出機能などを具備する電子ペン用カートリッジが提案されている(特許文献1(WO2016/158418)等参照)。この種の電子ペンは、この電子ペン用カートリッジを、筒状の外筐体の中空部内に収納して組み込むだけで構成することができるので、電子ペンの外筐体のデザインの自由度が増し、電子ペンの多様化が容易になると共に、ボールペンのリフィル等と同様に、交換が容易になり、非常に便利になる。
【0003】
一方で、近年の電子ペンは、携帯に便利な細型化が進んでいると共に、電子ペン毎にユニークなペンID(識別情報)などを、例えばブルートゥース(登録商標)規格の無線通信モジュール等からなる通信手段を用いて、位置検出センサを備える位置検出装置に送信する機能などの多機能化も進んでいる(特許文献2(特開2016-134168号公報)参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
WO2016/158418
特開2016-134168号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
以上のような近年の電子ペンのトレンドから、電子ペンをカートリッジ式にすると共に、細型化及び多機能化の実現の要求がある。
【0006】
多機能化を実現するためには、電子ペンに、無線通信モジュールと、この無線通信モジュールを用いてペンIDなどを送信するための送信制御回路を構成するIC(Integrated Circuit;集積回路)と、電源(一次電池及び二次電池)などとを搭載する必要がある。このように電子ペンの多機能化部分は複数個の構成部品を含むので、これを全て、電子ペン用カートリッジ内に収納しようとすると、電子ペン用カートリッジが太くなってしまう。このため、電子ペンの外筐体がより太くなってしまうので、電子ペンの細型化が困難となる。
【0007】
この発明は、以上の問題点を解決することができる電子ペンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、
軸心方向の一端側であるペン先側が開口とされている電子ペン筐体の中空部内に、電子ペン用カートリッジが収納される電子ペンであって、
前記電子ペン用カートリッジは、
前記開口を通じて先端側が外部に突出する、あるいは突出可能とされる導電性の芯体と、
前記芯体を通じて前記位置検出センサに対して送出する信号を発生する信号発生回路を含む第1の電子回路と、
軸心方向において前記芯体の先端側とは反対側の後端部に設けられ、前記電子ペン筐体の前記中空部の前記後端部側に設けられる結合用コネクタと結合される後端部コネクタと、
を備え、
前記後端部コネクタは、前記第1の電子回路に電気的に接続される第1の端子部を備え、
前記電子ペン筐体には、
前記後端部コネクタの前記第1の端子部と接続される第2の端子部を備える前記結合用コネクタと、
前記結合用コネクタの前記第2の端子部が電気的に接続されている第2の電子回路と、
が設けられていることを特徴とする静電結合方式の電子ペンを提供する。
【0009】
上述の構成の静電結合方式の電子ペンにおいては、電子ペン用カートリッジは、自身が備える電子回路(第1の電子回路)に電気的に接続されている端子部を具備する後端部コネクタを備える。そして、電子ペン筐体側には、例えば多機能化部分を構成することができる第2の電子回路を設けられると共に、この第2の電子回路に電気的に接続されて結合用コネクタが設けられている。
【0010】
電子ペン用カートリッジの後端部コネクタが、電子ペン筐体の中空部の後端側に設けられる結合用コネクタに結合されることで、電子ペン筐体内に収納されて、電子ペンが構成される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社ワコム
位置検出器、集積回路および位置検出方法
8日前
株式会社ワコム
ペン
今日
株式会社ワコム
センサ
8日前
株式会社ワコム
システム
4日前
株式会社ワコム
情報入出力システム
6日前
株式会社ワコム
認証システム及び電子ペン
8日前
株式会社ワコム
位置検出センサ及び入力装置
4日前
個人
物品
1か月前
個人
情報提示方法
5日前
個人
プログラム
4日前
個人
自動精算システム
1か月前
個人
自動精算システム
13日前
個人
RFタグ読取装置
22日前
個人
売買システム
19日前
個人
救急搬送システム
1か月前
個人
管理サーバ
1か月前
個人
発想支援方法及びシステム
8日前
個人
市場受発注システム
11日前
キヤノン株式会社
印刷装置
1か月前
個人
分類処理プログラム及び方法
8日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
21日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
21日前
富士通株式会社
金融システム
5日前
井関農機株式会社
ロボット作業車両
13日前
個人
生成AIとの常時接続システム
1か月前
個人
VRによる人体各部位の立体化
1か月前
個人
コンテンツ開示順位判定システム
1か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1か月前
株式会社COLORS
表示装置
1か月前
株式会社SEKT
文字認識装置
1か月前
個人
未来型家系図構築システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
推定装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
表認識装置
1か月前
ローム株式会社
ソース機器
1か月前
キヤノン電子株式会社
業務管理システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
作業評価装置
20日前
続きを見る
他の特許を見る