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公開番号
2025010586
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-22
出願番号
2024182409,2022503255
出願日
2024-10-18,2021-02-12
発明の名称
情報入出力システム
出願人
株式会社ワコム
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
3/041 20060101AFI20250115BHJP(計算;計数)
要約
【課題】指示操作装置での指示操作に応じた情報を取得し、他の装置に転送できる。
【解決手段】指示操作装置と、センサを備える情報処理装置とで構成される情報入出力システムである。指示操作装置は、第1の電極及び第2の電極と、情報処理装置に送信する信号を発生する信号発生部と、信号発生回路からの信号を第1の電極又は第2の電極を通じて、情報処理装置のセンサに送信するための第1の送信部と、第1の電極又は第2の電極を通じて情報処理装置からの情報を受信する受信部と、受信部で受信した情報を記憶する情報記憶部と、情報記憶部に記憶した情報を外部に送出するための送出用部とを備える。情報処理装置は、センサを通じて指示操作装置から受信した信号を処理する処理部と、処理部の処理結果に応じた情報を取得する取得部と、取得部で取得した情報を、センサを通じて指示操作装置に送信する第2の送信部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
指示操作装置と、センサを備える情報処理装置とで構成される情報入出力システムであって、
前記指示操作装置は、
第1の電極及び第2の電極と、
前記第1の電極又は前記第2の電極を通じて前記情報処理装置の情報送信部からの情報を、前記センサを介して受信する受信部と、
前記受信部で受信した前記情報処理装置の情報送信部からの情報を記憶する情報記憶部と、
前記情報記憶部に記憶した前記情報処理装置の情報送信部からの情報を前記情報処理装置とは別の情報処理装置に送出するための送出用部と、
を備え、
前記情報処理装置は、
前記指示操作装置に送信する所定の情報を取得する取得部と、
前記センサを通じて前記指示操作装置による前記所定の情報の送信の指示操作を検出する検出部と、
前記検出部で前記指示操作装置による前記所定の情報の送信の指示操作を検出した場合に、前記取得部で取得した前記所定の情報を、前記センサを通じて前記指示操作装置に送信する前記情報送信部と、
を備えることを特徴とする情報入出力システム。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記指示操作装置の前記第1の電極及び前記第2の電極は、前記情報処理装置の前記センサと電界結合が可能に設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の情報入出力システム。
【請求項3】
前記情報処理装置の前記センサは、絶縁層を介して対向する少なくとも2種の電極の、少なくとも1組で構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の情報入出力システム。
【請求項4】
前記センサの前記絶縁層は空気層であり、前記2種の電極は、前記指示操作装置による前記センサの押圧操作により電気的に接触される
ことを特徴とする請求項3に記載の情報入出力システム。
【請求項5】
前記指示操作装置は、
前記情報処理装置に送信する信号を発生する信号発生回路と、
前記信号発生回路からの信号を前記第1の電極又は前記第2の電極を通じて前記情報処理装置の前記センサに送信する信号送信部と、
を備え、
前記情報処理装置の前記検出部は、前記センサを通じて受信した信号に基づいて、前記指示操作装置による前記所定の情報の送信の指示操作を検出する
ことを特徴とする請求項2~請求項4のいずれかに記載の情報入出力システム。
【請求項6】
前記情報処理装置の前記センサは、絶縁層を介して対向する2種の導体群からなり、一方の導体群は、複数の電極が互いに第1の方向に平行な状態で第1の平面上に配列され、他方の導体群は、互いに前記第1の方向とは交差する方向に平行な状態で第2の平面上に配列されてなり、
前記情報処理装置は、前記センサの前記第1の平面及び第2の平面に平行な平面上の前記指示操作装置により指示された位置を検出する位置検出回路を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の情報入出力システム。
【請求項7】
前記センサの前記第1の平面及び第2の平面に平行な平面上における前記指示操作装置による指示位置の位置検出領域内に特定の部分領域が設定されており、
前記情報処理装置の前記検出部は、前記位置検出回路で検出された前記指示操作装置による前記特定の部分領域内の位置の指示操作を、前記指示操作装置による前記所定の情報の送信の指示操作として検出する
ことを特徴とする請求項6に記載の情報入出力システム。
【請求項8】
前記情報処理装置は、前記所定の情報を記憶する記憶部を備え、前記取得部は、前記所定の情報を前記記憶部から取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報入出力システム。
【請求項9】
前記情報処理装置は、前記所定の情報を記憶する記憶部を備え、前記位置検出回路で検出された前記指示操作装置により指示された位置の情報を、筆記入力情報として前記記憶部に記憶しておき、
前記取得部は、前記筆記入力情報を前記記憶部から読み出して取得し、前記送信部は、前記記憶部から読み出された前記筆記入力情報を前記指示操作装置に送信する
ことを特徴とする請求項6に記載の情報入出力システム。
【請求項10】
前記情報処理装置は、前記センサを通じて前記指示操作装置から、前記指示操作装置の識別情報あるいは前記指示操作装置の使用者の識別情報を受信し、
前記記憶部には、前記所定の情報は、前記指示操作装置の識別情報あるいは前記指示操作装置の使用者の識別情報に対応付けられて記憶されており、
前記取得部は、前記受信した前記指示操作装置の識別情報あるいは前記指示操作装置の使用者の識別情報と同一の識別情報と対応付けられている前記所定の情報を前記記憶部から読み出して取得し、前記送信部は、前記記憶部から読み出された前記所定の情報を前記指示操作装置に送信する
ことを特徴とする請求項8に記載の情報入出力システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば電子ペンなどの指示操作装置と、この指示操作装置による指示入力に応じた処理を行う情報処理装置とからなる情報入出力システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、電子ペンなどの指示操作装置と、電子ペンにより指示された位置を検出する位置検出機能などの、指示操作装置からの指示操作を検出する機能を搭載するコンピュータなどからなる情報処理装置とにより、インタクラクティブ(対話型)に種々の処理が行えるようにしたシステムが用いられるようになっている。
【0003】
例えば特許文献1(特開2003-323455号公報)には、映像中の被写体に対する指示タイミングに応じて、情報提供者にとってそのタイミングで相応しい関連情報を提供する関連情報提供装置が開示されている。この特許文献1のインタクラクティブ可能なシステムにおいては、指示操作装置での指示操作に応じて、情報処理装置が処理中の情報の関連情報を取得して、当該時点での表示や処理に用いることができて、便利である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-323455号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、指示操作装置での指示操作に応じた情報を、情報処理装置が、当該時点での表示や処理に用いるだけでなく、他の装置に転送して表示したり、他の装置で利用したりすることができれば便利である。
【0006】
しかしながら、従来は、特許文献1のように、指示操作装置での指示操作に応じた情報は情報処理装置側で処理に用いることが想定されていることが一般的であった。そのため、そのような情報の転送などを考慮した場合には、指示操作装置での指示操作に応じて取得される情報を情報処理装置で一時記憶した後、USB(Universal Serial Bus)メモリや、カード型メモリに格納したり、取り出して転送に用いる等の操作が必要であり、面倒であった。
【0007】
この発明は、以上の問題点に鑑み、指示操作装置での指示操作に応じた情報を容易に取得して、他の装置に転送できるようにした情報入出力システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、
指示操作装置と、センサを備える情報処理装置とで構成される情報入出力システムであって、
前記指示操作装置は、
第1の電極及び第2の電極と、
前記第1の電極又は前記第2の電極を通じて前記情報処理装置の情報送信部からの情報を、前記センサを介して受信する受信部と、
前記受信部で受信した前記情報処理装置の情報送信部からの情報を記憶する情報記憶部と、
前記情報記憶部に記憶した前記情報処理装置の情報送信部からの情報を前記情報処理装置とは別の情報処理装置に送出するための送出用部と、
を備え、
前記情報処理装置は、
前記指示操作装置に送信する所定の情報を取得する取得部と、
前記センサを通じて前記指示操作装置による前記所定の情報の送信の指示操作を検出する検出部と、
前記検出部で前記指示操作装置による前記所定の情報の送信の指示操作を検出した場合に、前記取得部で取得した前記所定の情報を、前記センサを通じて前記指示操作装置に送信する前記情報送信部と、
を備えることを特徴とする情報入出力システムを提供する。
【0009】
上述の構成の情報入出力システムにおいては、情報処理装置は、センサを通じて指示操作装置による所定の情報の送信の指示操作を検出すると、取得部で指示操作装置に送信する所定の情報を取得し、情報送信部が当該所定の情報をセンサを通じて指示操作装置に送信する。指示操作装置は、第1の電極又は第2の電極を通じて情報処理装置から送られてくる所定の情報を受信して、その受信した情報を情報記憶部に記憶する。そして、指示操作装置は、情報記憶部に記憶した情報を、送出用部を通じて、所定の情報を送信してきた情報処理装置とは別の情報処理装置に送出する。
【0010】
したがって、上述の構成の情報入出力システムによれば、指示操作装置でセンサを通じて所定の情報の送信の指示操作をすると、情報処理装置からは、指示操作装置に送信すべき所定の情報がセンサを通じて指示操作装置に送られてくるので、指示操作装置は、その情報処理装置からの情報を情報記憶部に記憶して、適宜、送出用部を通じて他の情報処理装置に転送することが可能となる。つまり、指示操作装置は、センサを通じて所定の情報の送信の指示操作をすることで、情報処理装置から所定の情報がセンサを通じて送られてくる所定の情報を受信して情報記憶部に記憶し、その記憶した所定の情報を他の情報処理装置に転送することができるようになり、簡単な操作で、情報処理装置から取得した情報を他の情報処理装置に転送することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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