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公開番号
2024180596
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2024180765,2023183316
出願日
2024-10-16,2018-02-26
発明の名称
電子機器
出願人
株式会社ワコム
代理人
弁理士法人そらおと
主分類
G06F
3/044 20060101AFI20241219BHJP(計算;計数)
要約
【課題】タブレット型の電子機器の狭ベゼル化を実現する。
【解決手段】
本発明は、集積回路とセンサパネルと、を含む電子機器の発明である。センサパネルは、複数の第1の電極と、複数の第2の電極と、を含む。複数の第1の電極は、最も端に位置する第1及び第2の外側電極、並びに、それぞれ第1及び第2の外側電極以外の第1の電極である複数の第1の内側電極を含み、第1及び第2の外側電極の少なくとも一方は、アクティブエリアの外周辺を覆う位置に配置され、第1及び第2の外側電極の少なくとも一方は、第2の方向の中心位置が外周辺と重なるか又は外周辺よりも外側に位置するように配置され、第1及び第2の外側電極の少なくとも一方の第2の方向の幅は、複数の第1の内側電極それぞれの第2の方向の幅より小さい。集積回路は、第1の外側電極におけるアクティブペンからの信号の受信強度に基づいてアクティブペンの位置を決定する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
アクティブペンから受信した信号に基づき、少なくとも表示装置のアクティブエリア内における前記アクティブペンの位置を決定する集積回路と、
前記集積回路に接続され、かつ、前記表示装置に重畳配置されたセンサパネルと、
を含む電子機器であって、
前記センサパネルは、
それぞれ第1の方向に延在し、かつ、前記第1の方向と異なる第2の方向に並べて配設され、互いに異なる第1のルーティング線によって前記集積回路に接続された複数の第1の電極と、
それぞれ前記第2の方向に延在し、かつ、前記第1の方向に並べて配設され、互いに異なる第2のルーティング線によって前記集積回路に接続された複数の第2の電極と、を含み、
前記複数の第1の電極は、最も端に位置する第1及び第2の外側電極、並びに、それぞれ前記第1及び第2の外側電極以外の前記第1の電極である複数の第1の内側電極を含み、
前記第1及び第2の外側電極の少なくとも一方は、前記アクティブエリアの外周辺を覆う位置に配置され、
前記第1及び第2の外側電極の前記少なくとも一方は、前記第2の方向の中心位置が前記外周辺と重なるか又は前記外周辺よりも外側に位置するように配置され、
前記第1及び第2の外側電極の前記少なくとも一方の前記第2の方向の幅は、前記複数の第1の内側電極それぞれの前記第2の方向の幅より小さく、
前記集積回路は、前記第1の外側電極における前記アクティブペンからの信号の受信強度に基づいて前記アクティブペンの位置を決定する、
電子機器。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記集積回路は、前記複数の第1の内側電極のうち少なくとも1つにおける前記アクティブペンからの信号の受信強度と、前記第1の外側電極における前記アクティブペンからの信号の受信強度との両方に基づいて前記アクティブペンの位置を決定する、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記集積回路は、前記複数の第1の内側電極のうち前記第1の外側電極に隣接する第1の隣接電極における前記アクティブペンからの信号の受信強度と、前記第1の外側電極における前記アクティブペンからの信号の受信強度との両方に基づいて前記アクティブペンの位置を決定する、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
前記集積回路は、前記複数の第1の電極のうち前記アクティブペンからの信号の受信強度が最大となっているものが前記第1の隣接電極である場合に、前記複数の第1の内側電極のうち前記第1の外側電極の反対側で前記第1の隣接電極に隣接する第2の隣接電極における前記アクティブペンからの信号の受信強度と、前記第1の外側電極における前記アクティブペンからの信号の受信強度との比に基づいて前記アクティブペンの位置を決定する、
請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記集積回路は、前記複数の第1の電極のうち前記アクティブペンからの信号の受信強度が最大となっているものが前記第1の外側電極である場合に、前記第1の隣接電極における前記アクティブペンからの信号の受信強度に基づいて前記アクティブペンの位置を決定する、
請求項3に記載の電子機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はセンサパネルに関し、特に、表示装置に重畳配置されて使用されるセンサパネルに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
指やスタイラスの位置を検出する機能を有するタブレット型の電子機器においては、センサパネルが表示パネルと重ねて配置される。センサパネルは、表示パネルのアクティブエリア(表示領域)と重なる領域に、それぞれy方向に延在し、x方向に等間隔で配置された複数のx電極と、それぞれx方向に延在し、y方向に等間隔で配置された複数のy電極とを含む複数の線状電極を有しており、これらは、表示パネルのベゼル領域と重なる領域に配置された各複数の配線及びFPC(Flexible Printed Circuits)接続端子を介して、指やスタイラスの検出処理を行う集積回路(センサコントローラ)に接続される。
【0003】
また、スタイラスの一種として、アクティブペンが知られている。アクティブペンは、電源部と信号処理回路とを備え、信号処理回路の生成する信号に応じた電荷をペン先付近に設けられた電極(ペン電極)に供給することにより、ペン信号を送信可能に構成されたスタイラスである。アクティブペンの検出時においては、センサパネル内の複数の線状電極のうちペン先の近傍にあるものでペン信号が受信され、上記したFPC接続端子を介してセンサコントローラに供給される。センサコントローラは、各x電極におけるペン信号の受信レベルに基づいてアクティブペンのx座標を決定し、各y電極におけるペン信号の受信レベルに基づいてアクティブペンのy座標を決定することにより、タッチ面内におけるアクティブペンの位置を検出する。
【0004】
特許文献1には、指とアクティブペンの両方を検出可能な位置検出装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-063249号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記のように表示装置と重ねてセンサパネルを配置する場合、センサパネルのうちアクティブエリア外に設置しなければならない部分の面積が大きくなる場合がある。そうすると近年進展中の狭ベゼル化が阻害されてしまうため、改善が必要とされていた。
【0007】
したがって、本発明の目的の一つは、タブレット型の電子機器の狭ベゼル化を実現できるセンサパネルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の側面によるセンサパネルは、表示装置に重畳配置されて使用され、少なくとも前記表示装置のアクティブエリア内におけるアクティブペンの位置を検出する集積回路に接続されるセンサパネルであって、それぞれ第1の方向に延在し、かつ、前記第1の方向と異なる第2の方向に並べて配設され、互いに異なる第1のルーティング線によって前記集積回路に接続された複数の第1の電極と、それぞれ前記第2の方向に延在し、かつ、前記第1の方向に並べて配設され、互いに異なる第2のルーティング線によって前記集積回路に接続された複数の第2の電極と、を含み、前記複数の第1の電極は、最も端に位置する第1及び第2の外側電極、並びに、それぞれ前記第1及び第2の外側電極以外の前記第1の電極である複数の第1の内側電極を含み、前記第1及び第2の外側電極の少なくとも一方の前記第2の方向の幅は、前記複数の第1の内側電極それぞれの前記第2の方向の幅より小さい、センサパネルである。
【0009】
本発明の第2の側面によるセンサパネルは、表示装置に重畳配置されて使用され、少なくとも前記表示装置のアクティブエリア内におけるアクティブペンの位置を検出する集積回路に接続されるセンサパネルであって、それぞれ第1の方向に延在し、かつ、前記第1の方向と異なる第2の方向に並べて配設され、互いに異なる第1のルーティング線によって前記集積回路に接続された複数の第1の電極と、それぞれ前記第2の方向に延在し、かつ、前記第1の方向に並べて配設され、互いに異なる第2のルーティング線によって前記集積回路に接続された複数の第2の電極と、を含み、前記複数の第1の電極のうち最も端に位置する第1及び第2の外側電極の少なくとも一方は、前記第2のルーティング線の少なくとも一部を覆う第1のカバー部を有するように配設される、センサパネルである。
【0010】
本発明の第3の側面によるセンサパネルは、表示装置に重畳配置されて使用され、少なくとも前記表示装置のアクティブエリア内におけるアクティブペンの位置を検出する集積回路に接続されるセンサパネルであって、それぞれ第1の方向に延在し、かつ、前記第1の方向と異なる第2の方向に並べて配設され、互いに異なる第1のルーティング線によって前記集積回路に接続された複数の第1の電極と、それぞれ前記第2の方向に延在し、かつ、前記第1の方向に並べて配設され、互いに異なる第2のルーティング線によって前記集積回路に接続された複数の第2の電極と、を含み、前記複数の第1の電極は、最も端に位置する第1及び第2の外側電極、並びに、それぞれ前記第1及び第2の外側電極以外の前記第1の電極である複数の第1の内側電極を含み、前記第1及び第2の外側電極の少なくとも一方は、前記アクティブエリア外におけるメッシュ密度が前記アクティブエリア内におけるメッシュ密度より高くなるように形成されたメッシュ状の導体によって構成される、センサパネルである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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