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公開番号2025000839
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-07
出願番号2024170057,2022524395
出願日2024-09-30,2021-05-11
発明の名称コンピュータ、コンピュータを用いて実行される方法、及び、プログラム
出願人株式会社ワコム
代理人弁理士法人そらおと
主分類G06F 21/16 20130101AFI20241224BHJP(計算;計数)
要約【課題】アートワークへのアクセシビリティを確保しつつも、アートワークの不法な使用を抑制する。
【解決手段】本発明によるコンピュータは、アーティストのアートワークの特徴を示す1つ以上の値を人工知能プログラムに学習させることに基づいて生成される機械学習モデルに対し、前記アーティストのアートワークに関連付けられるストロークデータに関する前記1つ以上の値を入力し、前記機械学習モデルから前記アーティストによるアートワーク製作の特徴を示すアーティスト特徴量を出力する。前記1つ以上の値は、運筆スピード、筆圧値、ペン角度データ、及び、タッチ状態とホバー状態の時間的な配分のうちの少なくとも1つに関連するものである。
【選択図】図18
特許請求の範囲【請求項1】
アーティストのアートワーク製作の特徴を示す1つ以上の値を人工知能プログラムに学習させることに基づいて生成される機械学習モデルに対し、前記アーティストのアートワークに関連付けられるストロークデータに関する前記1つ以上の値を入力し、
前記機械学習モデルから前記アーティストによるアートワーク製作の特徴を示すアーティスト特徴量を出力し、
前記1つ以上の値は、運筆スピード、筆圧値、ペン角度データ、及び、タッチ状態とホバー状態の時間的な配分のうちの少なくとも1つに関連するものである、
コンピュータ。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記アートワークは、ペンタッチの位置を示す一連のペンタッチ座標と、ペンアップの位置を示す一連のペンアップ座標とに関連付けられており、
前記アートワークの特徴を示すアートワーク特徴量を出力し、
前記アートワーク特徴量は、前記一連のペンタッチ座標及び前記一連のペンアップ座標を含む、
請求項1に記載のコンピュータ。
【請求項3】
前記アートワーク特徴量を示すウォーターマークを前記アートワークに埋め込む、
請求項2に記載のコンピュータ。
【請求項4】
コンピュータを用いて実行される方法であって、
前記コンピュータは、
アーティストのアートワークの特徴を示す1つ以上の値を人工知能プログラムに学習させることに基づいて生成される機械学習モデルに対し、前記アーティストのアートワークに関連付けられるストロークデータに関する前記1つ以上の値を入力し、
前記機械学習モデルから前記アーティストによるアートワーク製作の特徴を示すアーティスト特徴量を出力し、
前記1つ以上の値は、運筆スピード、筆圧値、ペン角度データ、及び、タッチ状態とホバー状態の時間的な配分のうちの少なくとも1つに関連するものである、
方法。
【請求項5】
前記アートワークは、ペンタッチの位置を示す一連のペンタッチ座標と、ペンアップの位置を示す一連のペンアップ座標とに関連付けられており、
前記コンピュータは、前記アートワークの特徴を示すアートワーク特徴量を出力し、
前記アートワーク特徴量は、前記一連のペンタッチ座標及び前記一連のペンアップ座標を含む、
請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記コンピュータは、前記アートワーク特徴量を示すウォーターマークを前記アートワークに埋め込む、
請求項5に記載の方法。
【請求項7】
アーティストのアートワークの特徴を示す1つ以上の値を人工知能プログラムに学習させることに基づいて生成される機械学習モデルに対し、前記アーティストのアートワークに関連付けられるストロークデータに関する前記1つ以上の値を入力し、
前記機械学習モデルから前記アーティストによるアートワーク製作の特徴を示すアーティスト特徴量を出力する、
処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記1つ以上の値は、運筆スピード、筆圧値、ペン角度データ、及び、タッチ状態とホバー状態の時間的な配分のうちの少なくとも1つに関連するものである、
プログラム。
【請求項8】
前記アートワークは、ペンタッチの位置を示す一連のペンタッチ座標と、ペンアップの位置を示す一連のペンアップ座標とに関連付けられており、
前記アートワークの特徴を示すアートワーク特徴量を出力する処理を前記コンピュータにさらに実行させ、
前記アートワーク特徴量は、前記一連のペンタッチ座標及び前記一連のペンアップ座標を含む、
請求項7に記載のプログラム。
【請求項9】
前記アートワーク特徴量を示すウォーターマークを前記アートワークに埋め込む処理を前記コンピュータにさらに実行させる、
請求項8に記載のプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はアートワークの管理方法、コンピュータ、及び、プログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、ブロックチェーンにより契約の正当性を保証するスマートコントラクトを利用して、様々なサービスが生み出されている。例えば特許文献1には、銀行による金銭の貸付のためにスマートコントラクトを利用することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2019-524018号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、デジタル画像の再生を制限することにより、デジタル画像の著作者の権益を守ろうとするデジタル著作権管理(DRM:Digital Rights Management)という技術が知られている。この技術を用いれば、タブレット端末で描かれたデジタル絵画などのアートワークについても不法な使用、例えば、無許諾での使用を制限することができるが、一方で、アートワークへのアクセシビリティが損なわれる。そうすると、結果としてアートワークの著作者であるアーティストの権益をも損なうことになるおそれがあるため、改善が必要とされている。
【0005】
したがって、本発明の目的の一つは、アートワークへのアクセシビリティを確保しつつ、アートワークの不法な使用を制限できるアートワークの管理方法、コンピュータ、及び、プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によるアートワークの管理方法は、1以上のコンピュータによって実行されるアートワークの管理方法であって、前記1以上のコンピュータに含まれる第1のコンピュータが、WEBサイトに含まれるアートワークを検出する検出ステップと、前記第1のコンピュータが、前記検出ステップにおいて検出した前記アートワークの購入を示す購入トランザクションがブロックチェーンネットワークに記録されているか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにより記録されていないと判定された場合に、前記第1のコンピュータが、前記アートワークの不正使用を発見したことを示す報告を送信する送信ステップと、を含むアートワークの管理方法である。
【0007】
本発明によるコンピュータは、WEBサイトに含まれるアートワークを検出する検出部と、前記検出部により検出された前記アートワークの購入を示す購入トランザクションがブロックチェーンネットワークに記録されているか否かを判定する判定部と、前記判定部により記録されていないと判定された場合に、前記アートワークの不正使用を発見したことを示す報告を送信する送信部と、を含むコンピュータである。
【0008】
本発明によるプログラムは、コンピュータに、WEBサイトに含まれるアートワークを検出する検出ステップと、前記検出ステップにおいて検出した前記アートワークの購入を示す購入トランザクションがブロックチェーンネットワークに記録されているか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにより記録されていないと判定された場合に、前記アートワークの不正使用を発見したことを示す報告を送信する送信ステップと、を実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、アートワークへのアクセシビリティを確保しつつも、アートワークの不法な使用を抑制することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施の形態によるアートワーク取引・管理システム1の構成を示す図である。
プラットフォームポータルサーバ3、アーティスト端末4、及び購入者端末5のハードウェア構成の一例を示す図である。
ペン角度データを説明する図である。
バイオメトリック署名データの構成を示す図である。
プラットフォームポータルサーバ3に対するデータの入出力を示す図である。
アートワークの出品にかかるプラットフォームポータルサーバ3の機能ブロック図である。
アートワークの販売にかかるプラットフォームポータルサーバ3の機能ブロック図である。
(a)は、第三者端末6にインストールされるプラグインの機能ブロック図であり、(b)は、第三者端末6に対する報酬の支払いにかかるプラットフォームポータルサーバ3の機能ブロック図である。
アートワークの真贋判定にかかるプラットフォームポータルサーバ3の機能ブロック図である。
(a)は、アーティストによるアートワーク製作の特徴を示すアーティスト特徴量を説明する図であり、(b)は、アートワークの特徴を示す複数の値からなるアートワーク特徴量を説明する図である。
アートワーク特徴量の具体例を示す図である。
プラットフォームポータルサーバ3が実行する処理を示す処理フロー図である。
図12のステップS7で実行されるアートワーク出品処理の詳細を示す図である。
図12のステップS8で実行されるアートワーク販売処理の詳細を示す図である。
図12のステップS8で実行されるアートワーク販売処理の詳細を示す図である。
図14のステップS41で実行されるウォーターマーク埋め込み処理の詳細を示す図である。
図16に示したウォーターマーク埋め込み処理により生成した透かし入りアートワークからウォーターマークを読み出すための処理を示す処理フロー図である。
第三者端末6のブラウザソフトウェアにインストールされたプラグインによって実行される不正使用監視処理を示す処理フロー図である。
図12のステップS9で実行される報酬支払い処理の詳細を示す図である。
図12のステップS10で実行される真贋判定処理の詳細を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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