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公開番号2024123596
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023031154
出願日2023-03-01
発明の名称インペラ、送風装置、金型及びインペラの製造方法
出願人ニデック株式会社
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類F04D 29/28 20060101AFI20240905BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】軽量化しつつ送風量を増加できるインペラを提供する。
【解決手段】インペラは、上下に延びる中心軸を中心に回転して気流を発生する。インペラは、中心軸を中心とする径方向外方に延びる複数枚の羽根と、羽根と同じ材料で形成されて羽根を保持するインペラハブと、を有する。羽根は、上下に延びる中心軸を中心に周方向に並んで配置され、周方向に並ぶ2つを1組として複数の羽根組を構成する。インペラハブは、中心軸に沿って延びるハブ筒部と、ハブ筒部の外周面から径方向外方に拡がる環状であり、羽根の径方向内方の端部を保持するハブフランジと、を有する。ハブフランジは、下面から突出した第1段部を有し、第1段部は各前記羽根組の各羽根の周方向外方の端面の径方向内端同士をつなぐ線状である。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
上下に延びる中心軸を中心に回転して気流を発生するインペラであって、
前記中心軸を中心とする径方向外方に延びる複数枚の羽根と、
前記羽根と同じ材料で形成されて前記羽根を保持するインペラハブと、を有し、 前記羽根は、上下に延びる前記中心軸を中心に周方向に並んで配置され、周方向に並ぶ2つを1組として複数の羽根組を構成し、
前記インペラハブは、
中心軸に沿って延びるハブ筒部と、
前記ハブ筒部の外周面から径方向外方に拡がる環状であり、前記羽根の径方向内方の端部を保持するハブフランジと、を有し、
前記ハブフランジは、下面から突出した第1段部を有し、前記第1段部は各前記羽根組の各前記羽根の周方向外方の端面の径方向内端同士をつなぐ線状である、インペラ。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記ハブフランジは方面から突出した第2段部を有し、
前記第2段部は、各羽根組の各前記羽根の対向する端面の径方向内端同士を繋ぐ線状である請求項1に記載のインペラ。
【請求項3】
前記ハブフランジは、下面から突出して前記第1段部よりも径方向内方に配置される線状のフランジ段部を有する請求項1に記載のインペラ。
【請求項4】
前記フランジ段部は、隣り合う前記第1段部の周方向の間に配置される請求項3に記載のインペラ。
【請求項5】
前記羽根の径方向外端部の上端と接触する環状の保持リングを有し、
前記保持リングは下面から突出して前記羽根の間に形成される線状のリング段部を有する請求項1に記載のインペラ。
【請求項6】
前記リング段部は隣り合う前記第1段部の周方向の間に配置される請求項5に記載のインペラ。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれかに記載のインペラと、
前記インペラを回転するモータと、を有する送風装置。
【請求項8】
請求項1から請求項6のいずれかに記載のインペラの製造に用いられる金型であって、
軸方向に向い合せに配置される第1金型及び第2金型と、
前記第1金型に配置されて軸方向に前記第2金型と離れる方向に移動可能な抜きピンと、
前記第2金型に配置されて少なくとも一部が前記抜きピンと軸方向に対向し、軸方向に前記第1金型に接近する方向に移動可能な複数のエジェクタピンと、を有し、
前記エジェクタピンは、前記羽根組を構成する2つの前記羽根を同時に押すことができる位置に配置される金型。
【請求項9】
前記第1金型と前記抜きピンとが単一の部材で形成される請求項8に記載の金型。
【請求項10】
請求項8に記載の金型を組み立てる組み立て工程と、
前記金型の内部に樹脂を射出する射出工程と、
前記樹脂を硬化させる樹脂硬化工程と、
前記金型を離型する離型工程と、を有し、
前記離型工程において、
前記第1金型及び前記抜きピンを離型した後、各前記エジェクタピンが、前記羽根組を構成する2つの羽根を同時に押す、インペラの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インペラ、インペラを備えた送風装置、インペラを製造する送風装置及びインペラの製造方法に関する。
続きを表示(約 940 文字)【背景技術】
【0002】
従来、インペラは、軽量化、製造の簡易化のため、樹脂が用いられる。樹脂のインペラは、金型に樹脂を射出し、樹脂が硬化した後に離型することで、製造される(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-184779号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、送風装置において送風量の増量、軽量化及び省エネルギ化が望まれている。
【0005】
そこで本発明は、軽量化しつつ送風量を増加できるインペラを提供することを目的とする。
【0006】
また、送風量を増加しつつ省エネルギ化できる送風装置を提供することを目的とする。
【0007】
さらに、軽量化しつつ送風量を増加できるインペラの製造に適した金型を提供することを目的とする。
【0008】
また、軽量化しつつ送風量を増加できるインペラの製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の例示的なインペラは、上下に延びる中心軸を中心に回転して気流を発生する。インペラは、前記中心軸を中心とする径方向外方に延びる複数枚の羽根と、前記羽根と同じ材料で形成されて前記羽根を保持するインペラハブと、を有する。前記羽根は、上下に延びる前記中心軸を中心に周方向に並んで配置され、周方向に並ぶ2つを1組として複数の羽根組を構成する。前記インペラハブは、中心軸に沿って延びるハブ筒部と、前記ハブ筒部の外周面から径方向外方に拡がる環状であり、前記羽根の径方向内方の端部を保持するハブフランジと、を有する。前記ハブフランジは、下面から突出した第1段部を有し、前記第1段部は各前記羽根組の各前記羽根の周方向外方の端面の径方向内端同士をつなぐ線状である。
【0010】
本発明の例示的な送風装置は、上述のモータと、前記ロータに取り付けられて回転によって気流を発生するインペラと、を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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