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公開番号
2024158991
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023074686
出願日
2023-04-28
発明の名称
ロータ、回転電機、および駆動装置
出願人
ニデック株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02K
1/32 20060101AFI20241031BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】マグネット穴内に流体が流入することを抑制する。
【解決手段】ロータは、シャフトと、第1コアピース部および第2コアピース部を有するロータコアと、第1コアピース部と第2コアピース部との軸方向の間に配置された第1プレートと、第1コアピース部と第1プレートとの軸方向の間および第2コアピース部と第1プレートとの軸方向の間の少なくとも一方に配置された第2プレートと、を備える。第1プレートは、シャフトに設けられた第2シャフト穴部とロータコアに設けられたコア流路部とを繋ぐプレート流路部を有する。プレート流路部は、コア流路部と重なる供給流路部と、第2シャフト穴部と供給流路部とを繋ぐ接続流路部と、を有する。第2プレートは、第2プレートを軸方向に貫通する貫通孔を有する。貫通孔は、軸方向に見て、コア流路部および供給流路部と重なり、かつ、マグネット穴と異なる位置に配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
中心軸線を中心として回転可能なロータであって、
軸方向に延びるシャフトと、
軸方向に並ぶ第1コアピース部および第2コアピース部を有し、前記シャフトの外周面に固定されたロータコアと、
前記第1コアピース部と前記第2コアピース部との軸方向の間に配置された第1プレートと、
前記第1コアピース部と前記第1プレートとの軸方向の間および前記第2コアピース部と前記第1プレートとの軸方向の間の少なくとも一方に配置された第2プレートと、
前記ロータコアに保持された複数のマグネットと、
を備え、
前記シャフトは、
軸方向に延びる第1シャフト穴部と、
前記シャフトの外周面に開口し、前記第1シャフト穴部に繋がる第2シャフト穴部と、
を有し、
前記第1コアピース部および前記第2コアピース部は、
前記マグネットが配置されたマグネット穴と、
軸方向に延びるコア流路部と、
をそれぞれ有し、
前記第1プレートは、前記第2シャフト穴部と前記コア流路部とを繋ぐプレート流路部を有し、
前記プレート流路部は、
軸方向に見て前記コア流路部と重なる供給流路部と、
前記第2シャフト穴部と前記供給流路部とを繋ぐ接続流路部と、
を有し、
前記第2プレートは、前記第2プレートを軸方向に貫通する貫通孔を有し、
前記貫通孔は、軸方向に見て、前記コア流路部および前記供給流路部と重なり、かつ、前記マグネット穴と異なる位置に配置され、
前記第2プレートの少なくとも一部は、前記マグネット穴の少なくとも一部と軸方向に対向している、ロータ。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記第1プレートの軸方向の寸法は、前記第2プレートの軸方向の寸法よりも大きい、請求項1に記載のロータ。
【請求項3】
前記第1プレートを構成する材料と前記第2プレートを構成する材料とは、互いに異なる、請求項2に記載のロータ。
【請求項4】
前記第1プレートを構成する材料は、アルミニウム合金であり、
前記第2プレートを構成する材料は、鉄合金である、請求項3に記載のロータ。
【請求項5】
前記第1プレートを構成する材料および前記第2プレートを構成する材料は、前記第1コアピース部を構成する材料および前記第2コアピース部を構成する材料とは異なる、請求項1に記載のロータ。
【請求項6】
前記ロータコアは、前記第1コアピース部および前記第2コアピース部を含む複数のコアピース部を有し、
前記第1プレートおよび前記第2プレートよりも軸方向一方側に位置する前記コアピース部の数と、前記第1プレートおよび前記第2プレートよりも軸方向他方側に位置する前記コアピース部の数とは、互いに同じである、請求項5に記載のロータ。
【請求項7】
前記ロータコアの軸方向の中心と前記ロータコアの軸方向一方側の端部との間における軸方向の中心を第1中心とし、前記ロータコアの軸方向の中心と前記ロータコアの軸方向他方側の端部との間における軸方向の中心を第2中心としたとき、前記第1プレートおよび前記第2プレートは、前記第1中心と前記第2中心との軸方向の間に位置する、請求項5に記載のロータ。
【請求項8】
軸方向と直交する断面において、前記貫通孔の断面積は、前記コア流路部の断面積よりも大きい、請求項1に記載のロータ。
【請求項9】
前記貫通孔の径方向外縁部は、前記供給流路部の径方向外縁部と径方向において同じ位置、または前記供給流路部の径方向外縁部よりも径方向外側に位置する、請求項1に記載のロータ。
【請求項10】
前記複数のマグネットの一部は、前記コア流路部よりも径方向内側に位置し、
前記複数のマグネットの他の一部は、前記コア流路部よりも径方向外側に位置する、請求項1に記載のロータ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロータ、回転電機、および駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、シャフト内に設けられた軸内流路からロータコアに設けられたコア内流路へと流体が導かれる構造を有する回転電機が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-82924号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような回転電機においては、コア内流路へと導かれた流体の一部がマグネット穴内に流入する恐れがあった。マグネット穴内に流体が流入すると、当該流体によってロータに質量の偏りが生じてロータの振動が大きくなり、回転電機から騒音が生じる恐れがあった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みて、マグネット穴内に流体が流入することを抑制できる構造を有するロータ、回転電機、および駆動装置を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のロータの一つの態様は、中心軸線を中心として回転可能なロータであって、軸方向に延びるシャフトと、軸方向に並ぶ第1コアピース部および第2コアピース部を有し、前記シャフトの外周面に固定されたロータコアと、前記第1コアピース部と前記第2コアピース部との軸方向の間に配置された第1プレートと、前記第1コアピース部と前記第1プレートとの軸方向の間および前記第2コアピース部と前記第1プレートとの軸方向の間の少なくとも一方に配置された第2プレートと、前記ロータコアに保持された複数のマグネットと、を備える。前記シャフトは、軸方向に延びる第1シャフト穴部と、前記シャフトの外周面に開口し、前記第1シャフト穴部に繋がる第2シャフト穴部と、を有する。前記第1コアピース部および前記第2コアピース部は、前記マグネットが配置されたマグネット穴と、軸方向に延びるコア流路部と、をそれぞれ有する。前記第1プレートは、前記第2シャフト穴部と前記コア流路部とを繋ぐプレート流路部を有する。前記プレート流路部は、軸方向に見て前記コア流路部と重なる供給流路部と、前記第2シャフト穴部と前記供給流路部とを繋ぐ接続流路部と、を有する。前記第2プレートは、前記第2プレートを軸方向に貫通する貫通孔を有する。前記貫通孔は、軸方向に見て、前記コア流路部および前記供給流路部と重なり、かつ、前記マグネット穴と異なる位置に配置されている。前記第2プレートの少なくとも一部は、前記マグネット穴の少なくとも一部と軸方向に対向している。
【0007】
本発明の回転電機の一つの態様は、上記のロータと、前記ロータと隙間を介して対向するステータと、を備える。
【0008】
本発明の駆動装置の一つの態様は、上記の回転電機と、前記回転電機に接続されたギヤ機構と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一つの態様によれば、回転電機および駆動装置において、ロータのマグネット穴内に流体が流入することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、第1実施形態における駆動装置を模式的に示す図である。
図2は、第1実施形態におけるロータを示す斜視図である。
図3は、第1実施形態におけるロータの一部を示す分解斜視図である。
図4は、第1実施形態におけるロータを示す断面図である。
図5は、第1実施形態におけるロータを示す部分断面図であって、第1プレートを示す図である。
図6は、第1実施形態におけるロータの一部を示す部分断面図であって、図5の部分拡大図である。
図7は、第1実施形態におけるロータの一部を示す断面図であって、ロータの内部におけるオイルの流れを示す図である。
図8は、第1実施形態におけるロータを示す部分断面図であって、第2プレートを示す図である。
図9は、第2実施形態におけるロータの一部を示す断面図である。
図10は、第3実施形態におけるロータの一部を示す図である。
図11は、第4実施形態におけるロータの一部を示す断面図である。
図12は、第5実施形態におけるロータの一部を示す部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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