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公開番号2024156403
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-06
出願番号2023070835
出願日2023-04-24
発明の名称送風装置及び掃除機
出願人ニデック株式会社
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類F04D 29/44 20060101AFI20241029BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】効率よく冷却される送風装置を用いることで長期間にわたり安定した吸引力を発揮できる掃除機を提供する。
【解決手段】送風装置は、ロータと、ステータと、ロータに固定されるインペラと、インペラで発生した気流を整流するディフューザと、を有する。ディフューザは、内筒部と、外筒部と、内筒部と外筒部との隙間に配置される複数の静翼部と、を有する。内筒部は、径方向内面と径方向外面とを連通する連通部を有する。前記中心軸を含む断面で前記連通部を切断した断面形状において、前記連通部の上辺が前記中心軸と直交する又は径方向外方に向かうにつれて下方に向かって延び、前記連通部の下辺が前記中心軸と直交する又は径方向外方に向かうにつれて下方に向かって延びる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
上下に延びる中心軸を中心に回転するロータと、
前記ロータと径方向に対向するステータと、
前記ロータに固定されるインペラと、
前記インペラの下方に配置されて前記インペラで発生した気流を整流するディフューザと、を有し、
前記ディフューザは、
内筒部と、
前記内筒部と径方向に隙間を介して配置される外筒部と、
前記内筒部と前記外筒部との隙間に周方向に間隔をあけて配置される複数の静翼と、を有し、
前記内筒部は、径方向の内外を連通する連通部を有し、
前記中心軸を含む断面で前記連通部を切断した断面形状において、前記連通部の上辺が前記中心軸と直交する又は径方向外方に向かうにつれて下方に向かって延び、前記連通部の下辺が前記中心軸と直交する又は径方向外方に向かうにつれて下方に向かって延びる送風装置。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記上辺及び前記下辺が、径方向外方に向かうにつれて下方に向かって延びる請求項1に記載の送風装置。
【請求項3】
前記上辺は径方向外方に向かうにつれて下方に向かって延び、前記下辺は前記中心軸と直交する方向に延びる請求項1に記載の送風装置。
【請求項4】
前記下辺は径方向外方に向かうにつれて下方に向かって延び、前記上辺は前記中心軸と直交する方向に延びる請求項1に記載の送風装置。
【請求項5】
前記上辺及び前記下辺はともに前記中心軸と直交する方向に延びる請求項1に記載の送風装置。
【請求項6】
前記連通部の径方向内方の開口面積は径方向外方の開口面積よりも大きい請求項1に記載の送風装置。
【請求項7】
前記連通部の径方向内方の開口の少なくとも一部は、前記ステータ上端よりも上に位置する請求項1に記載の送風装置。
【請求項8】
前記連通部は、周方向の全周に渡って連続して形成される請求項1に記載の送風装置。
【請求項9】
前記ディフューザは、複数の前記連通部を有し、
複数の前記連通部は、周方向に並んで配置される請求項1に記載の送風装置。
【請求項10】
前記ディフューザは、第1ディフューザ部と、前記第1ディフューザ部の前記中心軸に沿う方向の下方に配置される第2ディフューザ部とに分割可能であり、
前記連通部は、前記第1ディフューザ部の第1内筒部と前記第2ディフューザ部の第2内筒部との隙間である請求項1に記載の送風装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、送風装置及び送風装置を有する掃除機に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来の電動送風機は、モータと、モータの外方を覆うカバーと、モータとインペラとの間に配置されるディフューザとを有する。そして、ディフューザを気流が流れるときに、ディフューザの内部と吐出口との圧力差によって、カバーとディフューザとの隙間から気流を流し、モータを冷却する。(例えば、特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
韓国公開特許2021-0153904号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
モータのさらなる冷却効率の向上の要求が高まっている。
【0005】
本発明は、ロータおよびステータを効率よく冷却できる送風装置を提供することを目的とする。
【0006】
本発明は、効率よく冷却される送風装置を用いることで長期間にわたり安定した吸引力を発揮できる掃除機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の例示的な送風装置は、上下に延びる中心軸を中心に回転するロータと、前記ロータと径方向に対向するステータと、前記ロータに固定されるインペラと、前記インペラの下方に配置されて前記インペラで発生した気流を整流するディフューザと、を有する。前記ディフューザは、内筒部と、前記内筒部と径方向に隙間を介して配置される外筒部と、前記内筒部と前記外筒部との隙間に周方向に間隔をあけて配置される複数の静翼と、を有する。前記内筒部は、径方向の内外を連通する連通部を有する。前記中心軸を含む断面で前記連通部を切断した断面形状において、前記連通部の上辺が前記中心軸と直交する又は径方向外方に向かうにつれて下方に向かって延び、前記連通部の下辺が前記中心軸と直交する又は径方向外方に向かうにつれて下方に向かって延びる。
【発明の効果】
【0008】
例示的な本発明の送風装置によれば、ロータおよびステータの効率的な冷却が可能である。
【0009】
例示的な本発明の掃除機によれば、長期間にわたり安定した吸引力の発揮が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本実施形態にかかる掃除機の斜視図である。
図2は、本実施形態に係る送風装置の斜視図である。
図3は、図2に示す送風装置の中心軸を含む切断面の断面図である。
図4は、モータの上方から見た斜視図である。
図5は、モータの下方から見た斜視図である。
図6は、ディフューザの外筒部を省略した斜視図である。
図7は、図6に示すディフューザの周方向展開図である。
図8は、ディフューザの内筒部と外筒部との接続部分を拡大した断面図である。
図9は、ディフューザの連通部の周囲を拡大した拡大断面図である。
図10は、外筒部を省略したディフューザの周方向展開図である。
図11は、連通部の他の例を示す拡大断面図である。
図12は、第1変形例のディフューザの連通部を示す拡大断面図である。
図13は、第2変形例のディフューザの連通部を示す拡大断面図である。
図14は、第3変形例のディフューザの連通部を示す拡大断面図である。
図15は、外筒部を省略した第4変形例のディフューザを周方向に展開した拡大展開図である。
図16は、外筒部を省略した第5変形例のディフューザを周方向に展開した拡大展開図である。
図17は、外筒部を省略した第6変形例のディフューザを周方向に展開した拡大展開図である。
図18は、図17に示すディフューザの内筒部と外筒部との接続部分を拡大した断面図である。
図19は、外筒部を省略した第7変形例のディフューザを周方向に展開した拡大展開図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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