TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025098935
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2024188599
出願日2024-10-25
発明の名称冷媒循環装置
出願人ニデック株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類F28F 27/02 20060101AFI20250625BHJP(熱交換一般)
要約【課題】弁に堆積物が固着しにくい冷媒循環装置を提供する。
【解決手段】本開示の一態様による冷媒循環装置は、一次流路と、二次流路と、弁と、制御部とを備える。一次流路は、一次冷媒が流通する。二次流路は、二次冷媒が流通する。弁は、一次流路または二次流路に設けられ、開度を調整可能である。制御部は、弁の動作を制御する。制御部は、弁が動作していない期間が閾値を超えた場合に、弁に対して予め定められた動作を行わせる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
一次冷媒が流通する一次流路と、
二次冷媒が流通する二次流路と、
一次流路または二次流路に設けられ、開度を調整可能な弁と、
前記弁の動作を制御する制御部と
を備え、
前記制御部は、前記弁が動作していない期間が閾値を超えた場合に、前記弁に対して予め定められた動作を行わせる、冷媒循環装置。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記一次流路および前記二次流路に接続される熱交換器をさらに備え、
前記一次流路は、
前記一次冷媒の流入口と流出口とを前記熱交換器を介して接続する主流路と、
前記熱交換器よりも上流側の位置において前記主流路から分岐し、前記熱交換器よりも下流側の位置において前記主流路と合流するバイパス流路と
を含み、
前記弁は、
前記主流路における前記バイパス流路の分岐位置よりも下流かつ前記熱交換器よりも上流の位置において前記主流路と接続する第一弁と、
前記バイパス流路と接続する第二弁と
を含み、
前記制御部は、前記第一弁または前記第二弁の一方が前記予め定められた動作を行っている間、前記第一弁または前記第二弁の他方を開放する、請求項1に記載の冷媒循環装置。
【請求項3】
前記二次流路に設けられる温度センサをさらに備え、
前記制御部は、前記弁が動作していない期間が閾値を超えた場合であって、且つ、前記温度センサから取得した前記二次冷媒の液温が予め定められた温度範囲内である場合、前記弁に対して前記予め定められた動作を行わせる、請求項1に記載の冷媒循環装置。
【請求項4】
前記一次流路に設けられる圧力センサをさらに備え、
前記制御部は、前記圧力センサの測定値および前記弁の開度に応じて、前記予め定められた動作を行うかを判定する、請求項1に記載の冷媒循環装置。
【請求項5】
前記一次流路または前記二次流路に設けられるセンサをさらに備え、
前記制御部は、前記予め定められた動作時における前記センサの測定値の変化に基づいて、前記センサが正常に動作しているかを確認する、請求項1に記載の冷媒循環装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、冷媒循環装置に関する。
続きを表示(約 910 文字)【背景技術】
【0002】
従来、CPU(Central Processing Unit)などの熱源から受けた熱を内部で循環する冷媒に伝達することで当該熱源を冷却する冷却制御装置が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載の冷却制御装置は、一次冷却水の流路と、熱源を冷却する冷媒としての二次冷却水の流路と、一次冷却水と二次冷却水との間で熱交換を行う熱交換器とを有する。
【0004】
また、特許文献1には、熱交換器への一次冷却水の流量を変化させる弁の開度を調整することで二次冷却水の温度を設定温度になるように制御する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-124965号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の冷却制御装置は、流路中に設けられた弁が一定期間動作しなかった場合、イオン化した金属または不純物などが堆積した堆積物が弁に固着し、弁が正常に動作しなくなるおそれがある。
【0007】
そこで、上述の問題点を克服し、流路中に設けられた弁に堆積物が固着しにくい冷媒循環装置の実現が期待されている。
【0008】
本開示は、弁に堆積物が固着しにくい冷媒循環装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一態様による冷媒循環装置は、一次流路と、二次流路と、弁と、制御部とを備える。一次流路は、一次冷媒が流通する。二次流路は、二次冷媒が流通する。弁は、一次流路または二次流路に設けられ、開度を調整可能である。制御部は、弁の動作を制御する。制御部は、弁が動作していない期間が閾値を超えた場合に、弁に対して予め定められた動作を行わせる。
【発明の効果】
【0010】
本開示の冷媒循環装置は、弁に堆積物が固着しにくい。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
熱交換器
10か月前
個人
熱交換装置
1か月前
ホーコス株式会社
熱交換ユニット
5か月前
住友精密工業株式会社
熱交換器
8か月前
三恵技研工業株式会社
熱交換器
3か月前
三恵技研工業株式会社
熱交換器
3か月前
アンリツ株式会社
検査装置
2か月前
ホシザキ株式会社
冷凍機器
10か月前
アンリツ株式会社
検査装置
2か月前
株式会社パイオラックス
熱交換器
5か月前
株式会社ティラド
ドロンカップ型熱交換器
9か月前
株式会社ティラド
ラジエータ
5か月前
日産自動車株式会社
熱交換器
4か月前
スズキ株式会社
熱交換器
8か月前
リンナイ株式会社
熱交換器
10か月前
リンナイ株式会社
熱交換器
10か月前
リンナイ株式会社
熱交換器
10か月前
リンナイ株式会社
熱交換器
10か月前
リンナイ株式会社
熱交換器
10か月前
株式会社アイシン
水噴射冷却システム
5か月前
個人
熱交換器
7か月前
リンナイ株式会社
熱交換器
10か月前
株式会社デンソー
熱交換器
1か月前
サンデン株式会社
熱交換器
3か月前
株式会社豊田中央研究所
冷却装置
9か月前
日新電機株式会社
化学蓄熱反応器
6か月前
ZACROS株式会社
熱交換装置
2か月前
栗田工業株式会社
冷却塔システム
5日前
株式会社デンソー
熱交換器
7か月前
サンデン株式会社
熱交換器
3か月前
株式会社デンソー
熱交換器
1か月前
株式会社アイシン
熱交換器
1か月前
株式会社デンソー
熱交換器
1か月前
サンデン株式会社
熱交換器
5か月前
サンデン株式会社
熱交換器
5か月前
株式会社デンソー
熱交換器
13日前
続きを見る