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公開番号
2025105098
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223402
出願日
2023-12-28
発明の名称
モータ、および送風装置
出願人
ニデック株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
H02K
5/167 20060101AFI20250703BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】軸受と軸受収容部との結合強度を向上させるモータを提供する。
【解決手段】モータは、軸方向に延びる中心軸を中心として回転可能なロータと、ロータを径方向内方において回転可能に支持する軸受32と、軸受を径方向内方において収容する軸受収容部と、周方向の全域の少なくとも一部にわたって配置される環状部材34と、を備える。軸受は、外周側面において径方向内方に向かって凹み、周方向の全域の少なくとも一部にわたって配置される第1溝320を有する。軸受収容部は、内周側面において径方向外方に向かって凹み、周方向の全域の少なくとも一部にわたって配置される第2溝310を有する。環状部材の一部は、第1溝に収容される。環状部材の別の一部は、第2溝に収容される。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
軸方向に延びる中心軸を中心として回転可能なロータと、
前記ロータを径方向内方において回転可能に支持する軸受と、
前記軸受を径方向内方において収容する軸受収容部と、
周方向の全域の少なくとも一部にわたって配置される環状部材と、
を備え、
前記軸受は、外周側面において径方向内方に向かって凹み、周方向の全域の少なくとも一部にわたって配置される第1溝を有し、
前記軸受収容部は、内周側面において径方向外方に向かって凹み、周方向の全域の少なくとも一部にわたって配置される第2溝を有し、
前記環状部材の一部は、前記第1溝に収容され、
前記環状部材の別の一部は、前記第2溝に収容される、モータ。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記第1溝の少なくとも一部と、前記第2溝の少なくとも一部は、軸方向に重なる、請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記環状部材は、周方向の全域の一部において切れ目を有する、請求項1に記載のモータ。
【請求項4】
前記第1溝と前記第2溝の少なくとも一方において、前記第2溝の径方向深さは軸方向一方に向かうにつれて小さくなり、前記第1溝の径方向深さは軸方向他方に向かうにつれて小さくなる、請求項1に記載のモータ。
【請求項5】
前記環状部材の前記中心軸を含む切断面で切断した場合の断面は、円状である、請求項1に記載のモータ。
【請求項6】
前記環状部材の前記中心軸を含む切断面で切断した場合の断面は、矩形状である、請求項1に記載のモータ。
【請求項7】
前記軸受収容部は、軸方向一方側端部において前記軸受と径方向に対向して周方向に配置される第1壁部を有し、
前記ロータは、前記軸受と前記第1壁部との間の径方向隙間において周方向に配置される第2壁部を有する、請求項1に記載のモータ。
【請求項8】
前記軸受と前記ロータが軸方向に対向する箇所に設けられるスラスト動圧溝と、前記軸受と前記ロータが径方向に対向する箇所に設けられるラジアル動圧溝と、の少なくとも一方を備える、請求項1に記載のモータ。
【請求項9】
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のモータと、
前記モータの前記ロータとともに前記中心軸を中心として回転可能な動翼と、を備える、送風装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、モータ、および送風装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、回転部を回転可能に支持する軸受部と、ベース部と、を備えるモータが知られている。上記軸受部は、ベース部に設けられた立ち上がり部の内周面に固定される(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-165442号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記モータでは、軸受部は立ち上がり部に対して接着により固定される。しかしながら、このような固定方法では、衝撃がモータにかかった場合に接着部にダメージが蓄積して悪影響が及び、軸受部が立ち上がり部から抜けてしまう虞があった。
【0005】
本開示は、軸受と軸受収容部との結合強度を向上させるモータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の例示的なモータは、軸方向に延びる中心軸を中心として回転可能なロータと、前記ロータを径方向内方において回転可能に支持する軸受と、前記軸受を径方向内方において収容する軸受収容部と、周方向の全域の少なくとも一部にわたって配置される環状部材と、を備える。前記軸受は、外周側面において径方向内方に向かって凹み、周方向の全域の少なくとも一部にわたって配置される第1溝を有する。前記軸受収容部は、内周側面において径方向外方に向かって凹み、周方向の全域の少なくとも一部にわたって配置される第2溝を有する。前記環状部材の一部は、前記第1溝に収容される。前記環状部材の別の一部は、前記第2溝に収容される。
【0007】
本開示の例示的な送風装置は、上記モータと、前記モータの前記ロータとともに前記中心軸を中心として回転可能な動翼と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示の例示的なモータによれば、軸受と軸受収容部との結合強度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の例示的な実施形態に係る送風装置の構成を示す断面図である。
図2は、図1におけるシャフト部周辺の拡大図である。
図3は、環状部材の一例を示す平面図である。
図4は、軸受と軸受収容部の結合構造の第1構成例を示す図である。
図5は、図4における環状部材周辺を拡大した図である。
図6は、軸受と軸受収容部の結合構造の第1構成例の組み立て方法の第1例を示す図である。
図7は、軸受と軸受収容部の結合構造の第1構成例の組み立て方法の第2例を示す図である。
図8は、軸受と軸受収容部の結合構造の第2構成例を示す図である。
図9は、図8における環状部材周辺を拡大した図である。
図10は、軸受と軸受収容部の結合構造の第3構成例を示す図である。
図11は、図10における環状部材周辺を拡大した図である。
図12は、軸受と軸受収容部の結合構造の第4構成例を示す図である。
図13は、図12における環状部材周辺を拡大した図である。
図14Aは、軸受と軸受収容部の結合構造の第4構成例の組み立ての途中状態を示す図である。
図14Bは、軸受と軸受収容部の結合構造の第4構成例の組み立ての途中状態を示す図である。
図14Cは、軸受と軸受収容部の結合構造の第4構成例の組み立ての途中状態を示す図である。
図14Dは、軸受と軸受収容部の結合構造の第4構成例の組み立ての完成状態を示す図である。
図15は、変形例に係る結合構造を示す拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本開示の例示的な実施形態について、図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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