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公開番号2025104792
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023222861
出願日2023-12-28
発明の名称モータ及び電動車
出願人ニデック株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所,個人
主分類H02K 5/00 20060101AFI20250703BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】モータ部を分解することなく、新しいリム部とを交換できるモータ及び電動車を提供する。
【解決手段】モータ10は、モータ部と、リム部400とを備える。モータ部は、固定部50、及び、固定部に対して回転する回転部100を備える。リム部は、タイヤを支持する。固定部は、固定軸と、固定軸に対して径方向外側に位置するモータステータ200とを備える。回転部は、モータステータに対して径方向外側で対向する磁石と、磁石の径方向外側面に固定されるヨーク110と、ヨークが固定されるとともに、固定軸に対して回転可能に配置されるカバー260とを備える。リム部は、ヨーク及びカバーの内の少なくとも1つに対して締結部材により接続される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
固定部、及び、前記固定部に対して回転する回転部を備えるモータ部と、
タイヤを支持するリム部と
を備え、
前記固定部は、
固定軸と、
前記固定軸に対して径方向外側に位置するモータステータと
を備え、
前記回転部は、
前記モータステータに対して径方向外側で対向する磁石と、
前記磁石の径方向外側面に固定されるヨークと、
前記ヨークが固定されるとともに、前記固定軸に対して回転可能に配置されるカバーと
を備え、
前記リム部は、前記ヨーク及び前記カバーの内の少なくとも1つに対して締結部材により接続される、モータ。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記カバーは、軸方向に沿って延びたネジ座部を備え、
前記締結部材は、ネジであり、
前記ネジ座部は、前記モータステータより径方向内側、又は、径方向外側に配置される、請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記回転部は、前記固定軸に対して前記カバーを回転可能に支持する軸受を更に備え、
前記カバーは、前記軸受を収容する軸受収容部を更に備え、
前記軸受収容部は、壁部を備え、
前記ネジ座部は、前記壁部に設けられる、請求項2に記載のモータ。
【請求項4】
前記リム部は、
前記タイヤが取付けられるタイヤ部と、
前記タイヤ部から径方向内側に向かって延びる接続部と
を備え、
前記タイヤ部と前記接続部とは、単一の部材である、請求項3に記載のモータ。
【請求項5】
前記リム部は、
前記タイヤが取付けられるタイヤ部と、
前記タイヤ部から径方向内側に向かって延びる接続部と
を備え、
前記接続部は、前記タイヤ部に溶着されるか、又は、接着される、請求項3に記載のモータ。
【請求項6】
前記ヨークは、径方向に沿って延びたネジ孔を備え、
前記締結部材は、ネジであり、
前記ネジが前記ネジ孔に取付けられることにより、前記リム部が前記ヨークに対して接続される、請求項1に記載のモータ。
【請求項7】
前記ヨークは、軸方向に沿って延びたカバーネジ孔を更に備え、
前記ネジ孔と前記カバーネジ孔とは、周方向で異なる位置に設けられる、請求項6に記載のモータ。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれかに記載のモータと、
車輪と
を備え、
前記モータは、前記車輪に取付けられる、電動車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、モータ及び電動車に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車輪に直結して駆動させるインホイールモータを搭載した電動二輪車が知られている。
【0003】
また、リム部と、ハブ部と、スポーク部と、固定子コア及びコイルと、フェライト磁石と、バックヨーク部とを備える車輪が知られている(例えば、特許文献1参照)。リム部は、タイヤを支持する。ハブ部は、車輪の径方向におけるリム部よりも内側に設けられ、車輪の回転軸線を中心として回転する。スポーク部は、リム部をハブ部に接続する。固定子コア及びコイルは、スポーク部が接続されるハブ部のスポーク接続部より車輪の径方向における内側で、車輪の回転軸線の周囲に設けられる。フェライト磁石は、車輪の径方向におけるハブ部のスポーク接続部よりも内側かつ固定子コアよりも外側に設けられ、固定子コアと対向し、車輪の回転軸線を中心として、ハブ部、スポーク部及びリム部とともに回転する。バックヨーク部は、車輪の径方向におけるハブ部のスポーク接続部よりも内側かつフェライト磁石よりも外側に設けられ、フェライト磁石を支持する。また、バックヨーク部は、ハブ部に鋳込まれることによりハブ部と一体として形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-126859号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の車輪では、取付けられていたリム部と、新たなリム部とを交換するときには、リム部と、スポーク部とハブ部とバックヨーク部とのようなモータ部とが接続されているため、新たなリム部を含むモータ部に交換する必要があり、コストがかかった。あるいは、新たなリム部のみを交換する場合には、取付けられていたモータ部を分解する手間がかかった。
【0006】
本開示は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、モータ部を分解することなく、取付けられていたリム部と、新しいリム部とを交換できるモータ及び電動車を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る例示的なモータは、モータ部と、リム部とを備える。前記モータ部は、固定部、及び、前記固定部に対して回転する回転部を備える。前記リム部は、タイヤを支持する。前記固定部は、固定軸と、前記固定軸に対して径方向外側に位置するモータステータとを備える。前記回転部は、前記モータステータに対して径方向外側で対向する磁石と、前記磁石の径方向外側面に固定されるヨークと、前記ヨークが固定されるとともに、前記固定軸に対して回転可能に配置されるカバーとを備える。前記リム部は、前記ヨーク及び前記カバーの内の少なくとも1つに対して締結部材により接続される。
【0008】
本開示に係る例示的な電動車は、上記に記載のモータと、車輪とを備え、前記モータは、前記車輪に取付けられる。
【発明の効果】
【0009】
例示的な本開示によれば、モータ部を分解することなく、取付けられていたリム部と、新しいリム部とを交換できるモータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本開示の第1実施形態に係るモータを示す斜視図である。
図2は、第1実施形態のモータ部の内部を示す分解図である。
図3は、第1実施形態に係るモータの構成を示す断面図である。
図4は、第1実施形態に係るモータを備える電動二輪車の模式図である。
図5は、本開示の第2実施形態に係るモータの構成を示す断面図である。
図6は、本開示の第3実施形態に係るモータの構成を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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