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公開番号2024123490
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023030949
出願日2023-03-01
発明の名称シート包装体
出願人大王製紙株式会社
代理人個人,個人
主分類B65D 75/58 20060101AFI20240905BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】シート積層体に包装部材を巻き付けたシート包装体において、包装部材を破れやすくすること。
【解決手段】複数枚のシートが積層された直方体状のシート積層体と、前記シート積層体の天面、底面、および対向する一対の側面に巻き付けられた帯状の包装部材と、を有し、前記包装部材は、前記シート積層体に巻き付けられた状態で前記帯状の包装部材の長手方向の両端部が重なる重畳部を有し、前記重畳部は、前記包装部材の前記長手方向と直交する幅方向の一方の端縁側に位置する、前記包装部材の前記両端部が接着されない非接着部と、前記包装部材の前記幅方向の他方の端縁側に位置する、前記包装部材の前記両端部が接着された接着部と、を有し、前記包装部材の前記幅方向における前記重畳部の全体の長さに対する前記非接着部の長さの比が10%以上40%以下である、シート包装体。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数枚のシートが積層された直方体状のシート積層体と、
前記シート積層体の天面、底面、および対向する一対の側面に巻き付けられた帯状の包装部材と、を有し、
前記包装部材は、前記シート積層体に巻き付けられた状態で前記帯状の包装部材の長手方向の両端部が重なる重畳部を有し、
前記重畳部は、
前記包装部材の前記長手方向と直交する幅方向の一方の端縁側に位置する、前記包装部材の前記両端部が接着されない非接着部と、
前記包装部材の前記幅方向の他方の端縁側に位置する、前記包装部材の前記両端部が接着された接着部と、を有し、
前記包装部材の前記幅方向における前記重畳部の全体の長さに対する前記非接着部の長さの比が10%以上40%以下である、
シート包装体。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記非接着部の外側部分の前記接着部と隣接する端縁から前記包装部材の前記長手方向に延びる開裂用切目線が形成されている、
請求項1に記載のシート包装体。
【請求項3】
前記非接着部の外側部分が前記包装部材の前記長手方向の一方の端部の一部を構成し、
前記開裂用切目線が、前記包装部材の前記長手方向の前記一方の端部から他方の端部まで延びる、
請求項2に記載のシート包装体。
【請求項4】
前記包装部材の前記長手方向の前記一方の端部における前記包装部材の前記幅方向の一方の端縁から前記開裂用切目線までの距離よりも、前記包装部材の前記長手方向の他方の端部における前記包装部材の前記幅方向の一方の端縁から前記開裂用切目線までの距離の方が長い、
請求項3に記載のシート包装体。
【請求項5】
前記包装部材の前記幅方向における前記包装部材の前記幅方向の一方の端縁から前記開裂用切目線までの距離が、前記包装部材の前記長手方向の一方の端部から前記包装部材の前記長手方向の他方の端部に向かって徐々に長くなる、
請求項4に記載のシート包装体。
【請求項6】
前記包装部材の前記長手方向が前記包装部材のMD方向である、
請求項1乃至5のいずれか一項に記載のシート包装体。
【請求項7】
前記重畳部が、前記シート積層体の前記一対の側面のいずれか一方の側面に対面する、
請求項1乃至5のいずれか一項に記載のシート包装体。
【請求項8】
前記包装部材が、紙で構成されている、
請求項1乃至5のいずれか一項に記載のシート包装体。
【請求項9】
前記紙の一方の面は艶面であり、
前記艶面が前記シート積層体に対面するように前記包装部材が巻き付けられている、
請求項8に記載のシート包装体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シート包装体に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
衛生薄葉紙等のシートは、複数枚のシートが積層されたシート積層体の全幅に紙帯等の包装部材が巻き付けられたシート包装体として製造され、流通するものがある。このようなシート包装体は、使用時に包装部材が取り外され、内包物であるシート積層体がディスペンサー等に補充して使用される(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6113297号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、紙帯等の包装部材がシート積層体に巻き付けられたシート包装体では、包装部材が破れにくく、内包物の取り出しに手間がかかる。
【0005】
本発明の課題は、シート積層体に包装部材を巻き付けたシート包装体において、包装部材を破れやすくすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る第1の態様は、複数枚のシートが積層された直方体状のシート積層体と、前記シート積層体の天面、底面、および対向する一対の側面に巻き付けられた帯状の包装部材と、を有し、前記包装部材は、前記シート積層体に巻き付けられた状態で前記帯状の包装部材の長手方向の両端部が重なる重畳部を有し、前記重畳部は、前記包装部材の前記長手方向と直交する幅方向の一方の端縁側に位置する、前記包装部材の前記両端部が接着されない非接着部と、前記包装部材の前記幅方向の他方の端縁側に位置する、前記包装部材の前記両端部が接着された接着部と、を有し、前記包装部材の前記幅方向における前記重畳部の全体の長さに対する前記非接着部の長さの比が10%以上40%以下である、シート包装体を提供する。
【0007】
本明細書において、シート積層体は、複数枚のシートが折り畳まれて高さ方向に積層された直方体形状の積層体を示す。直方体形状のシート積層体は、天面、底面、一対の長側面、および一対の短側面を有する。対向する一対の側面は、一対の長側面または一対の短側面を示す。
【0008】
シート積層体は、ディスペンサー等のシートを一枚ずつ取り出せる装置または手段に収容(または補充)して使用する。なお、ディスペンサーは、シート積層体が収容される本体と、シートを収容する収容口と、シート積層体が収容されたシート積層体からシートを取り出す取出口とを有する。
【0009】
包装部材は、シート積層体に巻き付けられる所定の幅と長さを有する。シート包装体は、シート積層体に包装部材が巻き付けられて該シート積層体が結束された状態を示す。シート積層体の天面、底面、および一対の側面は包装部材で覆われるが、包装部材で覆われる一対の側面が一対の長側面の場合は、シート積層体の一対の短側面は、包装部材で覆われることなく露出する。また、包装部材で覆われる一対の側面が一対の短側面の場合は、シート積層体の一対の長側面は、包装部材で覆われることなく露出する。
【0010】
包装部材の長手方向は、帯状の包装部材がシート積層体に巻き付けられる巻回方向に対応する。包装部材の幅方向は、包装部材がシート積層体に巻き付けられた状態でのシート積層体の長手方向に沿う方向である。重畳部の全体の長さは、包装部材の幅方向において、接着部の長さと非接着部の長さとの合計を示す。
(【0011】以降は省略されています)

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