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公開番号2024121383
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-06
出願番号2023028457
出願日2023-02-27
発明の名称冷却ブロワのカバー構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60K 11/06 20060101AFI20240830BHJP(車両一般)
要約【課題】冷却ブロアの作動音を低減することができる冷却ブロワのカバー構造を提供すること。
【解決手段】冷却ブロワのカバー構造は、車両に搭載されるバッテリを冷却するための冷却ブロワのカバー構造であって、冷却ブロワは、内部と外部との空気を入れ替え可能な吸気口を有する吸気口カバーと、吸気口の下側を覆う下側カバー部材と、少なくとも下側カバー部材の上端までを覆う上側カバー部材と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
車両に搭載されるバッテリを冷却するための冷却ブロワのカバー構造であって、
前記冷却ブロワは、
内部と外部との空気を入れ替え可能な吸気口を有する吸気口カバーと、
前記吸気口の下側を覆う下側カバー部材と、
少なくとも前記下側カバー部材の上端までを覆う上側カバー部材と、
を備える冷却ブロワのカバー構造。
続きを表示（約 72 文字）【請求項２】
前記上側カバー部材は、前記冷却ブロワの作動音を吸音する吸音材を備えている請求項１に記載の冷却ブロワのカバー構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、冷却ブロワのカバー構造に関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、冷却ブロワに空気を取り入れるための吸気口を有するカバー部材が開示されている。特許文献１では、吸気口から取り入れられた空気によってバッテリの冷却を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１８－０３４７５１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１で開示された冷却ブロワでは、吸気口から空気を取り入れる際に冷却用のファンの作動音（送風音）が発生するため、運転者が異音と認識するおそれがある。
【０００５】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、冷却ブロアの作動音を低減することができる冷却ブロワのカバー構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る冷却ブロワのカバー構造は、車両に搭載されるバッテリを冷却するための冷却ブロワのカバー構造であって、前記冷却ブロワは、内部と外部との空気を入れ替え可能な吸気口を有する吸気口カバーと、前記吸気口の下側を覆う下側カバー部材と、少なくとも前記下側カバー部材の上端までを覆う上側カバー部材と、を備える。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、冷却ブロアの作動音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、一般的な冷却ブロワの構成の一例を示す正面図である。
図２は、実施形態に係る冷却ブロワのカバー構造を、車両の前方側から見た場合の断面（図３のＸ１－Ｘ１断面）図である。
図３は、実施形態に係る冷却ブロワのカバー構造を、車両の上側から見た場合の平面図である。
図４は、実施形態に係る冷却ブロワのカバー構造を、車両の前方側から見た場合の正面図である。
図５は、実施形態に係る冷却ブロワのカバー構造の変形例であり、当該カバー構造を、車両の前方側から見た場合の断面（図３のＹ１－Ｙ１断面）図である。
図６は、実施形態に係る冷却ブロワのカバー構造の変形例であり、当該カバー構造を、車両の左側方側から見た場合の断面（図３のＹ２－Ｙ２断面）図である。
図７は、実施形態に係る冷却ブロワのカバー構造の変形例であり、当該カバー構造を、車両の後方側から見た場合の断面（図３のＹ３－Ｙ３断面）図である。
図８は、実施形態に係る冷却ブロワのカバー構造の変形例であり、当該カバー構造を、車両の前方側から見た場合の断面（図３のＸ１－Ｘ１断面）図である。
図９は、実施形態に係る冷却ブロワのカバー構造の変形例であり、上側カバー部材を下から見た場合の平面図である。
図１０は、実施形態に係る冷却ブロワのカバー構造の変形例であり、当該カバー構造を、車両の前方側から見た場合の断面（図３のＸ１－Ｘ１断面）図である。
図１１は、実施形態に係る冷却ブロワのカバー構造の変形例であり、当該カバー構造を、車両の前方側から見た場合の断面（図３のＸ１－Ｘ１断面）図である。
図１２は、実施形態に係る冷却ブロワのカバー構造の変形例であり、吸音材のその他の態様を示す図である。
図１３は、実施形態に係る冷却ブロワのカバー構造の変形例であり、吸音材のその他の態様を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の実施形態に係る冷却ブロワのカバー構造について、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【００１０】
図１は、一般的な冷却ブロワの構成の一例を示している。この冷却ブロワ１０１は、吸気口カバー１１と、冷却用のファン１２と、を備えている。吸気口カバー１１には、複数の開口からなり、内部と外部との空気を入れ替え可能な吸気口１１１が設けられている。
（【００１１】以降は省略されています）

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