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公開番号
2024121045
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-06
出願番号
2023027900
出願日
2023-02-27
発明の名称
行動提案システム、行動提案装置、行動提案方法及びプログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06Q
50/10 20120101AFI20240830BHJP(計算;計数)
要約
【課題】従来の技術では、利用者の行動に対する提案情報を、利用者の状態にあわせて最適なものに変えていくという視点では考慮されていない、という課題がある。
【解決手段】行動提案装置2は、行動提案装置2は、通信端末3が送信した利用者の条件情報に基づいて、行動に対する第1の提案情報を生成して(ステップS35)、その第1の提案情報を通信端末3に対して送信し(ステップS36)、通信端末3が送信した、第1の提案情報に基づいた利用者の行動結果を示す結果情報に応じた利用者の行動に対する第2の提案情報を生成する(ステップS40)。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
利用者の行動に対する提案を行う行動提案装置と、前記利用者が利用する通信端末と、を有する行動提案システムであって、
前記行動提案装置は、
前記利用者が利用する通信端末が送信した、前記利用者の条件情報を受信する受信手段と、
受信した前記条件情報に基づいて、前記行動に対する第1の提案情報を生成する生成手段と、
生成した前記第1の提案情報を、前記利用者の通信端末に対して送信する送信手段と、
を有し、
前記受信手段は、
前記通信端末が送信した、前記第1の提案情報に基づいた前記利用者の行動結果を示す結果情報を受信し、
前記生成手段は、
受信した前記結果情報に応じた前記利用者の行動に対する第2の提案情報を生成し、
前記通信端末は、
前記利用者に対して生成された前記第2の提案情報を表示手段に表示させる表示制御手段、
を有する、
ことを特徴とする行動提案システム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記生成手段は、
前記利用者の属性を表す属性情報、前記利用者の精神若しくは生体に係る心身情報、前記利用者を取り巻く環境情報、及び前記利用者の予定を表す予定情報のうち少なくとも一つの情報を含む前記条件情報に基づいて、前記第1の提案情報を生成する、
ことを特徴とする請求項1に記載の行動提案システム。
【請求項3】
前記生成手段は、
前記結果情報に応じて所定の機械学習モデルを更新することにより、前記第2の提案情報を生成する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の行動提案システム。
【請求項4】
前記生成手段は、
利用者毎に生成した第1の提案情報に対する各々の結果情報に応じて、前記第1の提案情報に対して重み付けを行い、前記利用者毎に前記重み付けに応じた前記第2の提案情報を生成する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の行動提案システム。
【請求項5】
前記生成手段は、
前記結果情報が肯定的な結果であった場合、前記第1の提案情報が再度生成される優先順位を上げるように重み付けを行い、前記結果情報が否定的な結果であった場合、前記第1の提案情報が再度生成される優先順位を下げるように重み付けを行うことにより、前記第2の提案情報を生成する、
ことを特徴とする請求項4に記載の行動提案システム。
【請求項6】
前記生成手段は、
前記第1の提案情報が再度生成される優先順位を上げるように重み付けを行う場合であっても、前記利用者の心身情報に応じて、前記第2の提案情報を生成するための制限を設ける、
ことを特徴とする請求項5に記載の行動提案システム。
【請求項7】
前記生成手段は、
前記利用者と類似する属性情報を有する他の利用者に関する他の結果情報を含めた情報に基づいて、前記第1の提案情報に対して重み付けを行う、
ことを特徴とする請求項2に記載の行動提案システム。
【請求項8】
前記送信手段は、
前記利用者に係る前記条件情報及び前記結果情報に応じた所定のタイミングで、前記通信端末に対して前記第1の提案情報を送信する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の行動提案システム。
【請求項9】
前記生成手段は、
前記第1の提案情報及び前記第2の提案情報として、同一の内容を含む提案情報を生成する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の行動提案システム。
【請求項10】
利用者の行動に対する提案を行う行動提案装置であって、
前記利用者が利用する通信端末が送信した、前記利用者の条件情報を受信する受信手段と、
受信した前記条件情報に基づいて、前記行動に対する第1の提案情報を生成する生成手段と、
生成した前記第1の提案情報を、前記利用者の通信端末に対して送信する送信手段と、
を有し、
前記受信手段は、
前記通信端末が送信した、前記第1の提案情報に基づいた前記利用者の行動結果を示す結果情報を受信し、
前記生成手段は、
受信した前記結果情報に応じた前記利用者の行動に対する第2の提案情報を生成する、
ことを特徴とする行動提案装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、行動提案システム、行動提案装置、行動提案方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、センシング機器等を用いて疲労の度合いを測定する技術や、その情報に応じて疲労回復や気分転換の方法を提案する技術が普及している。
【0003】
その一つとして、自律神経活動を計測することで、体内時計のパターンや睡眠の質を判定し、疲労回復と相関の高い睡眠条件や行動を提示する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、ユーザーの作業内容、生体データ、端末操作データなどから気分転換の要否を判定し、気分転換となる可能性の高い行動を提示する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の技術では、利用者の行動に対する提案情報を、利用者の状態にあわせて最適なものに変えていくという視点では考慮されていない、という課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、請求項1に係る発明は、利用者の行動に対する提案を行う行動提案装置と、前記利用者が利用する通信端末と、を有する行動提案システムであって、前記行動提案装置は、前記利用者が利用する通信端末が送信した、前記利用者の条件情報を受信する受信手段と、受信した前記条件情報に基づいて、前記行動に対する第1の提案情報を生成する生成手段と、生成した前記第1の提案情報を、前記利用者の通信端末に対して送信する送信手段と、を有し、前記受信手段は、前記通信端末が送信した、前記第1の提案情報に基づいた前記利用者の行動結果を示す結果情報を受信し、前記生成手段は、受信した前記結果情報に応じた前記利用者の行動に対する第2の提案情報を生成し、前記通信端末は、前記利用者に対して生成された前記第2の提案情報を表示手段に表示させる表示制御手段、を有する、ことを特徴とする行動提案システムを提供する。
【発明の効果】
【0007】
以上説明したように本発明によれば、利用者の行動に対する提案情報を、利用者の状態にあわせて最適なものに変えていくことが可能になる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態に係る行動提案システムの全体構成の一例を示す図である。
入力層及び出力層との間の機械学習イメージであり、(a)は利用者のスケジュール情報と条件情報の機械学習イメージを示す図、(b)は利用者のスケジュール情報と結果情報の機械学習イメージを示す図である。
実施形態に係る行動提案装置のハードウエア構成の一例を示す図である。
実施形態に係る通信端末のハードウエア構成の一例を示す図である。
第1の実施形態に係る行動提案システムの機能構成の一例を示す図である。
実施形態に係る属性情報管理テーブルの一例を示す概念図である。
実施形態に係る条件情報管理テーブルの一例を示す概念図である。
実施形態に係る個人別条件管理テーブルの一例を示す概念図である。
実施形態に係る提案情報管理テーブルの一例を示す概念図である。
実施形態に係る提案履歴管理テーブルの一例を示す概念図である。
実施形態に係る結果実績管理テーブルの一例を示す概念図である。
実施形態に係る属性情報登録・更新時のシーケンス図の一例である。
第1の実施形態に係る結果情報の登録と重み付け処理を含むシーケンス図の一例である。
実施形態に係る条件情報入力時の表示画面の一例を示す図である。
実施形態に係る利用者への行動提案の表示画面の一例を示す図である。
実施形態に係る行動結果入力時の表示画面の一例を示す図である。
実施形態に係る結果情報の登録と重み付け処理の一例を示すフローチャートである。
第2の実施形態に係る行動提案システムの全体構成の一例を示す図である。
第2の実施形態に係るセンシング機器のハードウエア構成の一例を示す図である。
第2の実施形態に係る行動提案システムの機能構成の一例を示す図である。
第2の実施形態に係る生体情報管理テーブルの一例を示す概念図である。
第2の実施形態に係る結果情報の登録と重み付け処理を含むシーケンス図の一例である。
第3の実施形態に係る行動提案システムの全体構成の一例を示す図である。
第3の実施形態に係るスケジュール管理サーバのハードウエア構成の一例を示す図である。
第3の実施形態に係る行動提案システムの機能構成の一例を示す図である。
第3の実施形態に係る予定情報管理テーブルの一例を示す概念図である。
第3の実施形態に係る結果情報の登録と重み付け処理を含むシーケンス図の一例である。
第4の実施形態に係る行動提案システムの全体構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて、発明を実施するための形態について説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する部分があればその説明を省略する。
【0010】
〔第1の実施形態〕
〔行動提案システムの全体構成〕
まず、本実施形態に係る行動提案システムについて説明する。図1は、第1の実施形態に係る行動提案システムの全体構成の一例を示す図である。図1に示す行動提案システム1(行動提案システムの一例)は、利用者の行動に対する提案を行う行動提案装置2(行動提案装置の一例)と、利用者が利用する通信端末3(通信端末の一例)と、を有し、利用者の行動に対する提案情報を、利用者の状態にあわせて最適なものに変えていくことを可能にするシステムである。
(【0011】以降は省略されています)
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