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公開番号2024120888
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-05
出願番号2024025782
出願日2024-02-22
発明の名称アンテナ構造による通信および位置検索のためのMIMOベースのシステムおよび方法
出願人株式会社デンソー
代理人個人,個人,個人
主分類G01S 5/02 20100101AFI20240829BHJP(測定;試験)
要約【課題】アンテナの帯域幅、効率、またはコンパクトさを改善すること。
【解決手段】システムは、アンテナのスペクトル性能に実質的な影響を与えることなく小型化をサポートするため、より高い誘電率を有するアンテナ構造を備えている。例えばシステムは、対象物に対するポータブルデバイスの位置を特定するためのシステムであって、無線通信の送信及び受信の少なくとも何れか一方を実施可能なアンテナと、アンテナと結合された誘電体を備える。アンテナと結合された誘電体は、3から40までの範囲の誘電率を備え、アンテナのサイズを実質的に低減し且つアンテナのスペクトル性能へ影響を与えることを実質的に制限するように構成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
対象物に対するポータブルデバイスの位置を特定するためのシステムであって、
無線通信の送信及び受信の少なくとも何れか一方を実施可能なアンテナと、
前記アンテナと結合されてあって、3から40までの範囲の誘電率を備え、前記アンテナのサイズを実質的に低減し且つ前記アンテナのスペクトル性能へ影響を与えることを実質的に制限するように構成されている誘電体と、を備えるシステム。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記アンテナは、偏波ダイバーシティを提供するように独立して動作可能である複数の給電点を含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記複数の給電点のうちの1つ以上を組み合わせることができる、請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記アンテナのための給電構成に基づいてアンテナタイプが可変である、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記アンテナタイプは、直線偏波、円偏波、右旋円偏波、及び左旋円偏波のいずれか1つに対応する、請求項4に記載のシステム。
【請求項6】
前記アンテナの給電点に結合された、非終端構成よりも広い帯域幅の構成を提供するための終端素子を備える、請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
前記終端素子は、50オームの終端器である、請求項6に記載のシステム。
【請求項8】
前記アンテナは、帯域幅を広げるために複数のバランを含むことができる、請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
前記複数のバランの1つは、不平衡バラン又は平衡バランである、請求項8に記載のシステム。
【請求項10】
前記アンテナで受信される前記無線通信に関して感知された信号特性に基づいて前記ポータブルデバイスの位置を特定するように構成されているコントローラを備える、請求項1に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両などの物体の通信および定位のためのシステムおよび方法に関し、より詳細には、車両などの物体に搭載可能な他の送受信機に対するリモートデバイスの距離、位置および方向を特定するための通信に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
リアルタイムに物体の位置を特定することは、幅広い用途でますます普及している。リアルタイム測位システム(RTLS)は、例えば自動車、倉庫、小売、認証のためのセキュリティアクセス、認可のためのセキュリティアクセスなどといった多くの領域において、ポータブルデバイスなどの物体を追跡するために使用され、且つ信頼されている。
【0003】
RTLSに関連するダイバーシティを実現するために開発された従来のアンテナタイプは、マルチパス環境に対応可能なダイバーシティアンテナを実現するための目標仕様に対して、十分な帯域幅、効率、またはコンパクトさを備えていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第3983224号公報
【発明の概要】
【0005】
概略的に、本開示に記載されている主題の1つの革新的な側面は、対象物に対するポータブルデバイスの相対位置を特定するように動作可能なシステムとして具現化されてよい。上記のシステムは、無線通信の送信及び受信の少なくとも一方を行うように動作可能なアンテナと、当該アンテナに結合された誘電体とを含むことができる。上記の誘電体は、3から40までの範囲の誘電率を備え、アンテナのサイズを制限し、アンテナのスペクトル性能に実質的に影響を与えないように構成されていてよい。
【0006】
前述の実施形態および他の実施形態はそれぞれ、単独でまたは組み合わせて、以下の特徴の1つ以上を任意に含むことができる。特に、或る1つの実施形態は、以下の特徴をすべて組み合わせて含んでいてよい。
【0007】
いくつかの実施形態においては、アンテナは、偏波ダイバーシティを提供するために独立して動作可能な複数の給電点を含んでいてよい。
【0008】
いくつかの実施形態においては、複数の給電点が組み合わせられていてよい。
【0009】
いくつかの実施形態においては、アンテナタイプはアンテナの給電構成に基づいて可変である。
【0010】
いくつかの実施形態においては、アンテナタイプは、直線偏波、円偏波、右旋円偏波、及び左旋円偏波のいずれかに対応する。
(【0011】以降は省略されています)

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