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公開番号
2025058917
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2024134990
出願日
2024-08-13
発明の名称
通信システムおよび給電切替装置
出願人
株式会社デンソー
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
H04L
41/0823 20220101AFI20250401BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】通信システムにおいて複数の制御装置の起動を個別に管理する。
【解決手段】通信システム1はスレーブECU3,6とマスタECU2とを備える。マスタECU2は、リレー44について第1導通状態にするか否かを示す第1切替情報と、リレー26について第2導通状態にするか否かを示す第2切替情報とを含むNMフレームに基づいて、リレー44を第1導通状態にするか否かを要求するリレーオン/オフ要求をスレーブECU3へ送信する。マスタECU2は、NMフレームに基づいて、リレー26を第2導通状態または第2遮断状態の何れかにする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1給電経路(16,127)を導通させる第1導通状態と前記第1給電経路を遮断する第1遮断状態との間で切り替わるように構成された第1給電切替部(44,195)を介して電源(10,117)から電力供給を受けるスレーブ制御装置(6,108)と、
第2給電経路(14,123)を導通させる第2導通状態と前記第2給電経路を遮断する第2遮断状態との間で切り替わるように構成された第2給電切替部(26,173)を介して前記電源から電力供給を受け、前記第1給電切替部の動作を制御するように構成された第1給電切替制御部(3,104)と、
前記第2給電切替部の動作を制御するように構成された第2給電切替制御部(2,101,102)と、
前記第1給電切替部について前記第1導通状態にするか否かを示す第1切替情報と、前記第2給電切替部について前記第2導通状態にするか否かを示す第2切替情報とを含む通信フレームである管理フレームに基づいて、前記第1給電切替部を前記第1導通状態にするか否かを示す第1切替指示情報を前記第1給電切替制御部へ送信するように構成された切替送信部(S20,S250,S280)と、
前記管理フレームに基づいて、前記第2給電切替部を前記第2導通状態または前記第2遮断状態の何れかにするように構成された給電制御部(S30,S260)と
を備える通信システム(1,100)。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の通信システムであって、
前記第1給電切替部が搭載されている制御装置を示す第1搭載先情報と、前記第2給電切替部が搭載されている制御装置を示す第2搭載先情報とが設定された切替部管理テーブル(35,165)を備え、
前記切替送信部(S20)は、前記管理フレームを受信すると、前記切替部管理テーブルの前記第1搭載先情報と、前記第1切替情報とに基づいて、前記第1給電切替部を前記第1導通状態にするか否かを要求する第1切替要求を前記第1切替指示情報として前記第1給電切替制御部へ送信するように構成される通信システム。
【請求項3】
請求項2に記載の通信システムであって、
前記第1給電経路は、前記第2給電経路を介して前記電源に接続され、
前記切替送信部は、前記管理フレームに含まれる前記第2切替情報が前記第2遮断状態を示している場合に、前記第1切替要求の送信を禁止するように構成される通信システム。
【請求項4】
請求項1に記載の通信システムであって、
前記切替送信部(S250,S280)は、前記管理フレームを受信すると、前記管理フレームを前記第1切替指示情報として前記第1給電切替制御部へ送信するように構成され、
前記第1給電切替制御部は、前記管理フレームを受信すると、前記管理フレームに含まれる前記第1切替情報に基づいて、前記第1給電切替部を前記第1導通状態または前記第1遮断状態の何れかにするように構成される通信システム。
【請求項5】
請求項4に記載の通信システムであって、
前記第1給電経路は、前記第2給電経路を介して前記電源に接続され、
前記切替送信部は、前記管理フレームに含まれる前記第2切替情報が前記第2遮断状態を示している場合に、前記管理フレームの送信を禁止するように構成される通信システム。
【請求項6】
請求項4または請求項5に記載の通信システムであって、
前記切替送信部は、前記第2給電切替部が前記第2遮断状態であり且つ前記管理フレームに含まれる前記第2切替情報が前記第2導通状態を示している場合には、前記第2給電切替部が前記第2導通状態になり且つ前記第1給電切替制御部が起動した後に、前記管理フレームを送信するように構成される通信システム。
【請求項7】
請求項1~請求項5の何れか1項に記載の通信システムであって、
当該通信システム(100)は、
前記スレーブ制御装置(108)と、
前記スレーブ制御装置との間でデータ通信可能に接続されて前記第1給電切替部を備えるゾーン制御装置(104)と、
前記第2給電切替部を備える上流電源分配部(102)と、
前記ゾーン制御装置および前記上流電源分配部との間でデータ通信可能に接続されたセントラル制御装置(101)とを含み、
前記セントラル制御装置および前記上流電源分配部は、前記第2給電切替制御部、前記切替送信部および前記給電制御部を有する通信システム。
【請求項8】
第1給電経路(16,127)を導通させる第1導通状態と前記第1給電経路を遮断する第1遮断状態との間で切り替わるように構成された第1給電切替部(44,195)を介して電源(10,117)から電力供給を受けるスレーブ制御装置(6,108)と、
第2給電経路(14,123)を導通させる第2導通状態と前記第2給電経路を遮断する第2遮断状態との間で切り替わるように構成された第2給電切替部(26,173)を介して前記電源から電力供給を受け、前記第1給電切替部の動作を制御するように構成された給電切替制御部(3,104)と
を備える通信システム(1,100)において、前記第2給電切替部の動作を制御するように構成された給電切替装置(2,101,102)であって、
前記第1給電切替部について前記第1導通状態にするか否かを示す第1切替情報と、前記第2給電切替部について前記第2導通状態にするか否かを示す第2切替情報とを含む通信フレームである管理フレームに基づいて、前記第1給電切替部を前記第1導通状態にするか否かを示す第1切替指示情報を前記給電切替制御部へ送信するように構成された切替送信部(S20,S250,S280)と、
前記管理フレームに基づいて、前記第2給電切替部を前記第2導通状態または前記第2遮断状態の何れかにするように構成された給電制御部(S30,S260)と
を備える給電切替装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、複数の制御装置を備える通信システムおよび給電切替装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の電子制御装置ごとに電子制御装置の電源のオン/オフを個別に切替える電源リレーを備え、車両の状況に基づいて特定されたシーンに対応する特定の電子制御装置について特定の電子制御装置の電源のオン/オフを切替える制御内容を決定し、決定された制御内容に基づき、電源リレーを用いて特定の電子制御装置に供給される電源のオン/オフを切り替える車載ネットワークシステムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-81021号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発明者の詳細な検討の結果、以下の課題が見出された。特許文献1に記載の車載ネットワークシステムでは、管理制御装置に接続されている制御装置(以下、第1従属制御装置)の全てが電源リレーを介して電源から電源供給を受けている。しかし、特許文献1に記載の技術では、第1従属制御装置に更に接続されている制御装置(以下、第2従属制御装置)が存在する場合に、第1従属制御装置および第2従属制御装置の起動を個別に管理することができない。
【0005】
本開示は、通信システムにおいて複数の制御装置の起動を個別に管理することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、スレーブ制御装置(6,108)と、第1給電切替制御部(3,104)と、第2給電切替制御部(2,101,102)と、切替送信部(S20,S250,S280)と、給電制御部(S30,S260)とを備える通信システム(1,100)である。
【0007】
スレーブ制御装置は、第1給電経路(16,127)を導通させる第1導通状態と第1給電経路を遮断する第1遮断状態との間で切り替わるように構成された第1給電切替部(44,195)を介して電源(10,117)から電力供給を受ける。
【0008】
第1給電切替制御部は、第2給電経路(14,123)を導通させる第2導通状態と第2給電経路を遮断する第2遮断状態との間で切り替わるように構成された第2給電切替部(26,173)を介して電源から電力供給を受け、第1給電切替部の動作を制御するように構成される。
【0009】
第2給電切替制御部は、第2給電切替部の動作を制御するように構成される。
切替送信部は、第1給電切替部について第1導通状態にするか否かを示す第1切替情報と、第2給電切替部について第2導通状態にするか否かを示す第2切替情報とを含む通信フレームである管理フレームに基づいて、第1給電切替部を第1導通状態にするか否かを示す第1切替指示情報を第1給電切替制御部へ送信するように構成される。
【0010】
給電制御部は、管理フレームに基づいて、第2給電切替部を第2導通状態または第2遮断状態の何れかにするように構成される。
このように構成された本開示の通信システムでは、第2給電切替制御部は、管理フレームに含まれる第2切替情報に基づいて、第2給電切替部を第2導通状態または第2遮断状態の何れかにすることができる。更に、本開示の通信システムでは、第1給電切替制御部は、管理フレームに含まれる第1切替情報に基づいて切替送信部から送信される第1切替指示情報に基づいて、第1給電切替部を第1導通状態または第1遮断状態の何れかにすることができる。このため、本開示の通信システムは、第2給電切替部に接続されている第1給電切替制御部への電力供給と、第1給電切替部に接続されているスレーブ制御装置への電力供給とを個別に制御することができ、複数の制御装置の起動を個別に管理することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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