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公開番号2024120711
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-05
出願番号2023027704
出願日2023-02-24
発明の名称作業機械のためのコックピット構造
出願人株式会社小松製作所
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類E02F 9/24 20060101AFI20240829BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】操作レバーのロックスイッチを備える作業機械のためのコックピット構造において、ロックスイッチの操作性を向上させる。
【解決手段】コックピット構造は、フロアと、シートと、第1コンソールと、第1操作レバーと、第1アームレストと、第1ロックスイッチとを備える。第1操作レバーは、第1グリップと第1支持軸とを含む。第1アームレストは、第1操作レバーの後方に位置する。第1ロックスイッチは、前後方向において第1操作レバーと第1アームレストとの間に配置される。第1ロックスイッチの少なくとも一部は、第1支持軸よりも、左右方向において外側に配置される。第1ロックスイッチは、第1グリップ及び第1アームレストの上面よりも下方に配置される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
作業機械のためのコックピット構造であって、
フロアと、
前記フロア上に配置されるシートと、
前記シートの一側方に配置される第1コンソールと、
第1グリップと、前記第1グリップに接続され前記第1コンソールに対して可動的に支持される第1支持軸とを含み、前記第1コンソール上に配置される第1操作レバーと、
前記第1コンソール上に配置され、前記第1操作レバーの後方に位置する第1アームレストと、
前記第1操作レバーによる入力のロックとアンロックとを切り替える第1ロックスイッチと、
を備え、
前記第1ロックスイッチは、前後方向において前記第1操作レバーと前記第1アームレストとの間に配置され、
前記第1ロックスイッチの少なくとも一部は、前記第1支持軸よりも、左右方向において外側に配置され、
前記第1ロックスイッチは、前記第1グリップ及び前記第1アームレストの上面よりも下方に配置される、
コックピット構造。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記第1ロックスイッチの少なくとも一部は、前記第1アームレストの外側端よりも左右方向において内側に配置される、
請求項1に記載のコックピット構造。
【請求項3】
前記第1コンソールは、前記フロアと前記シートとのそれぞれに対して位置調整可能である、
請求項1に記載のコックピット構造。
【請求項4】
前記第1コンソールは、前後方向に位置調整可能である、
請求項3に記載のコックピット構造。
【請求項5】
前記第1コンソールは、上下方向に位置調整可能である、
請求項4に記載のコックピット構造。
【請求項6】
前記シートは、座面を含み、
前記第1コンソールが最後方に位置している場合に、前記第1ロックスイッチは、前記座面の前端よりも後方に配置される、
請求項4に記載のコックピット構造。
【請求項7】
前記シートは、座面を含み、
前記第1コンソールが最前方に位置している場合に、前記第1ロックスイッチは、前記座面の前端よりも後方に配置される、
請求項4に記載のコックピット構造。
【請求項8】
前記第1コンソール上に配置される第1操作スイッチをさらに備え、
前記第1ロックスイッチは、前記第1操作スイッチよりも下方に配置される、
請求項1に記載のコックピット構造。
【請求項9】
前記第1コンソールの上面は、
前記第1操作スイッチが配置される第1上操作面と、
前記第1上操作面よりも下方に位置する第1下操作面と、
を含み、
前記第1ロックスイッチは、前記第1下操作面に配置される、
請求項8に記載のコックピット構造。
【請求項10】
前記作業機械は、車体と、前記車体に対して動作可能に接続された作業機とを含み、
前記第1操作レバーは、前後方向、及び、左右方向に操作可能であり、前記作業機を動作させるために操作される、
請求項1に記載のコックピット構造。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、作業機械のためのコックピット構造に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
作業機械のためのコックピットは、オペレータが座るシートと、作業機械を操作するための操作レバーとを備えている。例えば、特許文献1の作業機械のコックピットには、シートの左右の側方に、それぞれコンソールが配置されている。一方のコンソール上には、作業機械のブレードを操作するための操作レバーが配置されている。他方のコンソール上には、作業機械を左右に操向するための操作レバーが配置されている。
【0003】
一方、作業機械には、操作レバーによる入力のロックとアンロックとを切り替えるためのロックスイッチを備えるものがある。ロックスイッチによって入力がロックされている場合には、操作レバーによる入力が無効とされる。ロックスイッチによって入力がアンロックされている場合には、操作レバーによる入力が有効とされる。オペレータは、操作レバーの操作を行わないときには、ロックスイッチを操作して入力をロックする。それにより、操作レバーの誤操作が防止される。また、オペレータは、操作レバーの操作を開始するときには、ロックスイッチを操作して入力をアンロックする。それにより、オペレータは、操作レバーによって作業機械を操作することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開WO2014/192172号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ロックスイッチがコックピットのフレームに取り付けられている場合、ロックスイッチが操作しにくい位置に配置される場合がある。その場合、操作性が低下してしまう。また、ロックスイッチと操作レバーとは、続けて操作されることが多い。そのため、ロックスイッチが操作レバーから離れて配置された場合には、操作性が低下してしまう。一方、ロックスイッチが操作レバーの近くに配置された場合には、操作レバーの操作時にロックスイッチが干渉することで操作性が低下する可能性がある。本開示の目的は、操作レバーのロックスイッチを備える作業機械のためのコックピット構造において、ロックスイッチの操作性を向上させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る作業機械のためのコックピット構造は、フロアと、シートと、第1コンソールと、第1操作レバーと、第1アームレストと、第1ロックスイッチとを備える。シートは、フロア上に配置される。第1コンソールは、シートの一側方に配置される。第1操作レバーは、第1コンソール上に配置される。第1操作レバーは、第1グリップと第1支持軸とを含む。第1支持軸は、第1グリップに接続される。第1支持軸は、第1コンソールに対して可動的に支持される。第1アームレストは、第1コンソール上に配置される。第1アームレストは、第1操作レバーの後方に位置する。第1ロックスイッチは、第1操作レバーによる入力のロックとアンロックとを切り替える。第1ロックスイッチは、前後方向において第1操作レバーと第1アームレストとの間に配置される。第1ロックスイッチの少なくとも一部は、第1支持軸よりも、左右方向において外側に配置される。第1ロックスイッチは、第1グリップ及び第1アームレストの上面よりも下方に配置される。
【0007】
本態様に係る作業機械のためのコックピット構造では、第1ロックスイッチは第1コンソール上に配置される。そのため、第1ロックスイッチを操作しやすい位置に配置することができる。また、第1ロックスイッチは、前後方向において第1操作レバーと第1アームレストとの間に配置される。そのため、第1操作レバーから手を放した後に第1ロックスイッチが操作し易い。さらに、第1ロックスイッチの少なくとも一部は、第1支持軸よりも、左右方向において外側に配置される。また、第1ロックスイッチは、第1グリップ及び第1アームレストの上面よりも下方に配置される。そのため、第1ロックスイッチが第1操作レバーの近くに配置されても、第1ロックスイッチへの干渉が抑えられる。以上により、第1ロックスイッチの操作性が向上する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、操作レバーのロックスイッチを備える作業機械のためのコックピット構造において、ロックスイッチの操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る作業機械を示す斜視図である。
キャブ内のコックピットを示す上面図である。
コックピットの拡大上面図である。
第1操作部の斜視図である。
第1操作部の上面図である。
第1操作部の一部の側面図である。
第2操作部の斜視図である。
第2操作部の上面図である。
第2操作部の一部の側面図である。
第1コンソールが最前方に位置し、第2コンソールが最後方に位置している場合のコックピットの上面図である。
第2コンソールが最前方に位置し、第1コンソールが最後方に位置している場合のコックピットの上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態に係る作業機械の制御システムおよび制御方法について、図面を参照しながら説明する。図1は、実施形態に係る作業機械1を示す斜視図である。本実施形態に係る作業機械1は、ブルドーザである。作業機械1は、車体2と、作業機3とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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