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公開番号
2024120427
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-05
出願番号
2023027221
出願日
2023-02-24
発明の名称
端末モジュール
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02K
3/50 20060101AFI20240829BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】コイルエンドにおいて、コイル線側接続端部を容易に位置決めできるようにすることを目的とする。
【解決手段】電機子を有する回転電機における端末モジュールであって、電機子の端部に配置される保持部材40を備え、保持部材が、電機子の端部に延出するコイル線側接続端部23を挿入可能な位置決め孔44を有し、位置決め孔が、位置決め基準内面45と、位置決め基準内面に対向する押付内面46とを有し、押付内面が部分的な突部47を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
電機子を有する回転電機における端末モジュールであって、
前記電機子の端部に配置される保持部材を備え、
前記保持部材は、前記電機子の端部に延出するコイル線側接続端部を挿入可能な位置決め孔を有し、
前記位置決め孔は、位置決め基準内面と、前記位置決め基準内面に対向する押付内面とを有し、
前記押付内面は部分的な突部を有する、端末モジュール。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の端末モジュールであって、
前記電機子の端部に延出する前記コイル線側接続端部に接続されるバスバをさらに備え、
前記バスバは、前記コイル線側接続端部に接合されるバスバ側接続端部を有し、
前記保持部材は、前記バスバ側接続端部を露出させた状態で前記バスバを保持しており、
前記位置決め孔は、挿入された前記コイル線側接続端部を、前記バスバ側接続端部に向けて案内する方向に沿って形成されている、端末モジュール。
【請求項3】
請求項2に記載の端末モジュールであって、
前記保持部材は、前記バスバ側接続端部が、前記位置決め孔に対して前記電機子とは反対側に位置するように、前記バスバを保持する、端末モジュール。
【請求項4】
請求項3に記載の端末モジュールであって、
前記保持部材は、前記バスバ側接続端部のうち前記コイル線側接続端部に接続される面が、前記保持部材から離れた位置に配置されるように、前記バスバを保持する、端末モジュール。
【請求項5】
請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の端末モジュールであって、
前記保持部材は、前記バスバ側接続端部のうち前記コイル線側接続端部に接続される面が、前記位置決め基準内面の延長上に配置されるように、前記バスバを保持する、端末モジュール。
【請求項6】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の端末モジュールであって、
前記位置決め基準内面と前記突部との間隔は、前記コイル線側接続端部の厚みよりも小さい、端末モジュール。
【請求項7】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の端末モジュールであって、
前記位置決め基準内面と前記突部との間隔は、前記コイル線側接続端部の厚みと同じである、端末モジュール。
【請求項8】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の端末モジュールであって、
前記突部は、前記押付内面のうち前記位置決め孔の出口開口に隣接している、端末モジュール。
【請求項9】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の端末モジュールであって、
前記押付内面は、前記突部を複数有し、
前記複数の突部は前記コイル線側接続端部の幅方向において間隔をあけて並ぶ、端末モジュール。
【請求項10】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の端末モジュールであって、
前記保持部材は、前記位置決め孔から前記電機子に向って順次広がるように延びるガイド面を有する、端末モジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、端末モジュールに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、絶縁材料製の保持部材と、互いに間隔をおいて保持部材に保持されている複数のバスバとを有しているコイル接続装置を備え、保持部材は、固定子電機子の軸方向におけるコイル集合体の端部であるコイルエンド部に固定されている回転電機の固定子が開示されている。保持部材には、コイル間接続部が挿入される溝が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-127070号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の保持部材の溝では、コイル線を一定位置に保つことは難しい。このため、コイル線を他の導体に接続する際には、別途位置決め治具が準備されることが考えられ、製造コストの増加を招く可能性がある。
【0005】
そこで、本開示は、コイルエンドにおいて、コイル線側接続端部を容易に位置決めできるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の端末モジュールは、電機子を有する回転電機における端末モジュールであって、前記電機子の端部に配置される保持部材を備え、前記保持部材は、前記電機子の端部に延出するコイル線側接続端部を挿入可能な位置決め孔を有し、前記位置決め孔は、位置決め基準内面と、前記位置決め基準内面に対向する押付内面とを有し、前記押付内面は部分的な突部を有する、端末モジュールである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、コイルエンドにおいて、コイル線側接続端部を容易に位置決めできる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態に係る回転電機を示す斜視図である。
図2は端末モジュールを示す斜視図である。
図3は端末モジュールの一端部を示す斜視図である。
図3は端末モジュールの一端部を示す斜視図である。
図5は図3のV-V線断面図である。
図6は図3のV-V線部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示の端子モジュールは、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)
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