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公開番号
2024120014
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-03
出願番号
2024098438,2022153822
出願日
2024-06-19,2015-08-07
発明の名称
注射装置で使用するためのシリンジ緩衝器
出願人
アンタレス・ファーマ・インコーポレーテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61M
5/20 20060101AFI20240827BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】薬剤チャンバに加えられる力を分散するための緩衝部材を備えた注射装置を提供する。
【解決手段】注射装置100は、薬剤チャンバ110を受け入れるように構成されたスリーブ116を備え、前記スリーブ116は、中間部分によって接続された近位端および遠位端を有し、前記遠位端と前記近位端の間に変形可能な圧縮性要素を含む、緩衝部材を備える。また、前記スリーブ116の全長は、荷重下に置かれたとき、元の長さに対して0.40%を超えて短縮できる。前記圧縮性要素は、前記スリーブ116の遠位端、近位端、または中間部分に配置されてよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
薬剤チャンバを受け入れるように構成されたスリーブを備え、前記スリーブは、中間部分によって接続された近位端および遠位端を有し、
前記スリーブは、前記遠位端と前記近位端の間に変形可能な圧縮性要素を含む、緩衝部材。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記スリーブの全長は、荷重下に置かれたとき、その元の長さに対して0.40%を超えて短縮される、請求項1に記載の緩衝部材。
【請求項3】
前記荷重は、自動注射器において使用されるばね力の範囲内である、請求項1に記載の緩衝部材。
【請求項4】
前記荷重は82.288N(18.5lbf)である、請求項3に記載の緩衝部材。
【請求項5】
前記荷重は235.744N(53lbf)未満である、請求項3に記載の緩衝部材。
【請求項6】
前記スリーブは、前記荷重が取り除かれると実質的にその元の長さに戻る、請求項2に記載の緩衝部材。
【請求項7】
前記スリーブは、前記荷重が取り除かれると不可逆的に圧縮されている、請求項2に記載の緩衝部材。
【請求項8】
前記圧縮性要素は、前記スリーブの前記遠位端に配置される、請求項1に記載の緩衝部材。
【請求項9】
前記圧縮性要素は、前記スリーブの前記近位端に配置される、請求項1に記載の緩衝部材。
【請求項10】
前記圧縮性要素は、前記スリーブの中間部分に配置される、請求項1に記載の緩衝部材。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
[0001]本出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる2014年8月10日に出願された係属中の米国仮出願第62/035,485号の優先権を主張する。
[0002]本開示は、任意のタイプの自動注射器および実施形態によっては針支援式注射器を含む注射装置のための緩衝器に関し、その注射装置または針支援式ジェット注射器は、テストステロンまたはミダゾラムなどの薬剤用、または高粘度の製剤や急速投与を必要とする薬などの特別な用途の注射装置または針支援式ジェット注射器であり得る。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
[0003]患者への液体薬剤の注射を作動させるために自動化機構を使用する様々な注射装置が存在する。そのような装置の例は、(無針式および針支援式の両方の)ジェット注射器、動力駆動式注射器、ならびに(たとえば、自動針挿入の後、従来の指で駆動する皮下シリンジ注射の送達のような機械式薬剤送達を提供する)従来の低圧力自動注射器を含む。注射を完了するのに使用される正確な機構は様々であり得るが、ほとんどは、使用中に注射機構を駆動するのに使用できる運動エネルギーを貯蔵する特徴を含む。さらに、多くの注射器装置は、注射が望まれるまで運動エネルギーが貯蔵されたままであることを保証するように構成されたトリガ機構を含み、それにより、トリガの作動が注射機構を解放し、貯蔵された運動エネルギーが注射機構を駆動して注射を行うことを可能にする。
【0003】
[0004]無針ジェット注射器の例は、たとえば、米国特許第5,599,302号および第4,790,824号に説明されている。これらの強力注射器は、一般的にボタン作動式であり、ジェットが皮膚を通過できる十分な圧力の下で送達される精密な高速のジェットとして薬剤を投与する。そのような無針ジェット注射器における注射機構は、薬剤を注射するために必要な圧力がチャンバ内に発生するように、装置内の薬剤貯蔵チャンバに力を加えることができる。
【0004】
[0005]上述したように、本明細書に説明されるような緩衝器は、針支援式ジェット注射器だけでなく任意の動力駆動式注射器と共に使用され得る。たとえば、本発明は、針支援式ジェット注射器よりも小さい力であるが自動の針挿入をする動力駆動式注射器(次いで手動の針およびシリンジに近い速度で薬物を送達できる)よりも大きい力を示す、動力駆動式注射器と共に使用されてもよい。
【0005】
[0006]たとえば、米国特許第4,553,962号および第4,378,015号、ならびに国際公開WO/9714455に説明されるような従来の自己注射器または自動注射器は、手動操作の皮下シリンジと同様の速度および手法で薬剤を注射する。説明された自己注射器または自動注射器は、薬剤容器および関連する針の移動によって薬剤を送達するために、使用者の皮膚を突き通すように作動時に延びる針を有する。したがって、従来の低圧力の自己注射器および自動注射器において薬剤を送達する力を提供する機構を使用して、針を延ばし、薬剤容器を変位させて、使用者の皮膚への針の挿入を行い、薬剤容器内に移動可能に配置されたプランジャに力を加えて、薬剤が針を通して容器から吐出されるようにすることもできる。したがって、たとえばOwen Mumfordにより製造される、自動注射器は、薬剤を注射するために非常に低い圧力を使用し、この場合、一般的には、薬剤は相対的に低速の流れで針を通して注射される。他の自己注射器は、Simponi注射器を含み、これは、ハウジングに窓を含み、注射器が使用されると、窓を通して黄色いラムが透明な薬剤容器の内側で視認可能である。
【0006】
[0007]さらに、より強い射出力を有し、最初に皮膚を突き通すために針を利用する針支
援式ジェット注射器も開発されており、これは、従来の皮下注射器または低圧力自動注射器よりも浅いことがある針挿入深さの範囲を可能にする。皮膚が針で突き通されると、ジェット機構が作動され、注射器内の薬剤を含む液体が加圧されて針を通して皮膚内に吐出される。針支援式ジェット注射器内の注射機構は、薬物容器および針を順方向に移動させて、皮膚を突き通し、容器内に移動可能に配置されたプランジャに、必要な射出力を付与するように構成され得る。代替的に、針および薬物容器は、針および薬物容器を静止位置に維持しながら皮膚を突き通すように位置決めすることができ、注射機構は、容器を加圧するような構造とすることができる。皮膚の外層が針により既に刺されているため、注射器内の薬剤に加えられる圧力は、従来のジェット注射器の圧力よりも小さくすることができる。同様に、薬剤に加えられる圧力は、好ましくは、従来の自動注射器などの圧力より高くし、薬剤が皮膚を通るようにし、薬剤が実質的に身体内に留まるのに十分な深さで皮膚下の組織に分散または注射されるようにする。より高い圧力のさらなる利点は、より速い注射時間を含み、これは、患者の心的外傷を低減させ、また、注射部位から注射器を除去することで使用者が時期尚早に不注意に注射を中断する可能性を低減させる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0007】
[0008]本発明の一実施形態において、本発明は注射装置に関する。一実施形態では、注射装置は自動注射器である。別の実施形態では、注射装置はジェット注射器である。他の実施形態では、注射装置は動力駆動式注射器である。一実施形態では、注射装置は緩衝部材を含む。
【0008】
[0009]本発明の一実施形態において、本発明は緩衝部材に関する。一実施形態では、緩衝部材は、薬剤チャンバを保持するように構成されたスリーブを備え、スリーブは、中間部分によって接続された近位端および遠位端を有し、スリーブは、荷重下に置かれたとき、スリーブの全長がその元の長さに対して0.43%を超えて短縮されるように変形可能な圧縮性要素を含む。
【0009】
[0010]本発明の一実施形態では、荷重は、自動注射器において使用されるばね力の範囲内である。いくつかの実施形態では、荷重は82.288N(18.5lbf)である。他の実施形態では、荷重は235.744N(53lbf)未満である、
[0011]一実施形態では、スリーブは、荷重が取り除かれたときに実質的にその元の長さに戻る。
【0010】
[0012]一実施形態では、圧縮性要素は、荷重が取り除かれた後に不可逆的に変形されている。
[0013]一実施形態では、圧縮性要素は、スリーブの遠位端に配置される。別の実施形態では、圧縮性要素は、スリーブの近位端に配置される。他の実施形態では、圧縮性要素は、スリーブの中間部分に配置される。
(【0011】以降は省略されています)
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