TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024116698
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-28
出願番号
2023022453
出願日
2023-02-16
発明の名称
ブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理システム及びその方法
出願人
天宿智能科技股分有限公司
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
16/182 20190101AFI20240821BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理システム及びその方法を提供する。
【解決手段】ブロックチェーン環境においてスマートコントラクトをデプロイし、且つ指定対象のために製品またはサービスのインタレストトークン及びそのリサイクル条件を生成する。インタレストトークンにより製品またはサービスを獲得すると、スマートコントラクトが実行され、リサイクル条件に基づいて一部分のインタレストトークンが実現され、同時に後続の分配に用いるために一部分のインタレストトークンがリサイクルされる。後続の分配を行う際に、インタレストトークンの被保有量及び流通量の比率に基づいて分配が行われ、トークンが使用されると共に収益権を兼ね備える技術的効果を達成している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のノードホストを有しているブロックチェーン環境に適用されるブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理システムであって、
前記ノードホストの1つである発行者エンドノードであって、前記ブロックチェーン環境においてインタレストトークン処理契約をデプロイするために用いられ、前記インタレストトークン処理契約は、転送モジュールと、発行モジュールと、リサイクルモジュールと、分配モジュールと、実現モジュールと、を含み、製品またはサービスに対応する少なくとも1つのインタレストトークンを生成するように前記発行モジュールを実行し、且つ前記インタレストトークンのリサイクル条件を設定するように前記リサイクルモジュールを実行する発行者エンドノードと、
前記ノードホストの1つであるホルダーエンドノードであって、前記インタレストトークンを保有するためのホルダーエンドノードと、
前記ノードホストの1つであるユーザーエンドノードであって、製品またはサービスを取得する際に、製品またはサービスに対応する前記インタレストトークンを前記インタレストトークン処理契約に転送するように前記リサイクルモジュールを実行し、前記リサイクルモジュールは前記リサイクル条件に基づいて前記インタレストトークンに対しリサイクル分割処理を行い、前記リサイクル分割処理は前記リサイクル条件に基づいて前記実現モジュール及び前記分配モジュールのうちの少なくとも1つを実行し、前記実現モジュールが実行された場合、前記実現モジュールは受信した前記インタレストトークンを破棄し、前記分配モジュールが実行された場合、前記分配モジュールは受信した前記インタレストトークンを分配されるインタレストトークンとして持続的に蓄積し、後続の分配に用いるユーザーエンドノードと、を備え、
前記分配されるインタレストトークンに対し分配を行う場合、前記ホルダーエンドノードまたは前記発行者エンドノードが前記リサイクル条件に基づいて前記分配モジュールをトリガーし、前記分配モジュールが現在の流通量に占める前記インタレストトークンの被保有量の比率に基づいて、蓄積した前記分配されるインタレストトークンを前記ホルダーエンドノードに分配することを特徴とするブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理システム。
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
前記発行者エンドノードが前記インタレストトークンを生成すると、指定数量及び指定対象の設定を許可し、前記指定数量の前記インタレストトークンを前記指定対象に伝送し、前記指定対象を前記ホルダーエンドノードとすることを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載のブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理システム。
【請求項3】
前記ホルダーエンドノードが前記転送モジュールを実行し、前記インタレストトークンを前記ブロックチェーン環境の他のホストに転送することを特徴とする請求項1に記載のブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理システム。
【請求項4】
前記分配モジュールは毎回分配する時間間隔を含み、前記インタレストトークンの保有量が既定値を満たしている前記ホルダーエンドノードにより実行されるのを許可し、または指定時間範囲内に指定対象により実行されることのみを許可することを特徴とする請求項1に記載のブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理システム。
【請求項5】
前記発行者エンドノードまたは前記ユーザーエンドノードが前記インタレストトークンを保有する場合、同時に前記ホルダーエンドノードとなることを特徴とする請求項1に記載のブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理システム。
【請求項6】
複数のノードホストを有しているブロックチェーン環境に適用されるブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理方法であって、
前記ブロックチェーン環境において発行者エンドノード、ホルダーエンドノード、及びユーザーエンドノードを前記ノードホストとして提供し、前記ブロックチェーン環境においてインタレストトークン処理契約をデプロイし、前記インタレストトークン処理契約は、転送モジュールと、発行モジュールと、リサイクルモジュールと、分配モジュールと、実現モジュールと、を含むステップと、
前記発行者エンドノードは製品またはサービスに対応する少なくとも1つのインタレストトークンを生成するように前記発行モジュールを実行し、且つ前記インタレストトークンを前記ホルダーエンドノードに伝送し、前記インタレストトークンのリサイクル条件を設定するように前記リサイクルモジュールを実行するステップと、
前記ホルダーエンドノードが製品またはサービスを取得する際に、前記ホルダーエンドノードを前記ユーザーエンドノードとし、製品またはサービスに対応する前記インタレストトークンを前記インタレストトークン処理契約に転送するように前記リサイクルモジュールを実行し、前記リサイクルモジュールは前記リサイクル条件に基づいて前記インタレストトークンに対しリサイクル分割処理を行い、前記リサイクル分割処理は前記リサイクル条件に基づいて前記実現モジュール及び前記分配モジュールのうちの少なくとも1つを実行し、前記実現モジュールが実行された場合、前記実現モジュールが受信したインタレストトークンを破棄し、前記分配モジュールが実行された場合、前記分配モジュールは受信した前記インタレストトークンを分配されるインタレストトークンとして持続的に蓄積し、後続の分配に用いるステップと、
前記分配されるインタレストトークンに対し分配を行う場合、前記ホルダーエンドノードまたは前記発行者エンドノードが前記リサイクル条件に基づいて前記分配モジュールをトリガーし、前記分配モジュールが現在の流通量に占める前記インタレストトークンの被保有量の比率に基づいて、蓄積した前記分配されるインタレストトークンを前記ホルダーエンドノードに分配するステップと、を含むことを特徴とするブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理の方法。
【請求項7】
前記発行者エンドノードが前記インタレストトークンを生成すると、指定数量及び指定対象の設定を許可し、前記指定数量の前記インタレストトークンを前記指定対象に伝送し、前記指定対象を前記ホルダーエンドノードとすることを特徴とする請求項6に記載のブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理の方法。
【請求項8】
前記方法は、前記インタレストトークンを前記ブロックチェーン環境の他のホストに転送するように前記ホルダーエンドノードが前記転送モジュールを実行するステップを更に含むことを特徴とする請求項6に記載のブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理の方法。
【請求項9】
前記分配モジュールは毎回分配する時間間隔を含み、前記インタレストトークンの保有量が既定値を満たしている前記ホルダーエンドノードにより実行されるのを許可し、または指定時間範囲内に指定対象により実行されることのみを許可することを特徴とする請求項6に記載のブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理の方法。
【請求項10】
前記発行者エンドノードまたは前記ユーザーエンドノードが前記インタレストトークンを保有する場合、同時に前記ホルダーエンドノードとなることを特徴とする請求項6に記載のブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理の方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インタレストトークン処理システム及びその方法に関し、より詳しくは、ブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理システム及びその方法に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、ブロックチェーン技術の普及及び勃興、発展に伴って、様々なトークン(Token)の応用が雨後の筍のように勃興、発展している。
【0003】
一般的によくあるトークンは、ユーティリティトークン(Utility Token)、セキュリティトークン(Security Token)等を含む。ユーティリティトークンはギフト券と同様に、消費の権利を実現するものにすぎない。セキュリティトークンは証券と同様に、権益を分配する権利を含むのみである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、現在両者を兼ね備えた運用メカニズムは存在せず、トークンは使用性と収益権を両立できないでいる。即ち、利害関係がある者が全て規定された方式により分配される権益を取得でき、同時にこのトークンを使用して消費することもできるようにし、トークンが使用性及び権益の分配を兼ね備えるようにすることが困難であるという問題があった。
【0005】
上述したように、先行技術には、トークンの使用性及び権益分配を兼ね備えるのが困難であるという問題が長い間存在しており、改善するための技術的手段を提供し、この問題を解決する必要があった。
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑みて本発明者の鋭意研究により成されたものであり、その目的は、ブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理システム及びその方法を提供することにある。
【0007】
まず、本発明に係るブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理システムは、複数のノードホストを有しているブロックチェーン環境に適用され、このシステムは、発行者エンドノードと、ホルダーエンドノードと、ユーザーエンドノードと、を含んで構成されている。発行者エンドノードはブロックチェーン環境における前記ノードホストの1つであり、ブロックチェーン環境においてインタレストトークン処理契約をデプロイするために用いられている。このインタレストトークン処理契約は、転送モジュールと、発行モジュールと、リサイクルモジュールと、分配モジュールと、実現モジュールとを含み、製品またはサービスに対応するインタレストトークンを生成するように発行モジュールを実行し、且つインタレストトークンのリサイクル条件を設定するようにリサイクルモジュールを実行する。ホルダーエンドノードはブロックチェーン環境における前記ノードホストの1つであり、前記インタレストトークンを保有するために用いられている。ユーザーエンドノードはブロックチェーン環境における前記ノードホストの1つであり、製品またはサービスを取得する際に、製品またはサービスに対応するインタレストトークンをインタレストトークン処理契約に転送するようにリサイクルモジュールを実行する。リサイクルモジュールはリサイクル条件に基づいてインタレストトークンに対しリサイクル分割処理を行い、このリサイクル分割処理はリサイクル条件に基づいて実現モジュール及び分配モジュールのうちの少なくとも1つを実行する。実現モジュールが実行された場合、実現モジュールが受信したインタレストトークンを破棄し、分配モジュールが実行された場合、分配モジュールは受信したインタレストトークンを分配されるインタレストトークンとして持続的に蓄積し、後続の分配に用いる。分配されるインタレストトークンを分配する場合、ホルダーエンドノードまたは発行者エンドノードがリサイクル条件に基づいて分配モジュールをトリガーし、分配モジュールが現在の流通量に占めるインタレストトークンの被保有量の比率に基づいて、蓄積した分配されるインタレストトークンをホルダーエンドノードに分配する。
【0008】
また、本発明に係るブロックチェーンを統合するインタレストトークン処理の方法は、複数のノードホストを有しているブロックチェーン環境に適用され、このステップは、ブロックチェーン環境において発行者エンドノード、ホルダーエンドノード、及びユーザーエンドノードを前記ノードホストとして提供し、ブロックチェーン環境においてインタレストトークン処理契約をデプロイし、このインタレストトークン処理契約は、転送モジュールと、発行モジュールと、リサイクルモジュールと、分配モジュールと、実現モジュールと、を含むステップと、発行者エンドノードが製品またはサービスに対応するインタレストトークンを生成するように発行モジュールを実行し、且つインタレストトークンをホルダーエンドノードに伝送し、インタレストトークンのリサイクル条件を設定するようにリサイクルモジュールを実行するステップと、ホルダーエンドノードが製品またはサービスを取得する際に、ホルダーエンドノードをユーザーエンドノードとし、製品またはサービスに対応するインタレストトークンをインタレストトークン処理契約に転送するようにリサイクルモジュールを実行し、リサイクルモジュールはリサイクル条件に基づいてインタレストトークンに対しリサイクル分割処理を行い、このリサイクル分割処理はリサイクル条件に基づいて実現モジュール及び分配モジュールのうちの少なくとも1つを実行し、実現モジュールが実行された場合、実現モジュールが受信したインタレストトークンを破棄し、分配モジュールが実行された場合、分配モジュールは受信したインタレストトークンを分配されるインタレストトークンとして持続的に蓄積し、後続の分配に用いるステップと、分配されるインタレストトークンを分配する場合、ホルダーエンドノードまたは発行者エンドノードがリサイクル条件に基づいて分配モジュールをトリガーし、分配モジュールが現在の流通量に占めるインタレストトークンの被保有量の比率に基づいて、蓄積した分配されるインタレストトークンをホルダーエンドノードに分配するステップと、を含む。
【0009】
本発明に係るシステム及び方法は上述したように、先行技術との相違点は、本発明はブロックチェーン環境においてスマートコントラクトをデプロイし、且つ指定対象のために製品またはサービスのインタレストトークン及びそのリサイクル条件を生成し、インタレストトークンにより製品またはサービスを獲得した場合、リサイクル条件に基づいて一部分のインタレストトークンを実現するようにスマートコントラクトを実行し、同時に一部分のインタレストトークンをリサイクルして後続の分配に用いる。後続の分配では、インタレストトークンの被保有量及び流通量の比率に基づいて分配を行う。
【発明の効果】
【0010】
このように、本発明によれば、次のような効果がある。
上述の技術的手段により、本発明はトークンが使用性及び収益権を兼ね備える技術的効果を達成する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
非正規コート
1か月前
個人
政治のAI化
19日前
個人
物品給付年金
24日前
個人
RFタグ読取装置
1か月前
個人
人物再現システム
1か月前
個人
在宅介護システム
1か月前
個人
プラグインホームページ
10日前
個人
AI飲食最適化プラグイン
1か月前
キヤノン株式会社
通信装置
25日前
有限会社ノア
データ読取装置
1か月前
個人
電話管理システム及び管理方法
1か月前
株式会社ザメディア
出席管理システム
2か月前
個人
広告提供システムおよびその方法
1か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
17日前
個人
全アルゴリズム対応型プログラム
20日前
株式会社CROSLAN
支援装置
1か月前
大同特殊鋼株式会社
輝線検出方法
19日前
シャープ株式会社
電子機器
19日前
個人
日誌作成支援システム
1か月前
個人
ポイント還元付き配送システム
1か月前
株式会社アジラ
データ転送システム
19日前
トヨタ自動車株式会社
欠け検査装置
19日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
作業判定方法
2か月前
ミサワホーム株式会社
宅配ロッカー
16日前
長屋印刷株式会社
画像形成システム
1か月前
ミサワホーム株式会社
情報処理装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
工程計画装置
2か月前
ミサワホーム株式会社
情報処理装置
24日前
パテントフレア株式会社
交差型バーコード
12日前
株式会社タクテック
商品取出集品システム
1か月前
ひびきの電子株式会社
認証システム
1か月前
村田機械株式会社
割当補助システム
2日前
トヨタ自動車株式会社
管理装置
16日前
Sansan株式会社
組織図生成装置
5日前
オムロン株式会社
回転装置及びマウス
1か月前
続きを見る
他の特許を見る