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公開番号
2024112546
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-21
出願番号
2023017661
出願日
2023-02-08
発明の名称
情報処理方法及び情報処理装置
出願人
鹿島建設株式会社
代理人
弁理士法人後藤特許事務所
主分類
G06F
30/13 20200101AFI20240814BHJP(計算;計数)
要約
【課題】スタッキングを効率よく行う。
【解決手段】複数のエリアを建物内の複数のフロアのうちどのフロアに配置するかの配置案を作成するための配置案作成システムのコンピュータが実行する情報処理方法であって、複数の初期配置案をランダムに作成するステップと、少なくともフロアの面積、エリアの専有面積、及び異なるエリア間の親近度を利用して求められる評価値に基づいて複数の初期配置案を最適化して最適配置案を生成するステップと、複数の最適配置案をクラスタリングして複数のクラスを生成するステップと、複数のクラスのそれぞれに対して、クラス内に含まれる最適配置案どうしの共通項に基づいて当該クラスの特徴量を抽出するステップと、クラスの特徴量と当該クラスに含まれる最適配置案とを互いに対応付けて出力するステップと、を含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のエリアを一又は複数の建物内にある複数のフロアのうちのどのフロアに配置するかの配置案を作成するための配置案作成システムのコンピュータが実行する情報処理方法であって、
複数の初期配置案をランダムに作成するステップと、
少なくとも前記フロアの面積、前記エリアの専有面積、及び異なる前記エリア間の親近度を利用して求められる評価値に基づいて複数の前記初期配置案から最適配置案を生成するステップと、
複数の前記最適配置案をクラスタリングして複数のクラスを生成するステップと、
複数の前記クラスのそれぞれに対して、前記クラス内に含まれる前記最適配置案どうしの共通項に基づいて当該クラスの特徴量を抽出するステップと、
前記クラスの前記特徴量と当該クラスに含まれる前記最適配置案とを互いに対応付けて出力するステップと、を含む、
情報処理方法。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理方法であって、
前記特徴量は、前記クラス内の所定割合以上の前記最適配置案において配置が共通する前記エリア及び当該エリアが配置される前記フロアとして表される、
情報処理方法。
【請求項3】
請求項1に記載の情報処理方法であって、
前記最適配置案を生成する最適化手法は、遺伝的アルゴリズムに基づくものである、
情報処理方法。
【請求項4】
請求項1に記載の情報処理方法であって、
複数の前記最適配置案をクラスタリングする手法は、階層型クラスタリングに基づくものである、
情報処理方法。
【請求項5】
複数のエリアを一又は複数の建物内の複数のフロアのうちどのフロアに配置するかの配置案を作成する情報処理装置であって、
複数の初期配置案をランダムに作成する初期案生成部と、
少なくとも前記フロアの面積、前記エリアの専有面積、及び異なる前記エリア間の親近度を利用して求められる評価値に基づいて複数の前記初期配置案をそれぞれ最適化して複数の最適配置案を生成する最適化処理部と、
複数の前記最適配置案をクラスタリングして複数のクラスを生成するクラス生成部と、
複数の前記クラスのそれぞれに対して、前記クラス内に含まれる前記最適配置案どうしの共通項に基づいて当該クラスの特徴量を抽出する特徴抽出部と、
前記クラスの前記特徴量と当該クラスに含まれる前記最適配置案とを互いに対応付けて出力する出力部と、を含む、
情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理方法及び情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
建物の基本計画の段階では、複数のエリアを建物のどの階(フロア)に配置するかを決めるスタッキングと呼ばれる工程がある。スタッキングを効率的に行う手法として、非特許文献1のような手法が提案されている。非特許文献1に記載の手法は、遺伝的アルゴリズムを用いて初期配置案をフロアの面積、エリア間の親近度などに基づく評価値によって最適化させることで最適配置案を得ようとするものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
赤木宏匡、田中重良、渡辺克彦 「遺伝的アルゴリズムのスタッキング問題への適用」日本建築学会大会学術講演梗概集Vol1997 1997年
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
スタッキングでは、エリア間の親近度だけではなくその他にも様々な要素(観点)を考慮して配置案を決定する必要がある。しかしながら、配置案を決定するために考慮する要素のすべてを評価値に反映させることは困難である。このため、特徴が異なる配置案を複数生成して比較検討することで、より良い配置案を模索したいというニーズがある。従来の手法では一つの配置案しか取得できないため、設計者は、従来の手法を複数回実行して複数の配置案を作成することとなり、工数がかかっていた。
【0005】
本発明は、スタッキングを効率よく行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、複数のエリアを一又は複数の建物内の複数のフロアのうちどのフロアに配置するかの配置案を作成するための配置案作成システムのコンピュータが実行する情報処理方法であって、複数の初期配置案をランダムに作成するステップと、少なくともフロアの面積、エリアの専有面積、及び異なるエリア間の親近度を利用して求められる評価値に基づいて複数の初期配置案から最適配置案を生成するステップと、複数の最適配置案をクラスタリングして複数のクラスを生成するステップと、複数のクラスのそれぞれに対して、クラス内に含まれる最適配置案どうしの共通項に基づいて当該クラスの特徴量を抽出するステップと、クラスの特徴量と当該クラスに含まれる最適配置案とを互いに対応付けて出力するステップと、を含む。
【0007】
本発明は、複数のエリアを一又は複数の建物内の複数のフロアのうちどのフロアに配置するかの配置案を作成する情報処理装置であって、複数の初期配置案をランダムに作成する初期案生成部と、少なくともフロアの面積、エリアの専有面積、及び異なるエリア間の親近度を利用して求められる評価値に基づいて複数の初期配置案から最適配置案を生成する最適化処理部と、複数の最適配置案をクラスタリングして複数のクラスを生成するクラス生成部と、複数のクラスのそれぞれに対して、クラス内に含まれる最適配置案どうしの共通項に基づいて当該クラスの特徴量を抽出する特徴抽出部と、クラスの特徴量と当該クラスに含まれる最適配置案とを互いに対応付けて出力する出力部と、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、スタッキングを効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。
本発明の実施形態におけるスタッキングの一例を示す模式図である。
本発明の実施形態における親近度の一例を示すマップである。
本発明の実施形態に係る情報処理方法を示すフローチャート図である。
本発明の実施形態に係る最適化手法の概略を示す概略図である。
本発明の実施形態に係る情報処理方法の最適配置案生成方法を示すフローチャート図である。
本発明の実施形態に係る情報処理方法の交叉の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る情報処理方法の突然変異の一例を示す図であり、(a)は第一の突然変異、(b)は第二の突然変異を示すものである。
本発明の実施形態に係る情報処理方法のクラスタリング方法を示すフローチャート図である。
本発明の実施形態に係る情報処理方法のクラスタリング方法を示す図であり、(a)は各最適配置案に対応するクラスを二次元座標上に模式的に表した図、(b)はクラス2とクラス3とを統合した状態を示す図である。
本発明の実施形態に係る情報処理方法のクラスタリング方法を示す図であり、クラス分けを示す樹形図である。
本発明の実施形態に係る情報処理方法の特徴量を抽出する方法を示す概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る情報処理装置100を備える配置案作成システム101及び情報処理方法について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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