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公開番号
2024111534
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-19
出願番号
2023016101
出願日
2023-02-06
発明の名称
電子部品の製造方法及び電子部品
出願人
TDK株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01F
41/04 20060101AFI20240809BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】互いに対向する二つの面の色が異なる電子部品の簡易な製造方法を提供する。
【解決手段】電子部品10の製造方法は、互いに対向する面2aと面2bとを含む基材2と面2aに配置されている複数の外部電極とを有する基板1を準備することと、面2bを変色させることと、基板1を複数の個片に分割することと、を含む。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに対向する第一面と第二面とを含む基材と、該第一面に配置されている複数の外部電極と、を有する基板を準備することと、
前記第二面を変色させることと、
前記基板を複数の個片に分割することと、
を含む、電子部品の製造方法。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記基材は樹脂から形成され、
前記変色させることは、熱処理することによって前記第二面を変色させることを含む、
請求項1に記載の電子部品の製造方法。
【請求項3】
前記熱処理することは、温度60℃以上、かつ、相対湿度60%以上の雰囲気に前記基板をさらすことを含む、
請求項2に記載の電子部品の製造方法。
【請求項4】
前記熱処理することは、前記第二面を酸化させることを含む、
請求項2又は3に記載の電子部品の製造方法。
【請求項5】
前記変色させることは、前記第二面を変色させる前に、前記第二面を研磨することを含む、
請求項1又は2に記載の電子部品の製造方法。
【請求項6】
前記変色させることは、前記複数の個片に対応するそれぞれの領域に対応して形成され該領域の一部のみを露出させる開口を含んだマスクを前記第二面上に設けた状態で該領域の一部のみを変色させることを含む、
請求項1又は2に記載の電子部品の製造方法。
【請求項7】
前記変色させることは、前記第二面の明度と前記第一面の明度との間の差を、グレースケール値に換算して40以上にすることを含む、
請求項1又は2に記載の電子部品の製造方法。
【請求項8】
請求項1又は2に記載の電子部品の製造方法で製造された電子部品。
【請求項9】
素体と一対の外部電極とを備える電子部品であって、
前記素体は、
一対の外部電極が配置されている第一主面と、
前記第一主面と対向する第二主面と、を含み、
前記第一主面の明度と前記第二主面の明度との差は、グレースケール値に換算して40以上である、電子部品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子部品の製造方法及び電子部品に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、第一樹脂層から形成される第一面と、第一面と対向すると共に第一樹脂層とは色が異なる第二樹脂層から形成される第二面と、を有する基板を準備する工程と、基板を複数の個片に分割することと、を含む、電子部品の製造方法を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-216409号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
互いに対向する二つの面のそれぞれの色が互いに異なる電子部品の向きは、容易に判別され得る。したがって、上述した従来の製造方法によって製造される電子部品は、キャリアテープに収納するとき又は電子機器に実装するときに電子部品の向きを間違えられがたいので、実装不良を抑制できる。上述した従来の製造方法では、互いに色が異なる二種類の樹脂を積層する必要があるので、互いに対向する二つの面の色が異なる電子部品を製造することは容易ではない。
【0005】
本発明の一つの態様は、互いに対向する二つの面の色が異なる電子部品の簡易な製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一つの態様に係る電子部品の製造方法は、互いに対向する第一面と第二面とを含む基材と該第一面に配置されている複数の外部電極とを有する基板を準備することと、第二面を変色させることと、基板を複数の個片に分割することと、を含む。
【0007】
上記一つの態様では、互いに対向する第一面及び第二面のうち第二面が変色される。第二面が変色した基板が複数の個片に分割される。複数の個片のそれぞれは第二面に対応する面の色と第一面に対応する面の色とが互いに異なるので、互いに色が異なる二種類の樹脂を準備することなく互いに対向する二つの面の色が異なる電子部品が提供される。したがって、上記一つの態様は、互いに対向する二つの面の色が異なる電子部品を簡易に提供し得る。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一つの態様は、互いに対向する二つの面の色が異なる電子部品の簡易な製造方法を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施形態に係る電子部品を示す斜視図である。
図2は、本実施形態に係る電子部品の製造過程を示す模式図である。
図3は、本実施形態に係る電子部品の製造過程を示す模式図である。
図4は、本実施形態に係る電子部品の製造過程を示す模式図である。
図5は、本実施形態に係る電子部品の製造過程を示す模式図である。
図6は、本実施形態に係る電子部品の製造過程を示す模式図である。
図7は、本実施形態に係る電子部品の製造過程を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下では、図面を参照しながら本開示に係る実施形態について説明する。図面の説明において、同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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