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公開番号
2024110256
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-15
出願番号
2023014747
出願日
2023-02-02
発明の名称
プラスチック生分解性評価システム及びプラスチック生分解性評価方法
出願人
国立大学法人金沢大学
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A01K
63/04 20060101AFI20240807BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】プラスチック生分解性を迅速に評価可能な、プラスチック生分解性評価システム、及びプラスチック生分解性評価方法の提供。
【解決手段】水生動物を飼育する水槽と、前記水槽中の飼育水を循環ろ過する循環ろ過装置と、を含む、プラスチック生分解性評価システム。また、水槽中の飼育水を循環ろ過しながら、前記水槽中で水生動物を飼育する工程(A)と、前記水生動物を飼育する水に、プラスチックを接触させる工程(B)と、を含む、プラスチック生分解性評価方法。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
水生動物を飼育する水槽と、
前記水槽中の飼育水を循環ろ過する循環ろ過装置と、
を含む、プラスチック生分解性評価システム。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記水生動物が、魚類、甲殻類、貝類、頭足類、及び棘皮類からなる群より選択される少なくとも1種を含む、請求項1に記載のプラスチック生分解性評価システム。
【請求項3】
前記循環ろ過装置が、アンモニア除去用濾材を含む、請求項1又は2に記載のプラスチック生分解性評価システム。
【請求項4】
前記飼育水が、動物プランクトンを含む、請求項1又は2に記載のプラスチック生分解性評価システム。
【請求項5】
水槽中の飼育水を循環ろ過しながら、前記水槽中で水生動物を飼育する工程(A)と、
前記飼育水に、プラスチックを接触させる工程(B)と、
を含む、プラスチック生分解性評価方法。
【請求項6】
前記水生動物が、魚類、甲殻類、貝類、頭足類、及び棘皮類からなる群より選択される少なくとも1種を含む、請求項5に記載のプラスチック生分解性評価方法。
【請求項7】
前記工程(A)における前記循環ろ過が、アンモニア除去用濾材に前記飼育水を通過させることを含む、請求項5又は6に記載のプラスチック生分解性評価方法。
【請求項8】
前記飼育水が、動物プランクトンを含む、請求項5又は6に記載のプラスチック生分解性評価方法。
【請求項9】
前記工程(B)を、前記飼育水を入れた容器において実施する、請求項5又は6に記載のプラスチック生分解性評価方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プラスチック生分解性評価システム及びプラスチック生分解性評価方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
プラスチックは、軽さ、成形性及び着色性の良さ、耐水性の高さ等から、様々な製品に利用されている。プラスチック製品は、安価で、工業的に大量生産可能であるとうメリットもある。一方、プラスチック製品は、安価であるために、使い捨てされることが多く、プラスチック廃棄物の大量発生の問題を生じている。適正に処理されなかったプラスチック廃棄物は、環境中に放出されて、長期間残存する。環境中において、プラスチックは微細化されて、マイクロプラスチックとなる。マイクロプラスチックは、生物の体表への付着、生物による摂取等により、生物に悪影響を与えることが懸念されている。
【0003】
プラスチック廃棄物による環境汚染リスクの問題から、環境中でのプラスチックの分解性を評価する手法が求められている。近年進められている生分解性プラスチックの開発においても、プラスチックの生分解性を評価する必要がある。
【0004】
プラスチックの生分解性を評価する方法としては、例えば、海水の濾過等により海洋微生物を濃縮した海水調製物を調製し、当該海水調製物をプラスチックと共に培養する方法が提案されている(特許文献1)。
【0005】
一方、水生動物を陸上養殖するための養殖システムとして、閉鎖型循環養殖システムが知られている(例えば、特許文献2~5)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2022-158911号公報
特開2020-162552号公報
特開2013-188719号公報
特開2011-177619号公報
特開2012-024762号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
プラスチックの生分解性評価試験では、試験期間の短縮のために、迅速にプラスチックの生分解を評価可能な手法が求められる。
【0008】
そこで、本発明は、プラスチック生分解性を迅速に評価可能な、プラスチック生分解性評価システム、及びプラスチック生分解性評価方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は以下の態様を含む。
[1]水生動物を飼育する水槽と、前記水槽中の飼育水を循環ろ過する循環ろ過装置と、を含む、プラスチック生分解性評価システム。
[2]前記水生動物が、魚類、甲殻類、貝類、頭足類、及び棘皮類からなる群より選択される少なくとも1種を含む、[1]に記載のプラスチック生分解性評価システム。
[3]前記循環ろ過装置が、アンモニア除去用濾材を含む、[1]又は[2]に記載のプラスチック生分解性評価システム。
[4]前記飼育水が、動物プランクトンを含む、[1]~[3]のいずれか1つに記載のプラスチック生分解性評価システム。
[5]水槽中の飼育水を循環ろ過しながら、前記水槽中で水生動物を飼育する工程(A)と、前記飼育水に、プラスチックを接触させる工程(B)と、を含む、プラスチック生分解性評価方法。
[6]前記水生動物が、魚類、甲殻類、貝類、頭足類、及び棘皮類からなる群より選択される少なくとも1種を含む、[5]に記載のプラスチック生分解性評価方法。
[7]前記工程(A)における前記循環ろ過が、アンモニア除去用濾材に前記飼育水を通過させることを含む、[5]又は[6]に記載のプラスチック生分解性評価方法。
[8]前記飼育水が、動物プランクトンを含む、[5]~[7]のいずれか1つに記載のプラスチック生分解性評価方法。
[9]前記工程(B)を、前記飼育水を入れた容器において実施する、[5]~[8]のいずれか1つに記載のプラスチック生分解性評価方法。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、プラスチックの生分解性を迅速に評価可能な、プラスチック生分解性評価システム、及びプラスチック生分解性評価方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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