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公開番号2024108195
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-13
出願番号2023012421
出願日2023-01-31
発明の名称ヘッドアップディスプレイ装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類G02B 27/01 20060101AFI20240805BHJP(光学)
要約【課題】不要な光の発生を低減したヘッドアップディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】開口51からウインドシールドWSへ向けて表示光Liを通過させる筐体50と、板状の透明な基材53を有し、開口51を覆い、表示光Liが入射する面に第一のハードコート層54を設けるカバーガラス52と、を備える。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
開口から透過反射部材へ向けて表示光を通過させる筐体と、
板状で透明な基材を有し、前記開口を覆う透光性カバーと、
を備え、
前記透光性カバーは、前記表示光が出射する面に暗色の遮光印刷層を有する
ヘッドアップディスプレイ装置。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記遮光印刷層は、前記基材よりもグロス値が低い
請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項3】
前記透光性カバーは、前記遮光印刷層と前記基材との間に、ハードコート層を有する
請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項4】
前記遮光印刷層は、前記ハードコート層よりもグロス値が低い
請求項3に記載のヘッドアップディスプレイ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘッドアップディスプレイ装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来の構成として、ケース体の開口を覆うカバーガラス(特許文献1における偏光カバー(18)、特許文献2におけるカバー透光部材(20)など)が備わるヘッドアップディスプレイが知られていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-211490号公報
国際公開2018-056111号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
カバーガラスは、表示光が出射する面にハードコート層(特許文献1におけるハードコート層(C)や、特許文献2におけるハードコート層(23))を備える。ハードコート層は、カバーガラスの表面の硬度を高めることで擦過傷など外観の乱れを防ぐために設けられる。ただし、ハードコート層の付与は製造コストを増大するので、ハードコート層は、ユーザが触れる可能性がある表示光が出射する面のみに設けられることが常であった。
【0005】
本願発明者は、そのようなカバーガラスを備えるヘッドアップディスプレイ装置であっても、カバーガラスに起因して不要な光が発生する場合があることを発見した。本発明の目的とするところは、上述課題に着目し、不要な光の発生を低減したヘッドアップディスプレイ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係るヘッドアップディスプレイ装置は、
開口から透過反射部材へ向けて表示光を通過させる筐体と、
板状で透明な基材を有し、前記開口を覆う透光性カバーと、
を備え、
前記透光性カバーは、前記表示光が出射する面に暗色の遮光印刷層を有する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態におけるヘッドアップディスプレイ1の断面を示す図。
カバーガラス52の断面を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本開示のヘッドアップディスプレイ装置を実施形態として例にあげ、添付図面を用いて説明する。
1.第一実施形態
<1-1.構成について>
<1-2.図2について>
2.変形例
【0009】
[1.第一実施形態]
<1-1.構成について>
図1は、ヘッドアップディスプレイ装置の一例であるヘッドアップディスプレイ1(HUD1)のY-Z平面における断面を示す図である。HUD1は車両Cの透過反射部材(ウインドシールドWS)の略下方に位置する覆い部材の内部に搭載される。覆い部材は、例えば車両Cの計器やセンターインフォーメーションディスプレイなどを収容するインストルメントパネルPであったり、合成樹脂や皮革で覆われる外装ケースであったりするとよい。
【0010】
HUD1は表示光LiをウインドシールドWSへ出射する。表示光LiはHUD1の内部の照明手段、表示手段により生成される。生成された表示光Liは光学系(後述の補正鏡31や凹面鏡32)を伝うことで、ケース50の開口51から出射される。乗員(利用者)は視点EPからウインドシールドWSに反射した表示光Liを視認することで、ウインドシールドWSからF方向へ数メートルから数十メートル離れた位置に矩形の虚像Vを見ることができる。この場合、運転席に乗車した利用者がHUD1による表示出力を利用できるようにしている。
(【0011】以降は省略されています)

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