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公開番号2024103505
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2024076672,2022108913
出願日2024-05-09,2016-05-13
発明の名称心耳の閉塞のためのデバイスおよび方法
出願人ダブリュ.エル.ゴア アンド アソシエイツ,インコーポレイティド,W.L. GORE & ASSOCIATES, INCORPORATED
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A61B 17/12 20060101AFI20240725BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】良好な閉塞に関連する装置などを提供すること。
【解決手段】本開示の種々の形態は、閉塞に関連する装置、方法、およびシステムを対象にする。ある態様において、装置、方法、およびシステムは、体内の脈管、付属器官、および開口に配置するためのデバイスを含むことができる。デバイスは、センターフレーム部分および複数の細長部材を含む面部分を有する単一のフレームを含むことができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
体内の脈管、付属器官、および開口中に配置するためのデバイスであって、
前記デバイスは、
近位末端、遠位末端、および縦軸を有する単一の自己拡張フレームと、
前記単一の自己拡張フレームに取り付けられた膜と、
を含み、
前記単一の自己拡張フレームは、面部分と、胴部分と、を含み、
前記面部分は、予め組み込まれた平面形状と、(i)前記近位末端に配置されたセンターフレーム部分と、(ii)前記センターフレーム部分から延びる複数の細長部材と、を有し、
前記複数の細長部材は、前記縦軸に直交する平面において実質的にたわむかまたは曲がるように構成され、および前記単一の自己拡張フレームの前記胴部分に掛けられた圧縮力に応答して、前記面部分の縦の動作を軽減する、デバイス。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記センターフレーム部分が内周および外周を有する穴であり、および前記複数の細長部材が前記センターフレーム部分の外周から放射状に外に延びている、請求項1に記載のデバイス。
【請求項3】
前記センターフレーム部分が、前記センターフレーム部分の前記内周の周りに配置された複数の弧をさらに含む、請求項2に記載のデバイス。
【請求項4】
前記複数の細長部材の前記縦軸に対する厚さが前記センターフレーム部分の前記縦軸に対する厚さとほぼ等しい、請求項1~3のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項5】
前記センターフレーム部分および前記複数の細長部材が前記縦軸に実質的に直交する第1の平面内に配置されている、請求項1~4のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項6】
前記膜がそこを通る流体の通路および血栓の通路を妨げるように構成されている閉塞性材料を含む、請求項1~5のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項7】
前記膜が接着剤を使用して前記フレームに取り付けられている、請求項6に記載のデバイス。
【請求項8】
前記膜が血栓の通路を妨げながら、そこを通る流体の通路を部分的に可能にするように構成された半閉塞性材料を含む請求項1~5のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項9】
前記半閉塞性材料が、延伸ポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)を含む、請求項8に記載のデバイス。
【請求項10】
前記単一の自己拡張フレームが、前記複数の細長部材と前記胴部分との間に配置された移行部分をさらに含み、および前記移行部分が前記胴部分に向かって前記複数の細長部材を移行させる湾曲を含む、請求項1~9のいずれか一項に記載のデバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
出願に関連したクロスリファレンス
本願は、2015年5月14日出願の仮特許出願第62/161,742号明細書(参照によりそのすべてを本明細書中に取り込む)の優先権を主張する。
続きを表示(約 2,100 文字)【0002】
本開示は、患者内の開口、導管、空間、器官、および他の構造を塞ぐために使用することができるインプラント可能な医療用デバイスに関する。
【背景技術】
【0003】
心耳などの心臓の構造は、多くの心臓関連の病理と関連する心臓の血流の乱れに寄与する場合がある。例えば、付属器官内の血流の乱れにより生じおよび心房細動と関連した合併症は、塞栓性脳卒中に寄与する場合がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の種々の形態は、心臓内の構造を含む患者内の開口、導管、空間、器官および他の構造を塞ぐのに使用できるインプラント可能な医療用デバイスを提供する。例えば、この開示は、患者の中に配置されることができる閉塞デバイスを提供する。種々の配置技術が考えられるが、配置は経カテーテル技術を使用して行われることができる。
【0005】
本開示の種々の形態と一致するデバイスは、患者の心耳の中へ配置されることができる。心臓は、左心耳および右心耳を有する。本開示の種々の形態は、生理的条件下で心耳壁と比較して、(閉塞面を含む)デバイスのフレームの高められた適合性を提供する閉塞デバイスを対象にする。さらに、本開示は、それらの小孔(ostium)の周りの付属器官の改善されたシーリングを含む付属器官のさらに完全および急速な閉鎖、減少した血栓形成を含む高められた臨床の結果、減少したオクルダー塞栓形成、より大きな適合性、および高められた臨床的使い心地、患者の安全、および全体的な有効性を提供できる閉塞デバイスを対象にする。
【0006】
本開示の種々の形態は、閉塞に関連する装置、方法、およびシステムを対象にする。ある態様において、体内の脈管、付属器官、および開口中に配置するためのデバイスは、近位末端、遠位末端、および縦軸を有する単一の自己拡張フレームを含むことができる。ある態様において、単一の自己拡張フレームは、予め組み込まれた平面形状および(i)近位末端に配置されたセンターフレーム部分および(ii)センターフレーム部分から伸びる複数の細長部材を有する面部分、および胴部分を含むことができる。ある態様において、デバイスは、単一の自己拡張フレームに取り付けられた膜を含むことができる。ある態様において、複数の細長部材は、縦軸に直交する平面において実質的にたわむかまたは曲がるように構成されて、および単一の自己拡張フレームの胴部分に掛けられた圧縮力に応答して、面部分の縦の動作を軽減することができる。
【0007】
ある態様において、細長い形状および配置された形状を有する体内の脈管、付属器官、および開口中に配置するためのデバイスは、近位末端および遠位末端を有するニチノールの切断された管フレームを含むことができる。ある態様において、ニチノールの切断された管フレームは、近位末端に配置されたセンターフレーム部分を有しおよびセンターフレーム部分の周囲に配置された複数の弧(arc)、およびセンターフレーム部分から伸びる複数の細長部材を含む面部分、および胴部分を含むことができる。ある態様において、デバイスはまた、ニチノールの切断された管フレームに取り付けられた膜を含むことができる。さらなるおよびある態様において、センターフレーム部分および複数の細長部材は、実質的に均一な表面を形成することができ、およびセンターフレーム部分は、デバイスのための送達システムのための付着点を提供するように構成されていることができる。
【0008】
ある態様において、患者の左心耳の治療で血栓形成を減らす方法は、左心耳の小孔を通して経カテーテル集成体を配置することを含むことができる。ある態様において、方法はまた、経カテーテル集成体からデバイスを配置することを含むことができ、デバイスは、近位末端、遠位末端、および縦軸を有する単一の自己拡張フレームを含み、単一の自己拡張フレームは、近位末端に配置されたセンターフレーム部分およびセンターフレーム部分から伸びる複数の細長部材を有する面部分、面部分に実質的に直交して配置された胴部分、および単一の自己拡張フレームに取り付けられた膜を含み、面部分および膜はデバイスの閉塞面を画定する。さらなるおよびある態様において、方法は、左心耳から1種または2種以上の力を吸収することを含むことができ、それによって縦軸に直交する平面中の複数の細長部材を曲げ、それに応答して面部分の縦の動作を軽減する。
【0009】
複数の態様が開示される一方で、本開示の依然他の態様は、本開示の具体的に説明された態様を示しおよび記載する、以下の詳細な記載から当業者に明らかになるであろう。したがって、図および詳細な記載は、本質的かつ制約なく具体的に説明されているとみなされる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1Aは、本開示の種々の形態による、送達システムが心臓のLAAの中へ閉塞デバイスの配置のために備えて配置された人間の心臓の断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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