TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024103212
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2023007421
出願日2023-01-20
発明の名称撮像装置、情報処理方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 23/661 20230101AFI20240725BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ユーザにより指定された被写体が既に撮像領域内にない場合であってもその被写体の追尾を行う。
【解決手段】動画像を撮像する。撮像された各フレームの画像を外部装置に対して配信する。撮像された画像をメモリに格納する。外部装置において配信を行った画像上で指定された被写体をメモリに保持されている画像群から特定する。特定された被写体を追尾対象に設定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
動画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により撮像された各フレームの画像を外部装置に対して配信する配信手段と、
前記撮像手段により撮像された画像をメモリに格納する格納制御手段と、
前記外部装置において配信を行った前記画像上で指定された被写体を前記メモリに保持されている画像群から特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された被写体を追尾対象に設定する設定手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記特定された被写体の現在位置を推定する第1の推定手段をさらに備え、
前記設定手段は、前記現在位置を含むように撮像領域を設定し、前記被写体を追尾対象に設定することを特徴とする、請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記第1の推定手段は、格納された前記各フレームの画像に基づいて前記現在位置を推定することを特徴とする、請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記格納制御手段は、前記各フレームの被写体の位置を示す情報をさらに前記メモリに格納し、
前記第1の推定手段は、前記各フレームの被写体の位置を示す情報に基づいて前記現在位置を推定することを特徴とする、請求項2に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記第1の推定手段は、前記各フレームの前記被写体の位置を示す情報に基づいて前記被写体の移動方向又は移動速度をさらに推定し、推定した前記被写体の移動方向又は移動速度に基づいて前記現在位置を推定することを特徴とする、請求項4に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記第1の推定手段は、撮像領域に前記現在位置を含むような前記撮像装置の基準状態からのPTZ制御量を、前記撮像装置の現在のPTZ制御量に応じて補正することにより、前記現在位置を含むように撮像領域を設定することを特徴とする、請求項2に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記配信手段による前記各フレームの画像の配信における信号伝送の遅延時間を推定する第2の推定手段をさらに備え、
前記第1の推定手段は、前記撮像手段により撮像された画像から前記遅延時間に応じて選択される画像に基づいて、前記現在位置を推定することを特徴とする、請求項2に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記第1の推定手段は、前記撮像手段により撮像された画像のうち、前記遅延時間に対応する期間の画像に基づいて、前記現在位置を推定することを特徴とする、請求項7に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記遅延時間に対応する期間の画像は、現在時刻からの前記遅延時間と同じ長さの過去の映像から選択される画像であることを特徴とする、請求項8に記載の撮像装置。
【請求項10】
動画像を撮像する工程と、
撮像された各フレームの画像を外部装置に対して配信する工程と、
撮像された画像をメモリに格納する工程と、
前記外部装置において配信を行った前記画像上で指定された被写体を前記メモリに保持されている画像群から特定する工程と、
特定された前記被写体を追尾対象に設定する工程と、
を備えることを特徴とする情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、映像制作用のPTZ(パン・チルト・ズーム)撮像装置の普及に伴い、ネットワークを介して遠隔地に設置したPTZ撮像装置を制御するユースケースが広がっている。また、映像から人物などの被写体を検出し、被写体の移動に合わせて撮像装置のPTZ制御を行う自動追尾機能が普及している。
【0003】
特許文献1では、時系列に沿って取得された複数の画像から物体の軌跡や類似度を取得することで、追尾したい物体と他の物体の入れ替わりが発生した場合でも、追尾したい物体の追尾を再開することができる技術が開示されている。また、特許文献2では、追尾対象を見失った場合は、撮像装置をズームアウトさせて得られた画像から追尾対象を探索することで、追尾対象のロストを防止する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-96262号公報
特開2008-103890号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、これらの先行技術では、映像や信号の伝送による遅延時間は考慮されていない。これらの技術に用いられる自動追尾機能は一般的に画像認識によって動体を検出して追尾を行うため、操作者が遅延した映像を閲覧しながら追尾対象の変更を指示する際に既に追尾対象がフレームアウトしている場合などには追尾対象の変更を行うことができない。
【0006】
本発明は、ユーザにより指定された被写体が既に撮像領域内にない場合であってもその被写体の追尾を行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の目的を達成するために、例えば、一実施形態に係る撮像装置は以下の構成を備える。すなわち、動画像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された各フレームの画像を外部装置に対して配信する配信手段と、前記撮像手段により撮像された画像をメモリに格納する格納制御手段と、前記外部装置において配信を行った前記画像上で指定された被写体を前記メモリに保持されている画像群から特定する特定手段と、前記特定手段により特定された被写体を追尾対象に設定する設定手段と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
ユーザにより指定された被写体が既に撮像領域内にない場合であってもその被写体の追尾を行う。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1に係る撮像装置を含む撮像システムの構成の一例を示す図。
実施形態1に係る撮像装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図。
撮像装置による撮像画像と配信画像と間の遅延を説明するための図。
メモリに保持した画像から被写体の位置を推定する処理を説明するための図。
メモリに保持する被写体の位置情報の一例を説明するための図
実施形態1に係る撮像装置の機能構成の一例を示すブロック図。
実施形態1に係る遅延時間の推定処理の一例を示すフローチャート。
実施形態1に係る被写体の現在位置の推定処理の一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

キヤノン株式会社
撮像装置
25日前
キヤノン株式会社
通信装置
10日前
キヤノン株式会社
記録装置
4日前
キヤノン株式会社
撮像装置
13日前
キヤノン株式会社
現像装置
17日前
キヤノン株式会社
現像装置
17日前
キヤノン株式会社
撮像装置
3日前
キヤノン株式会社
現像装置
3日前
キヤノン株式会社
撮像装置
19日前
キヤノン株式会社
撮像装置
19日前
キヤノン株式会社
電子機器
今日
キヤノン株式会社
記録装置
13日前
キヤノン株式会社
撮像装置
13日前
キヤノン株式会社
アンテナ
24日前
キヤノン株式会社
撮像装置
21日前
キヤノン株式会社
撮像装置
24日前
キヤノン株式会社
搬送装置
今日
キヤノン株式会社
レンズ鏡筒
20日前
キヤノン株式会社
光走査装置
21日前
キヤノン株式会社
光電変換装置
12日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
13日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
有機発光素子
13日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
有機発光素子
4日前
キヤノン株式会社
光電変換装置
11日前
キヤノン株式会社
光電変換装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
11日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
続きを見る