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公開番号2024102913
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2023006983
出願日2023-01-20
発明の名称運転支援装置
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人
主分類B60W 40/06 20120101AFI20240725BHJP(車両一般)
要約【課題】移動体の安全性を向上させる運転支援装置を提供する。
【解決手段】本実施の形態に係る運転支援装置10は、ユーザの足が載置され、当該ユーザの体重を支持可能なデッキを含む移動体の運転支援処理を行う。運転支援装置10は、移動体が走行する路面の情報である路面情報を取得する取得部11と、ユーザがデッキ上に乗って走行しているときに、ユーザが足を路面に着くか否かを予測する予測部12と、ユーザが足を路面に着くことが予測されたとき、路面情報に基づいてユーザが足を着く複数の候補領域の安全性を評価する評価部13と、ユーザが足を着く緊急度を求める演算部14と、緊急度と複数の候補領域の安全性とを考慮して、複数の候補領域からユーザが足を着く推奨領域を特定する特定部15とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの足が載置され、当該ユーザの体重を支持可能なデッキを含む移動体の運転支援装置であって、
前記運転支援装置は、
前記移動体が走行する路面の情報である路面情報を取得する路面情報取得部と、
ユーザが前記デッキ上に乗って走行しているときに、ユーザが足を路面に着くか否かを予測する予測部と、
ユーザが足を路面に着くことが予測されたとき、前記路面情報に基づいてユーザが足を着く複数の候補領域の安全性を評価する評価部と、
ユーザが足を着く緊急度を求める演算部と、
前記緊急度と複数の前記候補領域の安全性とを考慮して、複数の前記候補領域からユーザが足を着く推奨領域を特定する特定部と、
を備える、
運転支援装置。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記移動体は立ち乗り式の移動体であって、
前記移動体が走行しているときの走行情報を取得する走行情報取得部と、
前記デッキに載置されたユーザの足の前記デッキ上における分布情報を取得する分布情報取得部とをさらに備え、
前記予測部は、前記走行情報及び前記分布情報の少なくともいずれか一方に基づいて、ユーザが足を路面に着くか否かを予測する、
請求項1に記載の運転支援装置。
【請求項3】
前記演算部は、前記走行情報に基づいて、ユーザが足を着く緊急度を求める、請求項2に記載の運転支援装置。
【請求項4】
前記分布情報に基づいて、前記デッキ上に載置される足に着用している靴の種類を判別する判別部をさらに備え、
前記特定部は、判別された靴の種類をさらに考慮して、前記推奨領域を特定する、
請求項2に記載の運転支援装置。
【請求項5】
前記推奨領域に足を着けたときのユーザの停止姿勢の安定性を判定する状態判定部をさらに備える、
請求項1に記載の運転支援装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、運転支援装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
運転の安全性を向上させる技術として、運転者に対する運転支援動作を実行する技術がある。例えば、特許文献1には、リーン車両が今後停止することが予想される場合、リーン車両が走行する路面の情報である路面情報を取得し、路面情報に基づいて、リーン車両が停止する際にライダーの足が路面に着く時の危険度を評価し、危険度が基準より高い場合、ライダーに対する停止支援動作をライダー支援システムに実行させる。停止支援動作としては、例えば、ライダーの足が路面に着く位置の推奨位置を示す情報をライダーに対して報知する報知動作が含まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-177644号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、マイクロモビリティ装置と呼ばれる1人乗りの超小型移動体の開発が増大している。このような移動体として、例えば、電動キックボード(登録商標)や電動キックスクーターと呼ばれる動力ユニット付きの立ち乗り式の移動体がある。電動キックボードは、主な構成として、車輪付きのデッキと、車輪を操舵可能なハンドルとを含む。運転者は、デッキに足を置いて、立った状態で走行することができる。
【0005】
電動キックボードでの走行中、運転者は、路面の凹凸や横風等によりふらつき、バランスを崩して地面に足を着けることがある。この際、足を着いた場所の状態が悪いと、滑って転倒するおそれがある。
【0006】
本開示は上記の点に鑑みなされたものであり、ユーザの足が載置され、当該ユーザの体重を支持可能なデッキを含む移動体の安全性を向上させる運転支援装置を提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態にかかる運転支援装置は、ユーザの足が載置され、当該ユーザの体重を支持可能なデッキを含む移動体の運転支援装置であって、前記運転支援装置は、前記移動体が走行する路面の情報である路面情報を取得する路面情報取得部と、ユーザが前記デッキ上に乗って走行しているときに、ユーザが足を路面に着くか否かを予測する予測部と、ユーザが足を路面に着くことが予測されたとき、前記路面情報に基づいてユーザが足を着く複数の候補領域の安全性を評価する評価部と、ユーザが足を着く緊急度を求める演算部と、前記緊急度と複数の前記候補領域の安全性とを考慮して、複数の前記候補領域からユーザが足を着く推奨領域を特定する特定部とを備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、ユーザの足が載置され、当該ユーザの体重を支持可能なデッキを含む移動体の安全性を向上させる運転支援装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る運転支援装置を備える立ち乗り式移動体の一例を示す図である。
実施形態に係る運転支援装置の概略構成を示すブロック図である。
移動体での走行時に足を着く候補領域の安全性のランクを説明する図である。
移動体での走行時に足を着く緊急度を説明する図である。
緊急度のランクと足を着く領域のランクとの対応関係を示す図である。
実施形態に係る運転支援方法を説明するフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る運転支援装置及び運転支援方法について説明する。ただし、本開示が以下の実施形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
(【0011】以降は省略されています)

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