TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024101930
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-30
出願番号2023006161
出願日2023-01-18
発明の名称疲労判定装置、疲労判定方法、疲労判定プログラム、及び疲労判定システム
出願人株式会社タニタ
代理人個人,個人
主分類A61B 5/16 20060101AFI20240723BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】 被測定者の疲労をより正確に判定できる、疲労判定装置、疲労判定方法、疲労判定プログラム、及び疲労判定システムを提供する。
【解決手段】 疲労判定システム10は、ウェアラブルセンサ12によって被測定者の歩数、脈拍数、及び活動量を測定するが測定する。そして、疲労判定システム10は、ウェアラブルセンサ12によって測定された被測定者の歩数、脈拍数、及び活動量に基づいて、被測定者の単位時間当たりの負担度を判定し、負担度の時間変化に基づいて被測定者の疲労度を判定する疲労判定方法。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
被測定者の動作情報及び身体情報の少なくとも一方に基づいて、前記被測定者の単位時間当たりの負担度を判定する負担度判定手段と、
前記負担度の時間変化に基づいて、前記被測定者の疲労度を判定する疲労度判定手段と、
を備える疲労判定装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記負担度判定手段は、前記被測定者の身体的な負担を示す身体的負担度、及び前記被測定者の精神的な負担を示す精神的負担度を判定し、
前記疲労度判定手段は、前記身体的負担度の時間変化に基づいて、前記被測定者の身体的疲労度を判定し、前記精神的負担度の時間変化に基づいて、前記被測定者の精神的疲労度を判定する、
請求項1に記載の疲労判定装置。
【請求項3】
前記負担度判定手段は、前記被測定者の歩数、脈拍数、及び活動量に基づいて前記負担度を判定する、請求項1又は請求項2に記載の疲労判定装置。
【請求項4】
前記負担度判定手段は、単位時間当たりの、前記被測定者の歩数、脈拍数、及び活動量のそれぞれを正規化した値を用いて前記負担度を判定する、請求項1または2に記載の疲労判定装置。
【請求項5】
前記負担度判定手段は、前記被測定者の前記動作情報及び前記身体情報に基づいて分類される前記被測定者の単位時間当たりの活動状態を用いて、前記負担度を判定する、請求項1又は請求項2に記載の疲労判定装置。
【請求項6】
前記活動状態は、
前記被測定者の脈拍が測定できない第1状態、
前記被測定者の脈拍が測定できて活動量が相対的に小さく、かつ歩数がない第2状態、
前記被測定者の脈拍が測定できて活動量が相対的に大きく、かつ歩数がない第3状態、
前記被測定者の脈拍が測定できて活動量が相対的に大きく、かつ歩数が所定値未満である第4状態、
前記被測定者の脈拍が測定できて活動量が相対的に大きく、かつ歩数が所定値以上である第5状態、
に分類される、請求項5に記載の疲労判定装置。
【請求項7】
前記負担度判定手段は、
前記被測定者の前記第2状態及び前記第3状態を含まずに前記被測定者の身体的な負担を示す身体的負担度を判定し、
前記被測定者の前記第2状態及び前記第3状態を含み、第5状態を含まずに前記被測定者の精神的な負担を示す精神的負担度を判定する、請求項6に記載の疲労判定装置。
【請求項8】
前記疲労度判定手段は、前記負担度判定手段によって判定された前記負担度が入力されるモデルによって前記疲労度を判定し、
前記モデルは、前記被測定者が入力する自身の主観的な前記疲労度に基づいて修正される、請求項1又は請求項2に記載の疲労判定装置。
【請求項9】
前記疲労度判定手段は、機械学習により生成された疲労判定モデルに、所定時間内における負担度の時間変化を入力することで前記疲労度を判定する、請求項1又は請求項2に記載の疲労判定装置。
【請求項10】
前記負担度判定手段は、前記前記被測定者の前記動作情報及び前記身体情報の測定結果が入力される負担判定モデルによって前記負担度を判定し、
前記疲労度判定手段は、前記負担度判定手段によって判定された前記負担度が入力される疲労判定モデルによって前記疲労度を判定し、
前記負担判定モデル及び前記疲労判定モデルの少なくとも一方は、前記被測定者の労働状態に基づいて前記被測定者毎に調整される、請求項1又は請求項2に記載の疲労判定装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、疲労判定装置、疲労判定方法、疲労判定プログラム、及び疲労判定システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、被測定者の疲労を判定する装置の開発が進んでいる。
【0003】
特許文献1には、ユーザーがトレーニングの実施中に疲労度や回復状態を確認する運動支援システムが記載されている。この運動支援システムは、ユーザーの現在の疲労状態に関する疲労度情報、現在の疲労状態の改善に必要な回復期間、及びユーザーが運動を実施しているときのユーザーの脈拍情報に基づいた運動の負荷を表す負荷情報に基づいて、ユーザーに報知を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-033565号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の疲労判定装置よりも、より正確に被測定者の疲労を判定することが求められている。
【0006】
そこで、本発明は、被測定者の疲労をより正確に判定できる、疲労判定装置、疲労判定方法、疲労判定プログラム、及び疲労判定システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様の疲労判定装置は、被測定者の動作情報及び身体情報の少なくとも一方に基づいて、前記被測定者の単位時間当たりの負担度を判定する負担度判定手段と、前記負担度の時間変化に基づいて、前記被測定者の疲労度を判定する疲労度判定手段と、を備える。
【0008】
被測定者の負担は時間と共に蓄積され、それが疲労となる。そこで、本構成は、被測定者の負担度の推移に基づいて被測定者の疲労度を判定するので、被測定者の疲労をより正確に判定できる。なお、一例として、動作情報は歩数、活動量等であり、身体情報は脈拍数等である。
【0009】
第2態様の疲労判定装置は第1態様の疲労判定装置において、前記負担度判定手段は、前記被測定者の身体的な負担を示す身体的負担度、及び前記被測定者の精神的な負担を示す精神的負担度を判定し、前記疲労度判定手段は、前記身体的負担度の時間変化に基づいて、前記被測定者の身体的疲労度を判定し、前記精神的負担度の時間変化に基づいて、前記被測定者の精神的疲労度を判定してもよい。本構成によれば、被測定者の負担として身体的負担及び精神的負担に分けるので、被測定者の疲労をより正確に判定できる。
【0010】
第3態様の疲労判定装置は第1態様又は第2態様の疲労判定装置において、前記負担度判定手段は、前記被測定者の歩数、脈拍数、及び活動量に基づいて前記負担度を判定してもよい。本構成によれば、例えば、被測定者に装着されるウェアラブルセンサを用いて、被測定者の疲労をより正確に判定できる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
錠剤撒き器
11日前
個人
男性用下着
2か月前
個人
穿刺補助具
2か月前
個人
入れ歯
3か月前
個人
蓋付きしびん
3か月前
個人
エアリフター
6か月前
個人
聴診器
3か月前
個人
段差昇降装置
6か月前
個人
逆流防止用具
6か月前
個人
介護浴槽
4か月前
個人
挟圧手工爪矯正具
12日前
株式会社コロナ
脱臭機
8日前
個人
入浴介護補助装置
3か月前
個人
排便漏れ予防装具
2か月前
個人
鼻腔拡張具
6か月前
個人
鼻腔拡張具
18日前
個人
マウスピース
2か月前
個人
座椅子脱着式車椅子
3か月前
株式会社コーセー
組成物
6か月前
個人
電動式孫の手
6か月前
個人
口腔ケア用歯ブラシ
18日前
個人
透析装置の洗浄方法
6か月前
株式会社東亜産業
温熱具
6か月前
個人
スプレー式目薬容器
4か月前
個人
マッサージガン保持具
4か月前
株式会社ニデック
眼科装置
1日前
株式会社ダリヤ
皮膚洗浄剤
4日前
株式会社ニデック
眼科装置
3か月前
個人
根管治療用のファイル
5か月前
個人
圧排器具
2か月前
個人
弾性材一体コルセット
5か月前
株式会社いうら
介助リフト
5か月前
株式会社ニデック
検眼装置
6か月前
オンキヨー株式会社
聴診器
6か月前
株式会社東洋新薬
皮膚外用剤
5か月前
オンキヨー株式会社
電子機器
6か月前
続きを見る