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公開番号2024101783
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-30
出願番号2023005913
出願日2023-01-18
発明の名称電子機器
出願人ニデックモビリティ株式会社
代理人個人
主分類H01F 30/10 20060101AFI20240723BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】放熱性を向上させた電子機器を実現する。
【解決手段】電子機器(1)は、1次コイル(3)と、2次コイル(4)と、コア(2)と、ボビン(33,44)と、を備えている。第1バスバー(41)は、第1グランド端子(411)を有している。第2バスバー(42)は、第2グランド端子(421)を有している。第1グランド端子(411)及び第2グランド端子(421)は、上面視において互いに重ならないように、ボビン(33,44)から略同一方向に突出して配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
1次コイルと、
第1バスバーと、第2バスバーと、前記第1バスバー及び前記第2バスバーを収容するボビンと、を有する2次コイルと、
前記1次コイルと前記2次コイルとを磁気結合するコアと、
を備え、
前記第1バスバーは、グランドに接続される第1グランド端子を有し、
前記第2バスバーは、グランドに接続される第2グランド端子を有し、
前記第1グランド端子及び前記第2グランド端子は、上面視において互いに重ならないように、前記ボビンから略同一方向に突出して配置されていることを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記第1グランド端子と前記第2グランド端子とは、前記電子機器の高さ方向において異なる位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記電子機器は、電子装置の支持基台に取り付けられるものであって、
前記2次コイルは、前記支持基台に設けられた支持部材に支持され、
前記第1グランド端子は、第1ネジ孔を有し、前記第1ネジ孔に挿通された第1ネジにより、前記支持部材に締結され、
前記第2グランド端子は、第2ネジ孔を有し、前記第2ネジ孔に挿通された第2ネジにより前記支持部材に締結されることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記ボビンは、ネジ孔が設けられたカラーを有し、
前記カラーは、前記ボビンにおける前記第1ネジ孔及び前記第2ネジ孔とは反対側に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記電子機器は、前記支持基台の上面に設けられた載置面に接続されるものであって、
前記第1バスバーは、第1出力端子を有し、
前記第2バスバーは、第2出力端子を有し、
前記第1出力端子及び前記第2出力端子は、それぞれ超音波溶接により前記載置面に接続されていることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電子機器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、1次側コイルが収納されるケースの円筒部に、一対の2次側コイルの各グランド端子を嵌合させて位置決めするガイド部が一体に形成されたトランスについて記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-185725号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のトランスでは、一対の2次側コイルの各グランド端子が積層されて配置されている。このため、特許文献1のトランスには、2次側コイルの放熱性が悪いという課題がある。
【0005】
本開示は、放熱性を向上させた電子機器を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本開示の態様1に係る電子機器は、1次コイルと、第1バスバーと、第2バスバーと、前記第1バスバー及び前記第2バスバーを収容するボビンと、を有する2次コイルと、前記1次コイルと前記2次コイルとを磁気結合するコアと、を備えている。前記第1バスバーは、グランドに接続される第1グランド端子を有している。前記第2バスバーは、グランドに接続される第2グランド端子を有している。前記第1グランド端子及び前記第2グランド端子は、平面視にて互いに重ならないように、前記ボビンから略同一方向に突出して配置されている。
【0007】
上記構成によれば、第1バスバーの第1グランド端子及び第2バスバーの第2グランド端子が、上面視において互いに重ならないように、ボビンから略同一方向に突出して配置されているので、第1グランド端子及び第2グランド端子が上下方向に積層された従来の構成よりも、第1グランド端子及び第2グランド端子と、2次コイルを支持する支持部材との接触面積が増加する。これにより、第1バスバー及び第2バスバーの放熱面積を大きくでき、電子機器の放熱性を向上させることができる。
【0008】
本開示の態様2に係る電子機器では、前記第1グランド端子と前記第2グランド端子とは、前記電子機器の高さ方向において異なる位置に配置されている。
【0009】
上記構成によれば、従来のように第1グランド端子及び第2グランド端子が積層された構成ではないため、第2グランド端子を第1グランド端子側に屈曲させて、第1グランド端子及び第2グランド端子のトランスの高さ方向の位置を調整する必要がない。従って、第2バスバーを屈曲させる工程を省略できるので、電子機器の製造性を向上できる。
【0010】
本開示の態様3に係る電子機器では、前記電子機器は、電子装置の支持基台に取り付けられるものであって、前記2次コイルは、前記支持基台に設けられた支持部材に支持され、前記第1グランド端子は、第1ネジ孔を有し、前記第1ネジ孔に挿通された第1ネジにより、前記支持部材に締結され、前記第2グランド端子は、第2ネジ孔を有し、前記第2ネジ孔に挿通された第2ネジにより前記支持部材に締結される。
(【0011】以降は省略されています)

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