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公開番号2024100868
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-26
出願番号2024081468,2020104211
出願日2024-05-20,2020-06-17
発明の名称在庫商品推定期限算出方法、在庫商品推定期限算出システム、及びプログラム
出願人株式会社シノプス
代理人弁理士法人ユニアス国際特許事務所
主分類G06Q 30/06 20230101AFI20240719BHJP(計算;計数)
要約【課題】在庫商品の推定期限を算出する技術を提供する。
【解決手段】在庫商品推定期限算出方法は、在庫商品の在庫数を含む在庫数データと、入荷日及び入荷数を含む入荷履歴データと、前記入荷日から期限を算出するための商品期限データとに基づき、前記在庫商品の推定期限を算出するステップを含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
1又は複数のプロセッサが実行する方法であって、
在庫商品の在庫数を含む在庫数データと、入荷日及び入荷数を含む入荷履歴データと、前記入荷日から期限を算出するための商品期限データとに基づき、前記在庫商品の推定期限を算出するステップ
を含む、在庫商品推定期限算出方法。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
(a1)前記在庫数データの前記在庫数を、前記入荷履歴データの前記入荷数に対して前記入荷日の新しい順で対応付けし、前記在庫数に対応する第1最古入荷日を特定するステップと、
(a2)特定された前記第1最古入荷日に基づき前記在庫商品の最古推定期限を算出するステップと、
を含む、請求項1に記載の在庫商品推定期限算出方法。
【請求項3】
(a3)前記特定された第1最古入荷日よりも更に、少なくとも1回以上の過去入荷分を加味した第2最古入荷日を特定するステップを含み、
前記(a2)において、前記(a3)で特定された前記第2最古入荷日に基づき前記在庫商品の最古推定期限を算出する、
請求項2に記載の在庫商品推定期限算出方法。
【請求項4】
前記期限は、消費期限、賞味期限、売場からの撤去期限、及び値引き開始期限のうちの少なくともいずれか1つを含む、請求項1~3のいずれかに記載の在庫商品推定期限算出方法。
【請求項5】
請求項1~4のいずれかに記載の方法を実行する1又は複数のプロセッサを備える、在庫商品推定期限算出システム。
【請求項6】
請求項1~4のいずれかに記載の方法を1又は複数のプロセッサに実行させる、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、在庫商品推定期限算出方法、在庫商品推定期限算出システム及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
現在、コンビニエンスストア等の多くの小売業者の店舗においてPOS(Point of Sales)システムが普及しており、特許文献1に記載のシステムのように、収集された商品の売上データは様々に活用されている。
【0003】
コンビニエンスストアで取り扱う商品のうちの大半の商品は、メーカーとの連携によって実商品毎に賞味期限などの期限がシステムにおいて管理されている。このように期限が実商品毎に管理されている場合には、販売時にレジで商品コードがスキャンされることによって、当該商品が期限切れであるかをシステムが判断でき、期限切れ商品の販売を阻止することがなされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6275078号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方、コンビニエンスストア以外の多くの小売業者(例えば、スーパーやドラッグストア等)の店舗では、コンビニエンスストアのような実商品毎の期限の管理が行われていないことが大半である。よって、期限切れ商品を販売しないように、人手チェックによって可能な限りの努力がなされているが、多大な労力が必要であるうえ、人手不足により十分とはいえない。
【0006】
期限切れチェック作業ではないが、正確な在庫数の把握のために、定期的に棚卸が実施される。例えば在庫数が約10万個であると仮定すれば、10万個の在庫数の計数には約80人時間かかる。80人時間は、10人でやれば8時間であり、一晩で完了する。ここで、棚卸の計数時に賞味期限チェックも合わせて実施することが好ましいと考えられるが、賞味期限チェックは時間がかかる。発明者らの実験によれば、在庫数の計数と共に期限チェックを実施すると、計数のみを行う通常の棚卸に比べて5倍以上の時間が必要となることが分かった。このように、棚卸時に期限チェックを合わせて実施することは、費用及び時間の観点から難しい。したがって、現時点において多大な費用及び時間を掛けずに、在庫商品の期限チェックを実施する有効な手段がない。
【0007】
本開示は、在庫商品の推定期限を算出する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の在庫商品推定期限算出方法は、1又は複数のプロセッサが実行する方法であって、在庫商品の在庫数を含む在庫数データと、入荷日及び入荷数を含む入荷履歴データと、前記入荷日から期限を算出するための商品期限データとに基づき、前記在庫商品の推定期限を算出するステップを含む。
【図面の簡単な説明】
【0009】
在庫情報提供システムを示すブロック図。
システムが実行する、在庫情報を提供する処理を示すフローチャート。
商品Aの製造日、入荷制限、賞味期限、その他の各種期限の関係を示す図。
第1及び第2最古入荷日、最古推定期限の算出に関する説明図。
在庫商品の期限情報確認画面の第1例を示す図。
在庫商品の期限情報確認画面の第2例を示す図。
在庫商品の期限情報確認画面の第3例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本実施形態の期限切れ在庫情報提供システム1について、図面を参照して説明する。本実施形態では、賞味期限を有する在庫商品を取り扱う、スーパーマーケットなどの小売店舗に利用されるシステムについて、例を挙げて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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