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公開番号2024098291
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-23
出願番号2023001702
出願日2023-01-10
発明の名称防除装置
出願人国立大学法人東北大学,国立大学法人大阪大学
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A01M 1/00 20060101AFI20240716BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】対象を広い範囲において殺虫可能な防除装置を提供する。
【解決手段】防除装置は、光を用いて対象の殺虫を行う防除装置であって、青色を含むレーザー光を出射する光源装置と、前記光源装置から出射されたレーザー光を前記対象に向けて照射する照射部材と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
光を用いて対象の殺虫を行う防除装置であって、
青色を含むレーザー光を出射する光源装置と、
前記光源装置から出射されたレーザー光を前記対象に向けて照射する照射部材と、を備える、
防除装置。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記光源装置は、マルチモードの半導体レーザーを有する、
請求項1に記載の防除装置。
【請求項3】
前記照射部材は、前記光源装置から出射されたレーザー光を前記対象に向けて散乱させる散乱ファイバーである、
請求項1または2に記載の防除装置。
【請求項4】
前記光源装置は、波長が互いに異なる複数のレーザー光を出射可能である、
請求項1または2に記載の防除装置。
【請求項5】
前記光源装置は、出射するレーザー光の波長を変更可能である、
請求項1または2に記載の防除装置。
【請求項6】
前記光源装置から出射されたレーザー光を前記照射部材まで中継する中継部材をさらに備える、
請求項1または2に記載の防除装置。
【請求項7】
前記光源装置は、370nm~500nmの範囲内の波長を有するレーザー光を出射可能である、
請求項1または2に記載の防除装置。
【請求項8】
前記光源装置は、600nm~950nmの範囲内の波長を有するレーザー光を出射可能である、
請求項1または2に記載の防除装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、防除装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、青色光を用いて対象(害虫)の駆除を行う殺虫技術が開示されている。特許文献2には、青色光を発する発光ダイオード(LED:Light-Emitting Diode)を用いた防除装置が開示されている。発光ダイオードを用いたこの防除装置によれば、粉体や塵埃等が溜まりやすく害虫が生息しやすい狭隘な個所(例えば、食品加工機の内部等)でも効率的に青色光を照射し、害虫を駆除することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6118239号公報
特許第6796514号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、対象の殺虫のための青色光の光源としては発光ダイオードが最適であると考えられていた。しかしながら、発光ダイオード1素子あたりの出力強度を考慮すると、圃場や栽培施設、大規模施設等の広い範囲において害虫の駆除に有効な強度の青色光を確保するためには、膨大な数の発光ダイオードが必要となる場合があった。また、例えば下水施設のように、害虫の発生箇所と光源との間の距離が長い場合には、発光ダイオードの出力強度では害虫の発生箇所まで有効な強度の青色光を届けることが困難となる場合があった。
【0005】
本発明は、このような事情を考慮してなされ、対象を広い範囲において殺虫可能な防除装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の態様1に係る防除装置は、光を用いて対象の殺虫を行う防除装置であって、青色を含むレーザー光を出射する光源装置と、前記光源装置から出射されたレーザー光を前記対象に向けて照射する照射部材と、を備える。
【0007】
本発明の態様1によれば、発光ダイオードの出力強度よりも高い強度を有するレーザー光を用いて、対象の殺虫を行うことができる。したがって、対象を広い範囲において殺虫可能な防除装置を提供できる。
【0008】
また、本発明の態様2は、態様1の防除装置において、前記光源装置は、マルチモードの半導体レーザーを有する。
【0009】
また、本発明の態様3は、態様1または態様2の防除装置において、前記照射部材は、前記光源装置から出射されたレーザー光を前記対象に向けて散乱させる散乱ファイバーである。
【0010】
また、本発明の態様4は、態様1から態様3のいずれか一つの防除装置において、前記光源装置は、波長が互いに異なる複数のレーザー光を出射可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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