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公開番号2024096591
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-17
出願番号2023000170
出願日2023-01-04
発明の名称転圧車両
出願人酒井重工業株式会社
代理人弁理士法人信栄事務所
主分類E01C 19/26 20060101AFI20240709BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】液体の散布不足や撒き過ぎを防止する転圧車両を提供する。
【解決手段】舗装面30を締め固める転圧車両10は、転圧輪12の表面に液体を散布する液体散布装置14を備えている。液体散布装置14は、転圧車両10が走り始めてから停止するために減速を開始するまでの間において、走り始めてから所定時間、液体を散布し、所定時間経過後、液体の散布を停止し液体の散布の停止状態を維持する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
舗装面を締め固める転圧車両であって、
転圧輪の表面に液体を散布する液体散布装置を備えており、
前記液体散布装置は、前記転圧車両が走り始めてから停止するために減速を開始するまでの間において、走り始めてから所定時間、液体を散布し、前記所定時間経過後前記液体の散布を停止し前記液体の散布の停止状態を維持する、転圧車両。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記液体散布装置は、前記転圧車両の減速開始後に前記液体を散布する、請求項1に記載の転圧車両。
【請求項3】
前記所定時間を調整可能な所定時間設定部をさらに備える、請求項1または請求項2に記載の転圧車両。
【請求項4】
前記液体散布装置は、前後進レバーの位置および車速の少なくとも一つに基づいて、前記液体の散布を開始する、請求項1または請求項2に記載の転圧車両。
【請求項5】
前記液体の散布の停止状態にかかわらず前記液体散布装置に液体を散布させる、オペレータによって操作可能な割り込み操作部をさらに備える、請求項1または請求項2に記載の転圧車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、転圧車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、走行しながらアスファルト合材で形成された舗装面を転圧輪により締め固める転圧車両を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-203188号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、転圧車両により道路等をアスファルト舗装する際に、転圧輪が乾いた状態で舗装面の転圧を行うと、アスファルト合材が転圧輪の表面に付着し、そのまま転圧を続けるとその付着物が舗装面の平坦性及び平滑性を損ねることになる。
【0005】
そこで、従来から、転圧輪の表面にアスファルト付着防止剤や水などの液体を散布することにより、転圧輪の表面へのアスファルト合材の付着を防止している。しかしながら、液体の散布不足や液体の撒き過ぎにより、舗装面の品質を低下させてしまうことがある。
【0006】
本開示の目的は、液体の散布不足や撒き過ぎを防止する転圧車両を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するための一態様は、舗装面を締め固める転圧車両であって、
転圧輪の表面に液体を散布する液体散布装置を備えており、
前記液体散布装置は、前記転圧車両が走り始めてから停止するために減速を開始するまでの間において、走り始めてから所定時間、液体を散布し、前記所定時間経過後前記液体の散布を停止し前記液体の散布の停止状態を維持する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、液体の散布不足や撒き過ぎを防止する転圧車両を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る転圧車両の構成を示す側面図を例示している。
制御部により実行される液体散布動作の制御フローを例示している。
液体散布を実行する回路構成を例示している。
液体散布を実行する回路構成の別例を示している。
制御部により実行される液体散布動作の制御フローの別例を示している。
液体散布を実行する回路構成の別例を示している。
制御部により実行される液体散布動作の制御フローの別例を示している。
液体散布を実行する回路構成の別例を示している。
【発明を実施するための形態】
【0010】
添付の図面を参照しつつ、実施形態例について以下詳細に説明する。以下の説明に用いられる各図面においては、各要素を認識可能な大きさとするために縮尺が適宜変更されている。図面において、矢印Uは、図示された構造の上方向を示している。矢印Dは、図示された構造の下方向を示している。矢印Fは、図示された構造の前方向を示している。矢印Bは、図示された構造の後方向を示している。これらの方向は、図1に示された転圧車両10について設定された相対的な方向であり、転圧車両10の運転席17に座った運転者(オペレータ)が向く方向を、転圧車両10の前方向とする。
(【0011】以降は省略されています)

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