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公開番号2024095247
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022212391
出願日2022-12-28
発明の名称表示方法及び表示装置
出願人株式会社デンソーテン
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H04N 21/431 20110101AFI20240703BHJP(電気通信技術)
要約【課題】解像度と放送方式の異なる同一内容番組(コンテンツ)の放送を放送波の受信状態に応じて切り替え表示する場合に、状況においてより適切な放送の表示を選択すること。
【解決手段】実施形態に係る切り替え方法は、車両に設置され、同一コンテンツを異なる映像解像度と放送方式で放送する第1の番組と第2の番組の放送波を受信可能な受信装置の表示方法である。受信装置は、第1の番組を視聴中に、第1の番組の受信強度が予め設定された第1の閾値以下になった場合、第2の番組を表示し、その後第1の番組の受信強度が第1の閾値以上である第2の閾値以上になった場合に、第1の番組を表示する。受信装置は、受信装置の位置が第1の番組を受信していた放送局の放送波の受信可能範囲の境界付近である場合には、第1の番組の受信強度が第2の閾値以上となった場合であっても第2の番組の表示を継続する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車両に設置され、同一コンテンツを異なる映像解像度と放送方式で放送する第1の番組と第2の番組の放送波を受信可能な受信装置の表示方法であって、
前記第1の番組を視聴中に、前記第1の番組の受信強度が予め設定された第1の閾値以下になった場合、前記第2の番組を表示し、その後前記第1の番組の受信強度が前記第1の閾値以上である第2の閾値以上になった場合に、前記第1の番組を表示し、
前記受信装置の位置が前記第1の番組を受信していた放送局の前記放送波の受信可能範囲の境界付近である場合には、前記第1の番組の受信強度が前記第2の閾値以上となった場合であっても前記第2の番組の表示を継続する
表示方法。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
車両に設置され、同一コンテンツを異なる映像解像度と放送方式で放送する第1の番組と第2の番組の放送波を受信可能な受信装置の表示方法であって、
前記第1の番組を視聴中に、前記第1の番組の受信強度が予め設定された第1の閾値以下になった場合、前記第2の番組を表示し、その後前記第1の番組の受信強度が前記第1の閾値以上である第2の閾値以上になった場合に、前記第1の番組を表示し、
前記第2の番組が緊急放送を受信している場合には、前記第1の番組の受信強度が前記第2の閾値以上となった場合であっても前記第2の番組の表示を継続する
表示方法。
【請求項3】
前記受信装置は、
表示している第1の放送波の受信強度が第1の閾値以下になった場合であって、第2の放送波の受信強度が予め設定された第1の閾値以上の場合に、前記第2の放送波に切り替えて表示し、
表示している第1の放送波の受信強度が第1の閾値以下になった場合であって、第2の放送波の受信強度が予め設定された第1の閾値以下の場合に、警告、または、表示を消す
請求項1又は2に記載の表示方法。
【請求項4】
前記第1の番組は、前記第2の番組より解像度が高い番組である、
請求項1又は2に記載の表示方法。
【請求項5】
前記第1の番組は、4Kテレビジョン放送で、前記第2の番組は、2Kテレビジョン放送である、
請求項1又は2に記載の表示方法。
【請求項6】
前記受信装置は、
表示する放送波を切り替える際に、放送波を切り替えることを示すメッセージを出力させる
請求項1又は2に記載の表示方法。
【請求項7】
前記受信装置は、
ユーザごとの、前記第1の番組及び前記第2の番組のそれぞれの好みの度合いを学習し、
前記好みの度合いが大きい番組が優先して表示されるように、放送波の切り替えを制御する
請求項1又は2に記載の表示方法。
【請求項8】
前記受信装置は、
ユーザごとの、前記第1の番組を表示した時間と、前記第2の番組を表示した時間との割合に基づき、前記好みの度合いを学習する
請求項7に記載の表示方法。
【請求項9】
前記受信装置は、
ユーザごとの、前記第1の番組の放送波と前記第2の番組の放送波との間のユーザの操作に基づく切り替えの発生回数に基づき、前記好みの度合いを学習する
請求項7に記載の表示方法。
【請求項10】
前記受信装置は、
前記好みの度合いを、放送波に基づくコンテンツが提供されるエリア、コンテンツが提供される時間帯、及びコンテンツの種別の少なくともいずれかの条件に対応付けて学習し、
前記条件に合致するコンテンツであって、前記好みの度合いが大きい放送波に基づくコンテンツが優先して表示されるように、放送波の切り替えを制御する
請求項7に記載の表示方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示方法及び表示装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
昨今、地上波デジタルテレビ放送の4K放送の規格化が進み、2K放送とは異なる方式が有力視されている。例えば、4K放送と2K放送は、異なる帯域(同じ物理CHではなく、異なる物理CHで電波発射される)となる可能性がある。
【0003】
また、複数の放送局から適正な放送局を自動選局する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平6-268934号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
4K放送といった高品質の放送が開始され、同一内容の番組であっても解像度と放送方式の異なる複数の放送(例えば4K放送と2K放送)が受信可能となった場合に、複数の放送の同一内容番組(コンテンツ)を切り替えて表示することが考えられる。例えば、特許文献1のような、親局とサテライト局の受信中の放送について受信状態を監視し、同じ放送局の電波品質の良い方に切り替える方法を採用することが考えられる。このような解像度と放送方式の異なる複数の放送が受信可能な場合では、基本的には高解像度である方の放送を優先して表示した方が良いが、状況によっては低解像度の放送の表示を維持した方がよい場合がある。例えば、受信装置の位置が、高解像度の放送における放送局の放送波の受信可能範囲の境界付近である場合は、高解像度の放送と低解像度の放送の切り替えが頻繁に発生してしまう可能性がある。また、災害発生時には、放送の安定性が高く、緊急放送が放送される可能性が高い低解像度の放送を受信していた方が良い。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、解像度と放送方式の異なる同一内容番組(コンテンツ)の放送を放送波の受信状態に応じて切り替え表示する場合に、状況においてより適切な放送の表示を選択することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の一態様に係る切り替え方法は、車両に設置され、同一コンテンツを異なる映像解像度と放送方式で放送する第1の番組と第2の番組の放送波を受信可能な受信装置の表示方法である。受信装置は、第1の番組を視聴中に、第1の番組の受信強度が予め設定された第1の閾値以下になった場合、第2の番組を表示し、その後第1の番組の受信強度が第1の閾値以上である第2の閾値以上になった場合に、第1の番組を表示する。受信装置は、受信装置の位置が第1の番組を受信していた放送局の放送波の受信可能範囲の境界付近である場合には、第1の番組の受信強度が第2の閾値以上となった場合であっても第2の番組の表示を継続する。
【発明の効果】
【0008】
実施形態の一態様によれば、解像度と放送方式の異なる同一内容番組(コンテンツ)の放送を放送波の受信状態に応じて切り替え表示する場合に、状況においてより適切な放送の表示を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、放送波の受信について説明する図である。
図2は、放送波の受信品質に応じた動作を説明する図である。
図3は、放送波の受信品質に応じた動作を説明するフローチャートである。
図4は、実施形態に係る受信装置の構成の一例を示す図である。
図5は、チャンネルリストの一例を示す図である。
図6は、嗜好DBの一例を示す図である。
図7は、受信するコンテンツの切り替えについて説明する図である。
図8は、メッセージの一例を示す図である。
図9は、放送波の制御方法を選択するインタフェースの一例を示す図である。
図10は、実施形態に係る受信装置の処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して、実施形態に係る切り替え方法及び受信装置について詳細に説明する。なお、本実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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